パープルキングの至当な姿

こんにちは。

今回は、グラプトペタルム属の多肉植物「パープルキング」のこれがある意味至当な姿かなと感じる様子をご紹介します。

パープルキングは理想的な姿にするため仕立て直してまずまずなイメージ通りの姿にでき、一定の成果を得れたことに満足していました。

またその後、それ以上の経験として、仕立て直しで使った上部(葉が付いている方)とは別のカットして残った茎と根だけになった株は枯れてしまうことが常でしたが、その根元側から新しい葉が芽生え、その時の様子を驚喜の様子としてご紹介しました。

そして仕立て直した株はなるべくその様子を維持するため日当たりの良い場所に置き、水も比較的これまでより多く与えるようにしていましたが、そうした対処をしていてもパープルキングでは当然というか、至当な反応があったといったような姿になりつつあります。

そこでそれがどういった様子なのか、また根元側の株(根元の茎だけの状態から葉が出てきた株)は今どういった様子なのか、それぞれのパープルキングの様子を併せてご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのパープルキング
  • 根元の茎だけの状態から葉が出てきたパープルキング
  • 至当なパープルキングの姿

 

UCHIのパープルキング

UCHIのパープルキングは2023日年5月5日に、仕立て直しをしたその後の様子と併せ、驚喜の様子をご紹介しました。

 

その後仕立て直した株は、冒頭でお伝えしたように、その様子を維持するため日当たりの良い場所に置き、水も比較的これまでより多く与えるようにしてしばらくは落ち着いた様子で過ごしていましたが、徐々に様子が変わり、今ではある意味、これはUCHIのパープルキングでは当然といったかのような姿になりつつあります。

 

それではまずは前回のご紹介から半年以上が経った、仕立て直しをした現在のパープルキングの様子からご紹介します。

 

 

こちらが前回仕立て直した、UCHIのパープルキングの現在の様子です。

 

 

葉はご覧のようにまずまずな大きさに育ちましたが、やはり上向きのシャキッとした様子のまま維持できず、ベタッと地に付くまでとはいわないものの、やや外側に開いてしまいました。

 

しかしこれは株が生長していることと、時季的な要因もありそうなので、多少は仕方がないと考えています。

 

 

ではどういったことが至当な反応かというと、またこのように茎が見えてしまう様子にしてしまったことです。

 

かなり置き場所と水の与え方にも気を使っていたにも関わらず、またもこのような様子にしてしまったことから、おそらくですが、前回のような対処しないと来年の春には、仕立て直しをした今年の春のような姿に戻ってしまうのではないかと思います。

 

それでは一旦気を取り直して、根元の茎だけの状態から葉が出てきた株は、今どういった様子なのかをご紹介したいと思います。

 

 

根元の茎だけの状態から葉が出てきたパープルキング

こちらが根元の茎だけの状態から葉が出てきたパープルキングの現在の様子です。

随分と葉が生長して、パープルキングらしい姿になったことがお分かりいただけると思います。

 

 

4カ所すべての葉が無事に残っていますが、唯一、日が当たりにくい向きに出ていた葉だけこのように生長が遅れている様子も感じられます。

置き換えたりすることで対処できますが、一応そのままにして、日差しの影響がこの程度まで出るといったことが明白になりましたが、やはりこちらの株も目立つまで伸びていることも明らかです。

 

 

どちらの株も直射日光が当たる場所に置いて育てているのですが、UCHIの環境だけの可能性もありますが、茎が伸びることを制御できていないので、パープルキングの見た目の維持はかなり難易度が高いといった感じをより強く受け、見た目を維持するには仕立て直しを繰り返していく必要がありそうです。

 

ただパープルキングは生命力が強く、とても丈夫で、雨ざらしの場所なら放置気味でも結構枯れることなく、むしろ葉が落ちてその葉から新しい芽が出て群生してくれるぐらいで、また街角でもそういった様子をよく目にします。

 

こういったことからUCHIの環境下ではパープルキングは、今後も仕立て直しをしても毎年このような様子となり、また仕立て直すといったことを繰り返すことになりそうな気がします。

 

それでは改めてパープルキングらしいというか、ある意味、UCHIの環境下ではこれが至当な様子といった姿のそれぞれのパープルキングの様子をご紹介します。

 

 

至当なパープルキングの姿

こちらがある意味UCHIの環境下では至当な姿といえそうな、パープルキングの様子です。

意識はしていましたが、またもこのように茎が目立ち始めてしまいました。

ただ茎が見えてしまう様子だけをとるとやや残念な印象になってしまいますが、それはあまりにも期待し過ぎで、視野を広げ全体的にみるとこれはこれでそれなりの魅力があり、何より株は元気なことは間違いなさそうです。

 

 

そしてこちらの根元の茎だけの状態から葉が出てきたパープルキングにもこれまで失敗続きの状態から、こういった様子になるまでを経験させてもらい、この姿からも強い生命力を感じられずにはいれません。

 

 

おそらく今後、このUCHIのパープルキングの茎はより目立つようになるような気がしていて、先にお伝えしているように株姿を維持するならまた仕立て直す必要があると思います。

 

しかしそういったことを重荷にするのではなく、また次の生育期にその時の様子を見て考え、対処するかそれともそのままにするか検討してパープルキングを育てていこうと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。