おはようございます。
今回は、夏の日差しを味方につけたユッカ属の観葉植物「ユッカ・エレファンティペス」通称ユッカの様子をご紹介します。
今年はかなりの猛暑で日差しも強く、順化させ日当たりに慣れているはずの植物すら8月下旬から葉焼けしてしまう状態でした。
しかしその日差しをたっぷりと浴びてイキイキとした様子へ姿を変えたのがUCHIのユッカ・エレファンティペスです。
ですが残念なこともあり、転倒させて葉の色つやが悪く幹がブニョブニョだった背の低い株は、状態が改善することなく根腐れして枯れてしまいました。
このように2株は夏に明暗が分かれましたが、夏の日差しを味方につけた背の高い株は元気に過ごしていますので、簡単なお手入れをして、その様子をご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのユッカ・エレファンティペス
- ユッカ・エレファンティペスのお手入れ
- お手入れしたユッカ・エレファンティペス
UCHIのユッカ・エレファンティペス
UCHIのユッカ・エレファンティペスは2020年1月29日に、転倒させてしまった冬の様子をご紹介しました。
そしてこのご紹介でも弱々しい姿になっていた背の低い株は、冒頭でもお伝えしたように、幹の根元がよりブニョブニョになり、根腐れして枯れてしまいました。
またその背の低い株から切り取ったわき芽を挿し木にしましたが、そちらもうまく根付かず、春に変色して枯れてしまいました。
しかし暗い話ばかりではありません。
今年は猛暑でしたが、その日差しを屋外で遮光せずたっぷり浴びた背の高い株は、以前とは見違える姿へと変化を遂げています。
それでは前回のご紹介から約7ヶ月半が経った、UCHIのユッカ・エレファンティペスこと通称ユッカの様子をご紹介します。
こちらが見違える姿へと変化を遂げたUCHIのユッカの様子です。
何が見違えるかというと、この写真のように上半分ぐらいの葉がシャキッと上向きになっていることです。
本来元気なユッカは葉が折れて垂れ下がるような姿ではなく、このように葉がシャキッと上向きになっています。
以前の折れて下向きだった葉は順次切り取ってこのように整えたので、今は葉がやや少ないような気もしますが、まずまずの成果だと考えています。
しかし以前は隣に背の低い株が並んで過ごしていて、根腐れして枯れてしまったので、その寂しさが隠し切れません。
またマルチングしていたココヤシファイバーはカビてしまったので今は取り除いています。
このようにより良い姿になったUCHIのユッカに、そろそろ簡単なお手入れをしたいと思いますので、その様子をご紹介します。
ユッカ・エレファンティペスのお手入れ
お手入れといっても簡単なことで、このような枯れた部分を取り除きたいと思います。
またこれには理由がありますので、後程ご紹介します。
そしてお手入れついでに、株の傾きもある程度修正したいと思います。
まず無理がない程度に枯れた葉の残骸を取り除きます。
古い残骸を取り除きました。
そして何故このような作業をしているかというと、古い葉の残骸の付け根付近にこのようなゴミがたまるからです。
これが何かハッキリとわかりませんが、害虫の発生原因になってはいけませんので、定期的にこのような作業をしています。
そして作業を進め、このように枯れた葉の残骸を取り除きました。
さらに以前ご紹介したベニカXファインスプレーで害虫予防をしておけば、しばらくは害虫の心配から解放されます。
因みに先ほどのゴミのようなものは葉にも付着したりしていますので、こういった掃除は間違いなく病害虫予防になると思います。
ユッカを元気に育てるなら、やはりこういったお手入れはなるべく定期的にすることをお勧めします。
それではあまり見た目に変化がありませんが、お手入れをしたUCHIのユッカをご紹介します。
お手入れしたユッカ・エレファンティペス
こちらがお手入れをしたUCHIのユッカで、なんとなくスッキリとした様子がおわかりいただけると思います。
そしてUCHIのユッカにはまだ筒状の新葉があり、ユッカ・エレファンティペスは10月ぐらいまでは生育を続けるようですので、まだまだより良い姿へと育てられそうです。
夏の日に当てるにはやはり基本的には順化が必要で、それでも葉焼けについては注意が必要ですが、UCHIのユッカは夏の日差しを味方につけ、以前より健全な姿へと生長してくれました。
背の低い株が枯れてしまったのは残念ですが、この苦い経験を活かし特に水の与えかたと害虫には気を付け、さらにより良い姿へと育てたいと思います。
もうしばらく日にしっかりと当て育てたいと思いますので、また秋の日差しに当てたユッカに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
667日後の様子をご紹介します。