こんにちは。
今回は、徐々に細かった先が膨らみだしたアウストロキリンドロプンチア属のサボテン「姫将軍」の様子をご紹介します。
UCHIの姫将軍は徒長の影響から先端が細長く伸びていることは以前からご紹介していますが、ようやくその先端が徐々に膨らみだしている様子が感じられるようになりました。
また失った特徴のトゲ(葉)にも改善が見れるようになり、ようやくより良い変化を始めた姫将軍の様子と合わせ、以前カットして挿し木で増やした子株の現在の様子もご紹介します。
今回の目次
- UCHIの姫将軍
- 姫将軍の子株
- より良い変化を始めた姫将軍
UCHIの姫将軍
UCHIの姫将軍は2020年4月23日に、先端が細いままで膨らまない様子と合わせ、失った特徴のことなどをご紹介しました。
このご紹介後の春はあまり変化がありませんでしたが、夏を無事に過ごした姫将軍にはようやく変化の兆しが見え始めました。
それはアノ徒長して細長い先端部分に膨らみが感じられるようになったことです。
しかしその状態はまだ正確に膨らみ始めているのか疑問でしたが、秋ももう中頃といってもよい時季になり、ようやくそれは膨らみ始めていると確信し、ご紹介することにしました。
それでは前回のご紹介から約半年ほどが経った、徒長して伸びた細長い先端部分が膨らみ始めた姫将軍の様子をご紹介します。
こちらが徒長して伸びた細長い先端部分の現在の様子です。
前回のご紹介時と比べ、先端部分は一回り程太くなり、形状も歪な形だった頃から考えると、やや真っすぐ上向きになっていることがお分かりいただけると思います。
また先端部分の変化よりも気になることは、このわき芽の生長ではないかと思います。
先端部分よりは細いですが、それでもその半分以上の太さはあり、また姫将軍の特徴でもあるトゲ(葉)が均等に付いています。
そしてこのようなわき芽が無数にあることで、また以前とは違った独特な雰囲気になりました。
そして以前はほぼ失っていた親株のトデも先端部分は生長して伸びていて、下の方にもちらほらと出てきました。
どうやら太さだけでなく、トゲ(葉)も新たに出てきていて、わき芽は気になりますが姫将軍らしいより良い姿へと改善が始まったのではないかといえそうです。
また前回ご紹介した根元付近の小さなわき芽もこのように生長していて、姫将軍らしい姿になってきています。
そしてわき芽といえば、以前カットして挿し木で増やした子株も多少生長して変化していますので、子株の様子をご紹介します。
姫将軍の子株の様子
こちらが以前カットして挿し木で増やした子株の現在の様子です。
前回のご紹介した時のこの子株にはシワが入っていましたが、シワは今はなく、少し徒長しているかもしれませんが生長している様子がお分かりいただけると思います。
先端が親株のように細長くなっていますが、これは以前窓際でトゲが赤くなったことからやや日陰気味の場所に置いているので仕方ないかと思いますが、以前より太くなっていることは、ゆっくりとですが、確実に生長していることで間違いないと思います。
そうはいってもまだまだ小さな株ですので、生長を加速させるために多少トゲが赤くなることを覚悟して日当たり具合を改善してみようかと考えています。
またそれでこの子株の姫将軍に変化がありましたら、その生長の様子をご紹介したいと思います。
それではより良い変化を始めた親株の姫将軍の全体的な様子をご紹介します。
より良い変化を始めた姫将軍
こちらがより良い変化を始めた、UCHIの姫将軍の様子です。
まだ変化を始めたばかりなので、目を見張る変化ではありませんが、それでも先端の歪みが解消されたことは少し遠目からでも一目瞭然です。
日当たり具合をどのようにするか難しいですが、ようやく膨らみ始めた先端部分の改善のためにはやはり日当たりも重要だと思います。
今は屋外の棚の2段目で育てていますが、やはり親株も子株同様に思い切って日当たりのある場所へ移そうかと考えています。
UCHIの姫将軍はご紹介してきたようにより良い変化を始めましたので、この機会に思い切った対処をしてみたいと思いますが、日に当て過ぎるとまた以前のように葉焼け(トゲが赤くなる)すると思いますので、いい感じの場所を探してなるべく日に当て育てたいと思います。
姫将軍のこれまでの生長の様子から、生長はゆっくりとしていて秋の間での改善は難しいと思いますので、冬を越して次の春か夏前ぐらいにどのような姿へと親株の姫将軍を改善できたかをご紹介できればと思います。
そしてその時に子株の姫将軍はどのように生長したかも、その時の様子を交えてご紹介します。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
297日後の様子をご紹介します。