こんにちは。
今回は、屋外で6ヶ月育てたアガベ属の多肉植物「アガベ・チタノタ ブルー」の現在の様子をご紹介します。
今年の冬は、朝晩はともかく比較的暖かい日が多かった気がしていますが、今日は一転かなり寒く、そうなると気になるのが屋外で育てている多肉植物達で、その中でも特に気がかりなのが今年初めてUCHIで冬越ししているアガベです。
アガベ属は品種にもよりますが、多くの品種で寒さにはあまり強い方ではないですが、UCHIのアガベ・チタノタ ブルーは冬も屋外で過ごしていて、やや気になる部分もありますが、現在のところ寒さの影響もなく元気に過ごしています。
そこで前回ご紹介していた期待の新葉の鋸歯はどのような変化があったのかなどと併せ、UCHIに迎え6ヶ月が経った、アガベ・チタノタ ブルーの現在の様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのアガベ・チタノタ ブルー
- 期待を寄せていたアガベ・チタノタ ブルーの新葉の生長とその鋸歯
UCHIのアガベ・チタノタ ブルー
UCHIのアガベ・チタノタ ブルーは2024年10月19日に、3ヶ月育てたその時の変化と、その時表れていた期待できる様子を併せてご紹介しました。
その後も屋外で過ごしていて、去年の11月や12月上旬は比較的暖かい日が多かったこともあってか、日差しをしっかりと受け止め順調に生長していたのでないかと思います。
しかしそうはいってもアガベ属は冒頭でお伝えしているように、多くの品種で寒さにはあまり強い方でなく、5℃から3℃以下になる場合は室内の方が無難で、12月下旬以降は日によっては、朝晩は3℃以下になる日もあったのですが、頻繁に置き場所を移動するよりそのままやり過ごした方がいいかと、他の多肉植物の様子などからそのままの置き場所で過ごしています。
それでは今、UCHIのアガベ・チタノタ ブルーはどういった様子なのか、前回のご紹介から3ヶ月程が経った現在の様子をご紹介します。
こちらがUCHIのアガベ・チタノタ ブルーの様子です。
全体的な様子としては、前回は葉が立ち上がっているような様子でしたが、今はエケベリア属のように外側へ葉が開いているので高さは低くなったような感じすらあります。
そして葉の様子ですが、前回は根元に目視しにくい小さな(千切れた)2枚のはと、すぐに目視してわかる葉が5枚(新葉含む)がありましたが、今ではご覧いただいているようにすぐに目視してわかる葉が1枚増えて6枚となっています。
このような生長の様子から、10月中旬から12月中旬の間は生長を続けているのがわかりますが、それなりに暖かい日も多かったものの12月下旬から今にかけては生長が鈍っています。
そんな中嬉しい様子があります。
それはこちらの新葉で、サイドスピンの様子は控え目ですが、トップスピンまでの葉のふちの鋸歯全体が赤黒い様子で、前回の新葉もこのような様子が見られましたが、その赤黒い色合いからより期待が持てる雰囲気があります。
ただ上手に育てられている方だと、トップスピンからサイドスピンまで赤黒い様子のままで迫力のある姿を維持できているのですが、そういった様子からするとまだUCHIのアガベ・チタノタ ブルーはまだまだこれからっといった様子です。
それではほとんど見えてしまってはいますが、前回期待を寄せていた新葉とその鋸歯はどういった様子なのかご紹介したいと思います。
期待を寄せていたアガベ・チタノタ ブルーの新葉の生長とその鋸歯
こちらが前回まだ筒状に丸まった様子だった新葉の現在の様子です。
3ヶ月の間で随分と生長したと思います。
そして期待していた鋸歯の様子ですが、前回は鋸歯と鋸歯の間とお伝えしていたサイドスピンとサイドスピンの間は白っぽい色合いで繋がって出てきていましたが、今は半分までとはいえず、全体でいうと3分の1程度で途切れてしまう結果になりました。
この部分も鋸歯といっていいのかわかりませんが、鋸歯が占める割合も葉の本当にふちのわずかな部分だけとなり、おそらくこれは生長とともに広がったりするわけでなく、出てきた(芽生えた)時点で決まっているのかと思います。
また購入した時からある葉の鋸歯はより白っぽくなってしまい、これは順当な生長なのか管理が悪くこのようになってしまったのかわかりませんが少し残念な気がしています。
けれどもこういった葉が株を育てそしてその下の新葉へと繋いでくれていると思います。
そんな順調に生長しているアガベ・チタノタ ブルーにも心配な様子もあります。
それはこちらのピンクの円で囲った部分の葉の様子で、やや見えにくいとは思いますが、葉の色が悪く、見るからにブニョブニョとした感じになっていることが感じられるのでないかと思います。
これは前回葉の先が折れてしまった葉とは違うもう一方の根元の葉で、今すぐに対処することはできませんが、こういった様子から株の状態が一気に悪化する場合もあるので気が抜けません。
UCHIのアガベ・チタノタ ブルーは屋外で6ヶ月育て、葉が増え、葉の向きの変化、そして葉によっての鋸歯の違いなどの様子を見せてくれています。
期待を寄せていた新葉は思うような様子ではないものの、一歩一歩より良い姿に育ってくれていることはひしひしと伝わりまた実感できていますので、気になる様子もありますが、とにかく残りの寒い時季をやり過ごして、春からの活発な生長による変化に期待したいと思います。
そしてまた機会を見て、今出てきている新葉の鋸歯は赤黒いまま維持てきているのか、そしてどのような生長をしたのか、またその時株全体はどういった姿をしているのかなどをご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。