こんにちは。
今回は、枯れ葉に埋もれるエケベリア属の多肉植物「七福神」の子株の株分けをした様子をご紹介します。
お久しぶりです。諸事情があり、かなり久々の投稿となり申し訳ありません。
ただどのような状態でも植物は日々成長し変化していて、今回ご紹介するのは前回のご紹介から329日も経った七福神の様子です。
七福神の状態は悪くないのですが、屋外ならではの徒長と、それに伴うかのように枯れ葉がかなり目立つ様子で、その中に子株が埋もれている状態ですので、こういった状態への対処と、時季的にベストなタイミングですので株分けもしたいと思いますので、そういった作業の様子などをご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIの七福神
- 七福神のお手入れと株分け
- 枯れ葉と子株を取り除いた七福神と株分けした子株
UCHIの七福神
UCHIの七福神は2024年6月1日に、春の恩恵を浴す中、植え替えをした様子をご紹介しました。

このご紹介後はトラブルなく過ごしているのですが、屋外に置いているにも関わらず、やはりどうしてか茎が伸びる、いわゆる徒長は避けることができていません。
しかし株自体は元気で、次々わき芽が出ていて、以前もわき芽を採取し株分けしましたが、うまく根付かせることができず、その失敗から焦らず時期相応まで待つことにしています。
そんな中、気になるのは伸びた茎の葉が枯れ始めてしまったことで、今ではかなりの枚数が枯れてしまい、その時期相応まで待っているわき芽が埋もれてしまうまでになっています。
それでは今UCHIの七福神はどういった様子なのか、現在の様子をご紹介し、そして今こそ時期相応ともいえますので対処もしたいと思います。
こちらが前回のご紹介から約11ヶ月が経った、UCHIの七福神の様子です。
まず葉の様子ですが、大きさこそさほど変化はありませんが、一枚一枚の厚みがかなり増し、多肉植物らしい様子となりました。
ただ先にお伝えしているように屋外で結構日当たりの良い場所に置いているのですが、それでも茎が伸び、そして今ではその茎に詰まっていた葉がご覧いただいているように枯れてしまっています。
ただその枯れ葉に埋もれるわき芽はもう子株だといえるほど生長していて、時季的にも最適で、今こそ株分けの時期相応だと思いますので、枯れ葉のお手入れも兼ねて、株分けしたいと思います。
七福神のお手入れと株分け
まず枯れ葉ですが、気をつけたいのは屋外でこのような状態で枯れている葉ですが、よく見ると結構な確率でカイガラムシが悪さしたことが原因の場合があります。
そういったこともあるので目視できるならしっかりと目視、そしてなるべく軍手やゴム手袋などを装着してお手入れする方が無難です。
そこでしっかりと根元まで目視し枯れ葉をめくったりしましたが、UCHIの七福神にはカイガラムシの痕跡はありませんでした。
そこでゆっくりと、気根に傷を付けないように丁寧に枯れ葉を取り除きました。
そしてここからより株分けの成功率を上げるため、ピンクの円で囲ったような子株は根を切り離さないように採取します。
いい感じに採取できました。
これなら株分けの成功率は格段に高くなるといえます。
続けて同じように作業しました。
しかし最初の子株だけうまく根を残して採取できましたが、残りはなかなか思うようにというか子株から発根している状態でなかったのか、思うように採取できませんでした。
ただそれなりに根を残して採取できた子株もあるので、まずまずの収穫だと思います。
あとはこのようなビニールポッドに植えれば株分けの作業は完了です。
それでは枯れ葉と子株を取り除いた親株にあたるUCHIの七福神と株分けした子株の様子をご紹介します。
枯れ葉と子株を取り除いた七福神と株分けした子株
こちらが枯れ葉と子株を取り除いた、UCHIの七福神の様子です。
なんだか残った気根と長い茎が気になる様子です。
これはかなり前にご紹介したトップスプレンダーとよく似ています。

次にこちらが採取した子株の様子です。
左の2株は根が無いので挿し木といった様子なので、霧吹きで水を少量(ほこりなどを取り除く意味も含め)与え、そして根を残して採取できた右の2株はしっかりと水を与えました。
あとは様子を見て1週間ほどしてから右の2株にも水を与えるか霧吹きでよりたっぷりと与える予定です。
そして改めてこちらが枯れ葉と子株を取り除いたUCHIの七福神の様子です。
あまり良い姿とはいえませんが、しっかりと根付いていることもあり、一旦このままにしました。
また全体の様子(特に根の様子)をYoutubeにあげましたのでぜひ気になる方はご覧ください。
ただ悩んでいます。
株姿を整えるか、それともこのまま育てるかを
そこで久しぶりに最後までお付き合いいただいた読者の方のご意見をおうかがいして決めたいと思います。
もしご自分の七福神がご紹介しているような様子ならどうされますか?
今回は一番ご意見の多かった様子にしたいと思います。
そしてもし作業が必要な場合は、株分けしたその時の子株の様子も併せてご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。