フィロデンドロン・バーキンの翹望の白

こんにちは。

今回は、フィロデンドロン属の観葉植物「フィロデンドロン・バーキン」の翹望の白の様子をご紹介します。

夏から育て始めたフィロデンドロン・バーキンですが、ネットや園芸店などで販売されている株を見るたびに、何故UCHIのフィロデンドロン・バーキンはといった複雑な思いに駆られていました。

それはもちろん特徴の白の斑のことで、株自体は元気そうなのですが、今年はもうそういった様子を見ることはできないと半ば諦めモードでしたが、ふとまた新たな新芽が出てきていることに気が付いたときに、そういった嫌な空気感を一蹴することになりました。

それではそれがどういったことなのか、その時々のフィロデンドロン・バーキンの様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのフィロデンドロン・バーキン
  • 諦念を一蹴したフィロデンドロン・バーキン
  • フィロデンドロン・バーキンの翹望の白

 

UCHIのフィロデンドロン・バーキン

UCHIのフィロデンドロン・バーキンは2022年10月2日に、白が乏しい様子と併せ、丸型のプラスチックの鉢へ植え替えた様子をご紹介しました。

 

このご紹介後は植え替えでの悪影響はなく、むしろ葉がシャキッとするような様子へと変化して、冒頭でお伝えしているように株自体はイキイキと元気そうな様子へと変化してくれました。

しかし前回ご紹介していた新葉全体がより濃い色合いへと変化しても斑の様子には当然のように変化はなく、時季が時季だけにこれ以上今年はと半ば諦めていたのですが、そういった諦念を一蹴する様子が現れたのが10月も残り数日といった時でした。

 

それではその様子をご紹介する前に、まずは前回のご紹介から1ヶ月程が経った、フィロデンドロン・バーキンの全体的な様子などをご紹介します。

 

 

こちらがUCHIのフィロデンドロン・バーキンの様子です。

植え替え後は土が新しくなったこともあってか以前のように葉がだらんとした向きになったりするようなことはなく、このようなイキイキとした様子で過ごしています。

 

 

以前からお伝えしているように、フィロデンドロン・バーキンは斑入りの葉の模様が美しいのですが、UCHIの株は白が乏しいといった印象が否めませんでした。

そこで植え替えしばらくして、そういった葉の変化へのアプローチのひとつとして期待を込めて与えていたのが観葉植物用の錠剤肥料です。

 

もちろんこれだけで効果があるとはいえないと思いますが、他に比較的に簡単にできることとしてご存じのように植え替えは前回しており、日当たりもなるべく室内でも窓際の最善な場所を確保しているので、今のところあとはフィロデンドロン・バーキン自体に期待することしかできません。

 

ただ時季が時季だけに、もうこれからは活発な生長は期待できないと、今年はもう半ば諦めモードでしたが、そういった諦念を一蹴したのはその数週間後でした。

 

それでは諦念を一蹴した時のフィロデンドロン・バーキンの様子を写真に収めていますので、その時の様子をご紹介します。

 

 

諦念を一蹴したフィロデンドロン・バーキン

こちらが2022年10月26日の、諦念を一蹴したフィロデンドロン・バーキンのその時の様子です。

この時には前回ご紹介した新葉も濃く色づいていますが、ほぼ緑一色だといった様子となりました。

 

 

しかしその下にまた新たにまだ筒状だった新芽が開きかけていて、その新芽には白の斑模様のようなものが見て取れます。

ただ葉の内側でなく外側だと表面に白い斑が出ない場合でもこういった様子があることがあります。

 

 

けれども開き始めている内側が垣間見れるので目を凝らして見てみると、今年は諦めモードだった諦念を一蹴してくれました。

それは少し分かりにくいですがピンクの円で囲った部分が葉の表面となる方なのですが、こちらにもしっかりと白い斑となるような様子が感じられます。

 

これが待ちに待っていた変化です。

 

ただこれもしっかりと開いてみないとどの程度かまだわかりません。

またきれいに開かなかったり、開く前に枯れる可能性もありますので落ち着いて必要以上に水を与えたりすることなく、これまで通りの管理方法で気長に見守ることにしていました。

 

 

またこの時の印象的な様子ですが、茎の新芽を覆っていたものがこれまで以上に赤かったことが印象的でした。

 

それではタイトルから何となく感じ取れると思いますが、この葉はこの後2週間ほどかけて無事にピンと開きましたので、今朝(17日後)のフィロデンドロン・バーキンの様子と併せ、その葉の様子をご紹介します。

 

 

フィロデンドロン・バーキンの翹望の白

こちらが今朝の、UCHIのフィロデンドロン・バーキンの様子です。

先にご紹介した裏面だけに模様が入っているだけでなく、他の葉とは違って葉の表面に白の模様が入っていることが少し離れたこの距離からでもお分かりいただけると思います。

 

 

そしてこちらが翹望の白と表現した、白い斑が入ったフィロデンドロン・バーキンの葉の様子です。

理想でいうとまだまだですが、今はこれで十分な成果だと満足しています。

 

 

そしてその翹望の白をまとった若葉の下にはまた筒状の新芽のようなものの存在があります。

まだこれが新芽なのかは定かではありませんが、赤が濃い分もしかするとより期待がもてるのではないかと思ったりもしています。

 

 

もうしばらくはこれまでより鈍りながらも生長を続けてくれると思いますが、それ以降はやはりフィロデンドロン属だけに室内といえど気温が下がるとあまり変化は期待できません。

むしろ若葉と新芽らしきものを枯らすことなく、そしてフィロデンドロン・バーキンの状態を悪くしない限りまた次の春から白い斑が際立つ葉が出てくれると思いますので、またそういった様子が感じられればその時のフィロデンドロン・バーキンの様子をご紹介し、そして個々の葉がより全体が白っぽい鮮麗な白となるようにこだわって育てていきたいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

168日後の様子をご紹介します。