こんばんは。
今回は、生育期を迎えたペペロミア属の観葉植物「ペペロミア・オブツシフォリア」の勢いを借りて、子株を作るために挿し木をした様子をご紹介します。
ペペロミア属は多肉質な肉厚な葉が特徴で、ペペロミア・オブツシフォリアの葉は、大きさこそ違いますが、先日ご紹介した金のなる木の葉とよく似た光沢のある深い緑色の葉が特徴です。
またペペロミア属は品種にもよりますが、5月から9月ぐらいまでが生育期で、ペペロミア・オブツシフォリアも生育期を迎えている様子として、その光沢のある深い緑色の新葉を複数枚付けて、より大きな株へと生長を初めている様子がうかがえます。
またUCHIのペペロミア・オブツシフォリアには、まずまずの生長をしているといってよい枝分かれしたような茎があり、この茎の先端にも新葉が付いています。
そこでこの新葉を付けるといったこれから生長しようとする勢いを借りて、ペペロミア・オブツシフォリアを増やすためこの茎を挿し木にしたいと思いますので、その様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのペペロミア・オブツシフォリア
- ペペロミア・オブツシフォリアのお手入れと挿し木
- 挿し木とお手入れをにしたペペロミア・オブツシフォリア
UCHIのペペロミア・オブツシフォリア
UCHIのペペロミア・オブツシフォリアは2019年2月6日に、苦手な冬の寒さの影響を受けず元気に過ごしている様子をご紹介しました。
このご紹介から3ヶ月が経ち、暖かくなったこともあり、ペペロミア・オブツシフォリアは一回り大きく生長した印象があります。
そんなペペロミア・オブツシフォリアは生育期を迎えていることもあり、まだ小さいですが、特徴の深い緑色の光沢のある葉を複数枚増やし、さらにより小さな新葉も付けています。
また冒頭でもご紹介したように、UCHIのペペロミア・オブツシフォリアには2本の主となる茎が伸びていますが、その1本の茎から枝分かれしたような茎が伸びており、その茎の先端にも新葉を付け、これからさらに生長しようといった勢いを感じるものがあります。
そこで、UCHIではペペロミア属を増やすことにチャレンジをしたことがありませんので、増やすのには適期ということもあり、この茎の勢いを借りて、挿し木にして増やすことにチャレンジしてみたいと思います。
まずはその前にペペロミア・オブツシフォリアの一回り大きく生長した様子をご紹介します。
こちらが現在のUCHIのペペロミア・オブツシフォリアの様子です。
上へ伸びただけでなく、左右へも広がって前回のご紹介時よりも一回り大きな株へと生長しています。
※置き場所の日の当たり方の影響で、葉が以前撮影した向きと逆向きへと変わっていますので、前回とは逆の向きでご紹介しています。
ペペロミア・オブツシフォリアの茎は元々太めですが、より太くなり、長めだった茎は横へも広がるように伸び始めています。
その伸びた先端にはまだ小さめですが光沢のある新葉を付け、さらにまだ芽生えたばかりの葉の存在もうかがえます。
この様子からペペロミア・オブツシフォリアは間違いなく生育が活発になっていると思いますので、増やすことにチャレンジしたいと思います。
また葉のホコリも目立ちますので、葉のお手入れをしてから挿し木の作業をしたいと思います。
ペペロミア・オブツシフォリアのお手入れと挿し木
冒頭からご紹介している茎は、こちらのピンクの円で囲った茎で、この茎は枝分かれして今も順調に生長を続けています。
その様子として、この茎の先端の新葉で、この様子から今後も生長することが期待できると考えたからです。
まずは葉のお手入れをします。
ペペロミア・オブツシフォリアは葉水すれば比較的簡単にホコリを洗いながせるので、お手入れとしては簡単ですが、今回は葉水してティッシュペーパーでよりキレイにホコリを取り除きます。
このように1度拭き取れば大体取り除けます。
そして葉水前の写真に戻りますが、先ほどの茎をピンクのライン辺りでカットして挿し木にしたいと思います。
このようにカットしました。
手で折るようにカットしましたが、最後はハサミでつながった部分をきれいにカットしました。
挿し木するにはやはり断面から雑菌などが入らないよに、しっかりと乾かすのが無難です。
※より確実に乾かすなら、2、3日かけて乾かすのが無難だと思います。
今回はある程度乾いた状態、ビニールポッドに土を入れたものに挿し木したいと思います。
それでは茎をカットして挿し木したペペロミア・オブツシフォリアと、お手入れをした親株のペペロミア・オブツシフォリアをご紹介します。
挿し木とお手入れをにしたペペロミア・オブツシフォリア
こちらが挿し木したペペロミア・オブツシフォリアです。
無事発根して、子株として生長を初めてくれることを期待したいと思います。
そしてこちらがお手入れをしたUCHIのペペロミア・オブツシフォリアです。
枝分かれしたような茎を挿し木のためにカットし、多少ボリュームが減りましたが、それでもまずまずの迫力を維持できていると思います。
またこの新葉たちが、これから大きく生長すると思います。
そうなればおそらく今回ご紹介している姿よりも、より迫力の増したペペロミア・オブツシフォリアをご紹介できるのではと考えています。
UCHIのペペロミア・オブツシフォリアはこれからさらにより活発な生育が期待できますので、挿し木のため茎をカットしたぐらいはものともしないと思います。
しかし今植えている鉢では、より大きな株へ育てるにはやや限界が近いのではないのかとも考え始めています。
こういったことからしばらくはこのまま育てますが、今後ペペロミア・オブツシフォリアの生長の様子を見て、より大きな鉢へ植え替えも検討しています。
また挿し木も無事発根してくれることを期待して、それぞれのペペロミア・オブツシフォリアに変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
81日後の様子をご紹介します。