こんにちは。
今回は、強烈な日差しを受け、少し獰猛な表情を見せ始めたアガベ属の多肉植物「アガベ・チタノタ ブルー」の様子をご紹介します。
今年の夏はとにかく強烈な日差しからの暑さで、様々な多肉植物を枯らしてしまいましたが、そんな中、その強烈な日差しを遮光することなく、むしろ味方に付けたかのような勢いで生長を遂げた多肉植物が存在します。
それがアガベ・チタノタ ブルーで、唯一あの日差しの中トラブルなく過ごしていて、今ではアベガ属らしい、なんとなく少し獰猛な表情を見せ始めてくれましたので、それがどういった様子なのか現在のアガベ・チタノタ ブルーの様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのアガベ・チタノタ ブルー
- 少し獰猛な表情を見せ始めたアガベ・チタノタ ブルー
UCHIのアガベ・チタノタ ブルー
UCHIのアガベ・チタノタ ブルーは2025年6月7日に、葉色に感じる小さな危惧の様子をご紹介しました。

気にしていた葉色からの影響は全くなく、それどころか今年のアノ強烈な日差しを遮光することなく日に当てて育てていて、それが味方したのか今ではこれまでで一番良い姿をしていると思える様子です。
またその姿は冒頭でお伝えしているように、アベガ属らしいというと語弊があるかも知れませんが、良い意味で、前回のご紹介時には見れなかった、少し獰猛な表情を見せ始めてくれています。
それではそれがどういった様子なのか、前回のご紹介から約4ヶ月半が経った、少し獰猛な表情を見せ始めたアガベ・チタノタ ブルーの現在の様子をご紹介します。

こちらが少し獰猛な表情を見せ始めた、UCHIのアガベ・チタノタ ブルーの様子です。
少し離れた場所からでも、たった約4ヶ月半でかなり前回のご紹介時と違う様子だということはお分かりいただけると思います。

アガベ属はやはり日当たりの良い場所が最適と周知されていますが、UCHIでも今年の夏のアノ強烈な日差を遮光せずたっぷりと遠慮なく浴びせました。
アガベ・チタノタ ブルーは青葉系の品種で、日差をしっかり浴びたことで以前より葉の色の青味が強くでて、何よりこれも以前ではあまり感じにくかった白い粉のようなものがはっきりと見て取れるようになりました。
この白い粉のようなものはブルームと呼ばれるもので、正式には クチクラ層に含まれるロウ質(ワックス)で、強い日差しから葉を守る日焼け防止、水分の蒸発を抑える乾燥対策、病害虫や汚れから守る保護機能があるようです。

そしてこちらが前回もご紹介した根元の様子で、異変などなく、色がこのような部分まで以前より青味が強くなった印象があります。
アガベ・チタノタ ブルーはこの葉色やブルームが合わさった様子がより青ぽいので、チタノタ ブルーといった名前の由来になっているのでないかと勝手に感じています。
また日差しを味方に付けたアガベ・チタノタ ブルーの変化は色合いだけではありません。
アガベ属の特徴の鋸歯にも少し表れ、その様子から少し獰猛な表情を見せ始めたと感じていますのでその様子もご紹介します。
少し獰猛な表情を見せ始めたアガベ・チタノタ ブルー

こちらがUCHIのアガベ・チタノタ ブルーの現在の、鋸歯の様子のひとつで、これまで比較的小さく短くといった感じですが、ようやくより危険な香りのするノコギリ感が出てきたのでないかと思います。
このような様子が少し獰猛な表情を見せ始めた要因のひとつでないかと感じています。

また先ほどのブルームの出方というか付き方で、葉に独特の模様がでることも、そういった獰猛な表情と感じる要因のひとつでないかとも思います。
こちらで全体的な葉の様子をご覧いただけます。

そしてもうひとつ獰猛な表情を演出する様子があり、それはこの新葉の鋸歯の様子です。
管理のやり方次第で鋸歯をしばらくは赤黒い様子で保つことができるようですが、新葉なのでしっかりと色が付いていないことから、やや黄色系の色合いを持った様子がより獰猛な表情と感じさせる要因でないかと思います。
カッコイイです。

そして絶対に指を入れるなよと、いわんばかりでより新しい新葉を守るかのような鋸歯とその中で生長しようとしている新葉の先端のトゲ(スピン)の色合いもまたそういった雰囲気があります。

今年の夏はとにかく猛暑で日差しもかなりきつかったのですが、思い切って日に当てた結果、今ではその日差しを味方に、そして少し獰猛な表情を見せ始めてくれたUCHIのアガベ・チタノタ ブルー。
まだまだアガベに関しては経験が不足していますが、その中でも今年の夏の経験から、日当たりや水の与え方の経験は得られたのではないかと思います。
もうしばらくは日差しも多少確保できますが、その後に注意が必要な冬を迎えますので、このまま屋外で過ごすか、室内に取り込むか悩んでいます。
けれどもできるだけ育てている環境は変えたくないので、なるべく今年の冬も屋外で育てるつもりですが、様子を見て室内でとも考えていますので、またアガベ・チタノタ ブルーに変化があればその時の置き場所をどうしたかなども含め、その時の様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。

















