銀色の斑どころではないスキンダプサス・ピクタス・アルギレウス

こんにちは。

今回は、銀色の斑どころではないスキンダプサス属の観葉植物「スキンダプサス・ピクタス・アルギレウス」の様子をご紹介します。

スキンダプサス・ピクタス・アルギレウスは特徴の銀色の斑が失われていることが気になっていましたが、今年の冬はこれまで冬に異変がなかったポトスタワーの状態を悪くしてしまい、その同じ部屋に吊るしていたスキンダプサス・ピクタス・アルギレウスも銀色の斑どころではない、かなり危機的な状況にしてしまいました。

そこで時季が(1月下旬と)悪かったのですが、急遽、完全に枯らしてしまわないために葉の多くを失ったつるをカットして水挿しにしていましたので、その水挿しはどうなったのか、スキンダプサス・ピクタス・アルギレウスは今どういった様子なのかをご紹介したいと思います。

今回の目次

  • UCHIのスキンダプサス・ピクタス・アルギレウス
  • 状態が悪くなってからカットして水挿しにしたスキンダプサス・ピクタス・アルギレウスのつる
  • 水挿しにして発根し鉢上げしたスキンダプサス・ピクタス・アルギレウス

 

UCHIのスキンダプサス・ピクタス・アルギレウス

UCHIのスキンダプサス・ピクタス・アルギレウスは2022年7月10日に、このまま失いたくないと特徴の銀色の斑の存在が目立たなくなった様子などをご紹介しました。

 

その後も思うような変化はなく、残念ながら子株は枯らしてしまいましたが、親株は葉は増え、つるが伸び、一応は順調に生長していることは感じられていましたが、その後の冬に銀色の斑どころの問題でない状態にしてしまいました。

それは今も変わらない様子ですので、まずは前回のご紹介から約1年が経った、現在のスキンダプサス・ピクタス・アルギレウスの様子をご紹介します。

 

 

こちらがUCHIのスキンダプサス・ピクタス・アルギレウスの様子です。

今年に入ったぐらいから状態を悪くしてしまい、完全に枯らさない対策をしたためつるの本数が減ってしまい、その後残していたつるも枯れ、何とか冬を乗り越えたものの生育期の今でも改善する感じはなくずっとこのような様子のまま過ごしています。

 

 

唯一今、残っている葉がこの1枚だけなので、銀色の斑がどうのこうのいっている場合ではないことがお分かりいただけると思います。

 

ただこの一本のつるだけでは心細いのですが、先にお伝えしているように完全に枯らさないため、その状態が悪くなった時(1月下旬)に何本かのつるをカットして水挿しにしています。

その水挿しにしているつるは今どういった様子なのかをご紹介したいと思います。

 

 

状態が悪くなってからカットして水挿しにしたスキンダプサス・ピクタス・アルギレウスのつる

こちらが状態が悪くなってからカットして水挿しにした、スキンダプサス・ピクタス・アルギレウスのつるの様子です。

これは2週間前の様子ですが、時季が悪かったこともあり、なんと4カ月間もなんの音沙汰もなくこのような状態で過ごしていました。

 

 

しかし5月下旬辺りからようやく発根しはじめて、1ヶ月ぐらいでこのような長さにまで根が生長しました。

 

 

こちらが1番長く伸びた根の様子で、やはりエピプレムヌム属(ポトス系)とよく似ています。

しっかりと根付かせて次の冬こそ無事に過ごしてもらいたいので、そろそろ鉢上げすることにしました。

 

 

鉢はパキラなどでも使った、こちらのオリジナルの試作品のプラスチックの丸型の鉢へ植え替えることにしました。

 

それでは水挿しから鉢上げしたスキンダプサス・ピクタス・アルギレウスは無事なのか、作業して2週間が経った様子をご紹介します。

 

 

水挿しにして発根し鉢上げしたスキンダプサス・ピクタス・アルギレウス

こちらが水挿しにして発根し鉢上げした、UCHIのスキンダプサス・ピクタス・アルギレウスの様子です。

鉢上げして2週間が経ちましたが、まだしっかりと根付いているとはいいがたいものの、一応葉が枯れたり変色したりすることはなく過ごしてくれています。

 

 

どの葉も特徴の銀色の斑は以前よりもさらに失われ、葉もとても小さいものばかりとなってしまいましたが、完全に枯らさず望みを繋げられているだけでも今は十分です。

 

 

またピンクの円で囲った部分のように新葉が開き始めている様子もありますので、今季の生育期の間にこういった様子がもっと見れるように注意し、枯らさないよう管理したいと思います。

 

 

今のところ最悪の状態だけは何とか免れましたが、まだUCHIのスキンダプサス・ピクタス・アルギレウスは鉢上げしてしっかりと根付いているともいえないので安心はできませんが、今はちょうど活発な生長が期待できる時季でもありますので、何とかこの生育期の間にある程度までは改善したいといった思いがあります。

 

こういった様子から今は特徴の銀色の斑がどうのこうのどころではありませんが、夏の間に改善が感じられるようでしたら、また改めて特徴の斑に意識を向け、以前のようなスキンダプサス・ピクタス・アルギレウスの豊かな様子をご紹介できればと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。