おはようございます。
今回は、夏にしっかりと日に当て育てたアデニウム属の多肉植物「アデニウム・アラビカム」の様子をご紹介します。
アデニウム・アラビカムはコーデックスと呼ばれる幹(茎)が大きくなる多肉植物の1種で、その多くは夏型と分類され、春から晩秋までが生育期です。
そこでUCHIのアデニウム・アラビカムは今年の夏は屋外でしっかりと日に当て育てましたので、どのような変化があったのかをご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのアデニウム・アラビカム
- アデニウム・アラビカムへのお手入れ
- お手入れしたアデニウム・アラビカム
UCHIのアデニウム・アラビカム
UCHIのアデニウム・アラビカムは2020年7月27日に、長雨が変化を感じるきっかけとなった様子をご紹介しました。
このご紹介以降もUCHIのアデニウム・アラビカムはずっと炎天下で育てていますが、葉焼けなどの目立つトラブルはありません。
そこで今年の夏はずっと屋外で過ごしたアデニウム・アラビカムに、どのような変化があったのかをご紹介したいと思います。
それでは前回のご紹介から約2ヶ月近くが経った、アデニウム・アラビカムの様子をご紹介します。
こちらがUCHIのアデニウム・アラビカムの様子です。
コーデックス(塊根植物)の特徴の幹に関しては、残念ながらあまり変化した様子がありません。
しかし葉はこのように前回のご紹介時より増えて、それなりに生長している様子はうかがえます。
多くのアデニウム属は生長がゆっくりとしていいるようで、わずかひと夏程度ではさすがにUCHIのアデニウム・アラビカムに目立つ変化は感じられませんでした。
年月をかけて育てるのが一般的なので、じっくりと腰を据えて変化を楽しみたいと思います。
しかしそろそろ水分が不足しているのか、見る角度を変えてみると、また前回同様やや幹が萎んでほっそりとしています。
そこでこの機会にやっておきたいことがあるので、水を与える前に簡単なお手入れをしたいと思います。
それではアデニウム・アラビカムに簡単なお手入れを始めます。
アデニウム・アラビカムへのお手入れ
やっておきたいこととは、前回もご紹介したピンクの円で囲った気根が土に埋まるように、水を与える前に上から土を足したいと思います。
この作業に意味があるかわかりませんが、赤玉土を結構たっぷりと足して気根に覆いかぶさるようにしました。
※実は少し安易な考えで、根が1本でも多く張ってくれるとその分早く生長してくれるのではないかといった期待をしています。
あとはたっぷりと水を与えるだけです。
水を与えるこの機会に、葉にもたっぷり水をかけ、ホコリやヨゴレを洗い流すようにしました。
そして土へもたっぷりと水を与えました。
しかし気を付けないといけないのは水を与えるタイミングで、不必要にたっぷりと与えるとやはり根腐れしてしまいます。
また日中などに水を与えると鉢の中が蒸れてしまいますので、やはり夕方以降の比較的気温が下がる涼しい時間帯に与え、朝にはほとんど乾いた状態へ近づけるのが無難ではないかと思います。
それではこの作業をして4日が経った、今朝のアデニウム・アラビカムの様子をご紹介します。
お手入れしたアデニウム・アラビカム
こちらがお手入れをして4日が経った、UCHIのアデニウム・アラビカムの様子です。
全体的な様子をご紹介するこの写真でも、根元付近に張りが戻っていることがおわかりいただけると思います。
実はこういった様子は前回もご紹介しています。
こちらが萎んでいた向きからの様子ですが、明らかに張りが戻っています。
UCHIではややタイミングが遅いかもしれませんが、先ほどご紹介した幹が萎んだような様子を確認してからたっぷりと水を与えるようにしています。
また今回は水を与えて4日後の様子をご紹介していますが、翌日にはほぼこのような状態まで戻り、水分をしっかりと吸い上げていることがわかります。
そして葉にもたっぷり水をかけたからとは言えませんが、葉もとてもキレイで、深い緑色の葉に光の加減もありいい感じに光沢もでて、より魅力を引き出してくれています。
園芸店で販売されているような数千円から1万円を超えるような立派な幹へと生長するにはかなり年月がかかりそうですが、UCHIのアデニウム・アラビカムはゆっくりと生長していることは間違いないので、このまま晩秋までは屋外で日に当て育てたいと思います。
そしてアデニウム属は寒さが苦手なので、冬はやはり室内で過ごすようにするつもりです。
夏にしっかりと日に当て育てましたが、目立つ変化といえば葉の様子しかありませんでした。
しかしUCHIのアデニウム・アラビカムは小さいながらもとても元気そうなので、また新たな変化を感じることができましたら、その様子をご紹介したいと思います。
今回ご紹介したアデニウム・アラビカムの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。
また過去のアデニウム・アラビカムの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。