丈夫過ぎる金のなる木(ポルツラケア)

こんにちは。

今回は、一年中屋外に置いている「金のなる木」をご紹介したいと思います。

この金のなる木は夏も冬も屋外でトラブルなく本当によく育ってくれています。

日本では「金のなる木」と呼ばれて周知されていますが、正式には”クラッスラ・ポルツラケア”という名称で、園芸名では「カゲツ」とも呼ばれています。

そこで今回は、そのクラッスラ・ポルツラケアの育て方や、株の様子をご紹介をしたいと思います。

また日本では金のなる木としての呼び方の方が馴染みがあるかと思いますので、UCHIでのご紹介では「金のなる木」としてご紹介させていただきます。

今回の目次

  • 金のなる木について
  • 金のなる木の育て方
  • UCHIの金のなる木

 

金のなる木について

金のなる木は正式には、クラッスラ・ポルツラケアという名称で、和名ではフチベニベンケイとされています。

クラッスラ・ポルツラケアという名称からわかるように、多肉植物のクラッスラ属の一種です。

 

クラッスラ属ということは多肉植物ですので、比較的に乾燥を好みますので、水は与え過ぎないように育てます。

ポルツラケアですが、なぜ「金のなる木」と呼ばれるのか調べてみると、簡単な説明になりますが、新芽が小さいうちに5円玉を通しておき、そのまま少し大きくなるまで育て、枝に5円玉が実ったようなイメージに仕立てて「金のなる木」として売り出れたことで、金のなる木と認知された説や、葉の形が小判に似ているという説があるようです。

 

そんな金のなる木ですが、UCHIではとにかく丈夫な多肉植物だと感じています。

それは一年中屋外に置いていても、元気に育っているということからです。

 

しかし育て方はしっかり把握している方がいいと思い、金のなる木の育て方を調べましたのでご紹介します。

 

 

金のなる木の育て方

日当たりを好み、多湿が苦手のようです。

基本的には育てやすく、あまり水を必要としないようです。

また根腐れ防止のためにも水は控えめにして育てます。

 

日当たり

日当たりを好み、日当たりを確保してあげることで株を元気に育ちます。

できれば乾燥を好むので風通しのよい場所がおすすめです。

 

因みにUCHIの金のなる木は年中屋外で育てています。

直射日光にも当たる場所に置いていますが、今まで特に問題なく過ごしています。

しかしやはり葉焼けの原因となる可能性もありますので、気を付ける必要があります。

また冬は霜に注意し、できれば室内の日当たりのある場所で管理する方が無難かと思います。

 

水やり

乾燥を好むので年中水は控えめにして育てます。

水の与えすぎは根腐れの原因になります。

 

増やし方

葉挿し、挿し木で増やせます。

 

それではUCHIの金のなる木をご紹介します。

 

 

UCHIの金のなる木

UCHIの金のなる木はとても丈夫です。

 

先ほどご紹介した育て方とは矛盾している点もありますが、この株は年中屋外に置いています。

また直射日光が強い春から夏も屋外で、梅雨どきもやはり屋外のままです。

そして冬も屋外でそのままですが、これまで大きなトラブルに見舞われたことはありません。

※これは地理的な条件もあるかと思いますので、一概にこの方法はおすすめできません。

 

 

街中でもよく屋外にそのまま置かれた金のなる木を拝見します。

こういったことから多肉植物の中ではとても丈夫で、育てやすい品種だと感じています。

 

 

葉はしっかりとした硬さと肉厚(弾力)があります。

この葉と茎にしっかり水をため込むようです。

 

 

根元はしっかりと太く生長しています。

わきから枝が伸びており、このわき芽はカットして挿し木することで比較的簡単に増やすことができます。

 

 

またこのようにきれいな新葉も出てきています。

また冒頭でもご紹介したように、この新葉に五円玉を通しておき、すこし生長すれば抜けないようできるのかと思い、実際に試してみました。

しかしここまで生長していると、5円玉を通すことはできませんでした。

おそらくもっと芽生えたての状態から準備しておかないと、5円玉を通すのは難しいと思います。

 

 

UCHIには何本か金のなる木がありますが、この金のなる木は円柱型の鉢に植えています。

 

 

バランス的な好みがあると思いますが、このような盆栽風のイメージで観賞用の多肉植物として飾れるかと思います。

 

金のなる木は花が咲くようですので、またその頃お伝えしたいと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

その後の様子

140日後の様子をご紹介します。