確信が持てない神刀の株分け後の期待

こんにちは。

今回は、確信が持てないクラッスラ属の多肉植物「神刀」の株分け後の期待をご紹介します。

これまで様々な多肉植物の植え替えや、株分けなどの経験を通して多少なりと知識も増え、作業後のおおよその想像もつくようになったのですが、これからご紹介する神刀には何故かその経験からではこうなるだろうという確信が持てませんでした。。

しかし現在の様子から何も対処せず見守るといったことはできる様子でないので、確信が持てないながらも今の神刀に、今できる対処をし、またその中に新たな期待もありますので、そういった様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIの神刀
  • 神刀の株分けと新しい土での植えなおし
  • 株分けした親株の神刀とそれぞれの子株

 

UCHIの神刀

UCHIの神刀は2021年4月24日に、これまでと違った姿へと生長したその時の様子と併せ、迫る小さな脅威などもご紹介しました。

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その脅威への対処は無事に成功しましたが、その後も一向に花が咲くことはないまま過ごしています。

ただ花が咲かないだけで、変化がないわけでなく、このご紹介から3年後ぐらいにわき芽が出始め、さらに1年が経った現在、そのわき芽がかなり大きく生長してくれています。

 

しかしそのことが原因なのか、土の乾きがかなり早くなり、気が付くと下葉が何枚も枯れ、葉にもトラブルが起きています。

そこでこのままにしておくわけにはいきませんので、生長したわき芽を子株として育てるため株分けし、親株は新しい土で植えなおすといった対処もしたいと思います。

 

それでは前回のご紹介から4年以上が経った、3日前のわき芽が生長し葉の様子が気になる神刀の様子からご紹介します。

 

こちらがわき芽が生長し葉の様子が気になる、UCHIの神刀の様子です。

最後のご紹介から4年以上が経っているので随分と見た目が変わっているのは当然ですが、やはり気になるのはわき芽と葉の様子ではないかと思います。

 

 

神刀は長い間きれいな葉の様子で保てていましたが、わき芽が生長するにつれ、葉の斑点やふちが枯れるというか変色するような症状が目立つようになりました。

 

 

そしてよりわき芽が生長するにつれ下葉が枯れることから、何らかの病気でなく、もしかするとこの鉢と土の保水性から水が不足しがちでこのような状態になっているのでないかと思い始めました。

 

そこでわき芽もまずまずのサイズにまで生長していますので、このままではどの株にとってもメリットはありませんのでわき芽を採取して株分けし、土も古くなっているので新しい土で植えなおしたいと思います。

 

 

神刀の株分けと新しい土での植えなおし

まず作業を進めるため今植えている鉢から神刀を抜き出すのですが、いつもならするっと抜き出すことができるのですが、土が古く、水が不足していて、根もかなりしっかりとしているせいかかなり土が固く、うまく抜き出すことができません。

 

悪戦苦闘しながら鉢の周りを小さなシャベルを突き刺すようになんどもして、ようやくこのように神刀を鉢から抜き出すことができました。

 

 

次に古い土を取り除きますが、また土がとにかく硬いこともあり、いつものように振るい落すようなやり方では取り除けません。

そこで土を軽くもみほぐしたりちょっと叩いたりすることで、なんとかこの程度まで古い土を取り除くことができました。

 

 

そしてさらに株分けですが、なるべくわき芽にも根が残るように分け、このようにいい感じに株分けができました。

またこの作業の際、親株に付いていた枯れた葉なども取り除きました。

 

ただそうすると親株は茎がかなり目立ちますのでどうするかで、今付いている一番下の葉の付近でカットして新たに発根を期待するか、それともこのまま茎が長いまま植えるかです。

 

茎が長いままだと見た目が悪いので本来なら茎を短くカットして植えなおすのが理想ですが、神刀に限っては以前ご紹介した七福神のようにカットした茎の断面辺りから新たに発根するといった確信がもてません。

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当然発根しなければ枯れてしまいます。

 

ただよく見るともしかするとカットせずに済むかもといった様子もありますので、今回は茎の長さの調節はせず、そのもしかするとに期待ことにしました。

 

 

あとは親株を元の鉢に新しい土で、子株はこちらの小さなビニールポッドへ植えるだけですが、土をどのようなブレンドにするかですが、余計なことは考えず、いつもの赤玉土(小粒)6と日向土(細粒)2とピートモス2程度のブレンドで植えることにしました。

 

それではこの作業から3日が経った、今朝の株分けした親株の神刀とそれぞれの子株、そして茎をカットせずもしかすると、と感じたその様子をご紹介します。

 

 

株分けした親株の神刀とそれぞれの子株

まずこちらが株分けして、新しい土で植えなおした、UCHIの神刀の様子です。

ちょっと傾いてしまった気もしますが、お伝えしているように目立つようになった茎はカットせずに植えました。

 

何故株姿を整えなかったかというのは、先にご紹介したように発根するといった確信が持てないことが最もな原因ですが、もうひとつは、再三お伝えしている、もしかするとに期待したいからです。

 

 

そのもしかするととは、この写真のピンクの円で囲ったそれぞれの部分にあって、わき芽なのかそれとも新しい葉なのか何か芽生え始めていることに気が付いたからです。

わき芽となるような気がしますが、これが新たな葉となる可能性もあるなら、新たなこれまでと違う株姿も期待できますので、無理にカットせず様子を見る価値もあると期待したからです。

 

 

そしてこちらが株分けした子株達の様子で、サイズ感がいい感じで、このまましっかりと根付いて育ってくれればと思います。

 

 

目立つようになった茎をカットして植えればしっかりと発根してくれると確信が持てなかったUCHIの神刀ですが、もしかするとこれまでと違った様子が見られるのでないかといった新たな期待があります。

また株分けして新しい土で植え替えたからといって、葉の斑点などが消えることはありませんので、この新たに出てきている芽がどのような様子になるのか見極め、そして次のタイミングでその時の様子に応じてカットして整えるか、またはそのまま育てるか判断したいと思いますので、今後新たな変化があればその時の様子と併せ、子株達の様子もご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

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