屋外に置きっぱなしのガジュマル

こんにちは。

今回は、屋外に置きっぱなしのフィカス属の観葉植物「ガジュマル」(フィカス・ミクロカルパ)の様子をご紹介します。

前回までご紹介していた幹が痩せたガジュマルは冬に完全に枯れてしまい、これでUCHIでは2度ガジュマルを育てることに失敗したことになります。

しかし実はもう1株UCHIにはガジュマルがあり、そのガジュマルは今までご紹介せずにいました。

それは購入後すぐに、大量のカイガラムシが発生して、他の観葉植物に移ることが嫌で、仕方なく屋外に置いていたからです。

屋外に置いているというよりは、夏も冬も置きっぱなしだったのですが、今ではそのカイガラムシは見当たらず、最近はまずまずの状態を保てています。

また暖かくなり茎が伸びてきたので、簡単なお手入れをして、これからUCHIのガジュマルとしてご紹介していこうと思いますので、そのお手入れと現在の様子を併せてご紹介したいと思います。

今回の目次

  • UCHIのガジュマル
  • ガジュマルの伸びた茎のカットと挿し木
  • 挿し木にしたガジュマルと伸びた茎をカットしたガジュマル

 

UCHIのガジュマル

UCHIのガジュマルは2019年9月15日に、幹が痩せた状態で植え替えをした様子をご紹介しました。

 

しかし2019年12月11日に、葉の変色が目立つ5種の植物の1種としてご紹介し、その後は状態を回復することなく枯れてしまいました。

 

UCHIではガジュマルが枯れてしまうのはこれで2度目です。

ガジュマルは基本的には育てやすいという情報をよく目にしますが、なかなかうまく育てられていません。

 

しかしこれまでご紹介していなかったガジュマルが1株あります。

この株は購入直後からカイガラムシが発生してしまい、冒頭でもお伝えしたように、他の観葉植物などへカイガラムシの影響が出てしまわないかと思い、屋外に置いていました。

 

しかしなかなかカイガラムシは全滅しないので、夏も冬もそのまま屋外に置きっぱなしでしたが、最近ではようやくカイガラムシが見当たらないようになりました。

ここで油断は禁物で、少し前に念入りに調べ、歯ブラシでカイガラムシの痕跡らしき白い物体をこすり取ったりもしましたが、そのこすった影響もないので、そろそろそのガジュマルをご紹介したいと思います。

 

また茎が伸びているので、このまま伸ばしても問題ないと思いますが、どちらかというと茎は伸ばさないような株姿に仕上げたいのと、少しでもカイガラムシ予防ができればと思い、伸びた茎はカットしたいと考えています。

 

それではまず、伸びた茎のお手入れをする前に、屋外に置きっぱなしのガジュマルの現在の様子をご紹介します。

 

 

こちらがUCHIの屋外に置きっぱなしのガジュマルです。

屋外に置きっぱなしなので、黒のプラスチックの鉢は古びた様子になってきましたが、それよりこのガジュマルは立派な幹が印象的です。

 

 

カイガラムシが発生して急遽屋外に置き、気持ち悪いですが一匹一匹取り除き、水で洗い流したりと何度も駆除しましたが、なかなかカイガラムシは全滅しませんでした。

またこの幹の隙間などにもカイガラムシの白い痕跡が目立つようになり、過去に歯ブラシで2、3度ゴシゴシと幹に傷がつくのではないかと思うほどこすり、白い痕跡を取り除きました。

それがよかったのかはわかりませんが、ようやく現在はカイガラムシは見当たらなくなりました。

 

 

今ではこのように葉が大きく生長していますが、葉の茎の付け根付近には、かなりの量のカイガラムシが頻繁に発生します。

 

 

カイガラムシの痕跡かはわかりませんが、葉にはところどころ白い痕跡が現れたりします。

 

そこで今回は伸びた茎をカットして、簡単なお手入れをしたいと思います。

また、そのカットした茎は挿し木にすると根付くので、挿し木にしたいと思います。

 

 

ガジュマルの伸びた茎のカットと挿し木

ガジュマルの伸びた茎は、ピンクの線辺りでカットします。

 

 

予定していた位置で、3本の伸びた茎をカットしました。

 

 

次にカイガラムシの痕跡かどうかは定かではありませんが、白い付着物がある葉も取り除きました。

 

 

そしてカットした茎は挿し木にするので、この余っている小さなプラスチックの鉢を使います。

 

それでは挿し木にしたガジュマルと、伸びた茎をカットしたガジュマルをご紹介します。

 

 

挿し木にしたガジュマルと伸びた茎をカットしたガジュマル

こちらが伸びた茎をカットした、UCHIのガジュマルです。

小ぢんまりとした株姿に整え、より幹の存在感が増したと思います。

 

 

前半のご紹介では反対向きでご紹介していましたが、カットして葉水をしていると、こちらの角度からの方が雰囲気がいいことに気づき、ご紹介する向きを変えました。

 

 

カットした3本の茎のうち、2本の茎は先ほどご紹介した小さなプラスチックの鉢に土を入れ挿し木にしました。

そして残ったもう1本の茎は、2日前に剪定し、水挿しにした同じフィカス属のベンジャミンと同じ瓶に入れ、発根させてみたいと思います。

 

 

ガジュマルは過去に2度枯らしてしまっているので、UCHIでの管理方法になんらかの問題があると思いますが、このガジュマルは屋外で今もまずまずの生長をしているので、このまま屋外で育てたいと思います。

 

また今回茎をカットしましたが、フィカス属は5月ぐらいからより生育が活発になるので、また茎が伸びればカットして整えたいと考えています。

また茎が伸びてカットして整える場合は、その時のガジュマルの様子と、今回挿し木した株の様子も併せてご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

100日後の様子をご紹介します。

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ガジュマルの育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、ガジュマルの育て方だけでなく、これまでにご紹介しているガジュマルの様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。