うっすらと紫に彩られたパープルキング

こんにちは。

今回は、うっすらと紫に彩られたグラプトペタルム属の多肉植物「パープルキング」別名初恋(ハツコイ)の様子をご紹介します。

薄い紫といっていいのか薄いピンクといっていいのか表現が難しい色合いですが、パープルキングは去年の夏以降順調に生長して、以前はどちらかというと肉薄な様子の葉でしたが、今では葉の厚みも増し、さらには紅葉してうっすらと紫に染まるまでになりました。

しかし気になる部分があるので、土の入れ替えをしつつ対応しようと作業しましたが、思いのほか土の入れ替えだけでは対応しきれず、今より大きな鉢へ植え替えをすることにしたので、紅葉した葉と併せその様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのパープルキング
  • 色づき始めた頃のパープルキング
  • 目立つようになったパープルキングの茎への対処
  • 植え替えをしたパープルキング

 

UCHIのパープルキング

UCHIのパープルキングは2020年7月22日に、シャキッとした姿を保ちたいとして、葉が上向きなその時の様子などをご紹介しました。

 

このご紹介後も簡単なお手入れをしながら順調に過ごしていて、今では冒頭でもお伝えしたように、薄い紫といっていいのか薄いピンクといっていいのか表現が難しい色合いに色づいています。

その色合いをひとことでいうと、パープルキングの別名の初恋といったニュアンスの淡い色が近いような気がしています。

 

そこで前回のご紹介から約8ヶ月程が経った、うっすらと紫に彩られた現在のパープルキングをご紹介します。

 

 

こちらが紅葉してうっすらと紫に彩られた、UCHIのパープルキングの様子です。

 

 

葉の内側を見ると、薄い紫なのか、または薄いピンクなのかなかなか表現が難しいどちらともいえない淡い色合いをしています。

またその葉は前回夏にご紹介した時の葉の様子とは違い、葉が肉厚になったことがお分かりいただけると思います。

 

 

しかしこのように葉の外側から見た色合いから、紫が近い表現になりそうですので、全体を表すためにうっすらと紫に彩られたといった表現をさせていただきました。

 

 

そんな元気そうなパープルキングですが、唯一気になるのがこのように茎が目立つようになってしまったことです。

 

こういった姿になるきっかけが、色づき始めた12月上旬頃からなので、その時の様子を撮影していますのでご紹介します。

 

 

色づき始めた頃のパープルキング

こちらが色づき始めた2020年12月7日のパープルキングの様子です。

若干見え始めていますが、まだ今ほど茎があらわとなっていません。

 

 

そしてパープルキングの葉は、今とは違いまだ緑系の色合いも残っている様子があります。

 

 

そして気になるのがこのしわが入ってだらんとした葉や枯れてしまった葉で、こういった葉を取り除いていると、どうしても茎が目立つようになってしまいます。

 

そこで茎が伸びたりした場合の対処としては、カットして挿し木で新たに根付かせるのが一般的です。

しかし土の入れ替えをしたいとちょうど考えていましたので、UCHIではこの際いっその事伸びた茎を土に埋めてしまおうと思います。

 

それでは土の入れ替えと併せて、伸びた茎が目立たないように対処したいと思います。

 

 

目立つようになったパープルキングの茎への対処

まずこのように鉢からパープルキングを抜き出しました。

なかなか簡単には抜き出すことができず、今回は鉢の内側の側面の周囲に爪楊枝を挿して少し空間を作り抜き出しました。

するとその側面にうっすらと根が張り巡るまでに生長していました。

 

 

そこで少し根を整理するため、古い土を取り除いたりしながらこのように調節しました。

 

 

するとこのように以前挿し木した茎のような部分も残っていて、この長さと今回土に埋めたい茎の長さからすると、これまで植えていた素焼きの鉢の深さでは足りません。

 

 

そこでより大きな素焼きの鉢が空いていますので、予定していませんでしたが伸びた茎まで土に埋めたいので、パープルキングは小ぶりな感じがよかったのですが急遽大きな素焼きの鉢へ植え替えすることにしました。

 

あとの作業は簡単で、土もオリジナルブレンドの(赤玉土(小粒)1と日向土(細粒)1)の新しい土で植えました。

 

それではこの作業をした翌日にあたる今朝の、植え替えをしたパープルキングをご紹介します。

 

 

植え替えをしたパープルキング

こちらが土の入れ替えではなく、結果的に植え替えをした、UCHIのパープルキングの様子です。

やはり今の株の大きさからすると鉢が大きかった印象があります。

 

 

しかしアノ伸びた根や茎を土に埋めるにはこれぐらいの鉢の深さが必要で、一応目的は達成できたので良かったと考えています。

 

 

パープルキングは日当たりを好むので、今後もこの葉がシャキッと上を向いた状態を保つためにも日当たりを確保して育てていきたいと思います。

そして葉がシャキッと上を向いた状態といえば、前回の多肉植物(エケベリア属やグラプトペタルム属など)の葉が上向きや、外側へ開いたりすることについてアンケートさせていただきましたが、このアンケートはやや難題なのか、それとも内容が的外れだったのか、読者の方からのご回答が4票しかいただけませんでした。

一応本日で締め切りにさせていただきましたので、結果をご紹介します。

 

  • わからないが興味はある (2 票)
  • 季節的なもの(暑さや寒さへの対処) ( 1 票)
  • 複合的なこと(気温や日当たり、水の量など) (1 票)
  • 水の量(与え過ぎ・控え過ぎ) (0 票)
  • 日当たりへの対処(上向きは日を遮り、開いているのは日当たりをより確保するため) (0 票)
  • 風通しなどへの対処(蒸れなどの対処) ( 0 票)
  • 栄養分などの関係 ( 0 票)
  • 株の状態によっての変化 ( 0 票)
  • その他 ( 0 票)

 

ご協力いただきありがとうございました。

また今後もご協力をお願いします。

 

結果的に何故多肉植物の葉が上向きや、外側へ開いたりするのかわからないといったことなのかもしれませんが、今のところUCHIのパープルキングは屋外の日当たりの良い場所に置いていると、葉の向きだけは維持できているといった印象です。

 

 

植え替えて改めて見てみると今のパープルキングの株の大きさからすると、この鉢は大き過ぎますが、この鉢に植え替えたからにはこの鉢がちょうど良いといった株へ育てたいと考えています。

 

また5月から6月辺りには紫に彩られたこの葉の色も、緑系の色合いに戻っていると思いますが、なんとか葉は今のような上向きのシャキッとした様子のままを維持して育てたいと思います。

そしてまた今後、パープルキングに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介します。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

54日後の様子をご紹介します。

 

 

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パープルキングの育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、パープルキングの育て方だけでなく、これまでにご紹介しているパープルキングの様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。