こんにちは。
今回は、夏の完成に向けて支柱を差し替えたエピプレムヌム属の観葉植物「ポトス」の様子をご紹介します。
ポトスはつるを伸ばして生長するつる性の植物で、その特徴(つる)を活かして様々なアレンジが楽しめたり、増やしたりもすることができるのですが、UCHIではタワーへと仕立てて育てています。
そのタワーに仕立てるには支柱が必要で、以前の失敗からどういった材質にするかを読者の皆様にアンケートをさせていただき、その結果なども含め、悩みながら最終的な決断をし、新しい支柱を準備しました。
そこで生育期の夏に理想的なポトスタワーの完成を目指したいと思い、そのために準備した支柱に差し替えたいと思いますので、現在のポトスの様子と併せ、その支柱に差し替えた作業の様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのポトス
- ポトスの支柱の差し替え
- 夏の完成に向けて支柱を差し替えたポトス
UCHIのポトス
UCHIのポトスは2020年10月4日に、順調に生長しているからこそ悩ましい様子をご紹介しました。
その悩みの最大の原因は土や茎、支柱などに発生するカビで、そういったことから今後支柱をどうするかを読者の皆様にアンケートさせていただきました。
そして先ほど締め切りとさせていただいたのですが、合計20票のご回答をいただくことができました。
こちらがそのアンケートの結果です。
- どうするかわからないが、UCHIのポトスタワーの今後を楽しみにしている (8 票)
- ヘゴ支柱にする (5 票)
- 別のプラスチックの支柱にする (4 票)
- この支柱のままにする ( 3 票)
- 別の方法を模索する (0 票)
- その他 ( 0 票)
ご協力いただきありがとうございます。
そして独自解釈になりますが、アンケートの結果から支柱の素材をどうするかといったことより、楽しみにしてくれている方が一番多かったことが率直にうれしく感じています。
次にヘゴ支柱にするといったご意見が多かったのですが、僅差で別のプラスチックの支柱にするといったご意見も多く、この(現在の)支柱のままにするといったご意見もあり、素材だけでいうと、やはりカビのことを考慮してなのかプラスチックの支柱にするといったご意見が多いのかと思いました。
しかしヘゴといった天然素材も捨てがたいので、かなり悩みましたが、別の視点で考え、高さ(迫力)も意識して考えた支柱を購入しましたので、その支柱に差し替えたいと思います。
それではその作業を始める前に、まずは前回のご紹介から約7ヶ月が経った、UCHIのポトス(ポトスタワー)の現在の様子をご紹介します。
こちらがUCHIのポトス(ポトスタワー)の様子です。
前回は秋のご紹介で、その後は生育が鈍りあまり変化がないまま過ごしていましたが、春になりまた生長が加速して、今では支柱の先端にまでつる(茎)が伸びました。
そしてこちらが支柱の先端の様子で、裏返った最近開いたばかりの新しい葉が初々しい様子で、つるもまだまだ上へと伸びる勢いも感じられます。
そしてこちらがポトスタワーの中間付近の様子で、冬の間に多少葉が減ってしまいましたが、また新しい葉も増えこれからの変化が期待できそうです。
そしてこちらがカビなどに苦しめられた根元付近の様子で、この辺りが最も葉が減ってしまいました。
しかしより乾かし気味にしたことと、今では時季的なことや、生長速度の変化で水がより必要になったことなどからか、カビの心配は感じられません。
そしてこの機会に入念にポトスを観察してみると、このような黄色く変色した葉がまだ残っているので、このような葉は取り除き、これから活発に生長することが期待できますので、現在の様子から夏頃にはタワーが完成できるのではないかと考えられますので、事前に購入して準備している新しい支柱に差し替えようと思います。
ポトスの支柱の差し替え
読者のみなさまからいただいたご意見、そしてUCHIのポトスの状況、そして先ほどもお伝えした高さ(迫力)を考慮して決断したのがこちらのプラヘゴです。
本当に最後までヘゴ支柱にしようかと悩みましたが、今後また悩まされる可能性のあるカビと高さ(長さ)の観点から、プラヘゴの中でも一番高さ(長さ)がある120cmのプラヘゴを選択しました。
しかし一番高さ(長さ)があるプラヘゴでも120cmだったので、目標の2mは一旦諦めるしかなさそうです。
それではこちらのプラヘゴへ支柱の差し替え(交換)をしたいと思います。
まず支柱の差し替えをする前に、ポトスの黄色く変色した葉や傷んだ葉を取り除きました。
そしていよいよ支柱の差し替えですが、現在のクルクルと螺旋状になっている支柱には、ポトスのつるを麻紐で止めていますので、この麻紐をほどいて取り除く準備をします。
麻紐をほどいてつる(茎)を1本ずつ取り外したいのですが、つるは巻きつけているのでそのようにはできず、全ての麻紐を先にほどきました。
すると予想通りバサッと下に全てのつるが落ちたのですが、このような密度が理想なので、なるべくこのような密度に仕上げていきたいと思います。
そしてこのように螺旋状になった支柱を抜き出しました。
すると前回は真っすぐに伸びている部分を何故土に差し込まなかったのかと思っていましたが、差し込んでいた向きに伸びている部分の方が長く、差し込む(支柱を立てる)向きは間違っていなかったようでした。
そしてこちらが支柱がなくなったポトスの様子で、かなりつるが伸びていることがお分かりいただけると思います。
こういった様子から、UCHIのポトスは購入してから何度か伸びた茎をカットして調節したり、水挿しにしたりして増やしたりしていたのですが、その後に随分と生長しているのだと改めて気づきました。
そして支柱を差し込むために、つるを1本ずつ分けて、鉢の中央に新しい支柱を差し込む準備を整えました。
またこのようすからお分かりいただけると思いますが、今のところカビが土に発生していませんので、先ほどもお伝えしましたが、なんとなくタワー仕立てにする場合の水の管理のコツもつかみ始めている気がしています。
またUCHIではポトスの葉をなるべく美しく育てたいので、こちらのハート型が印象的な観葉植物用の錠剤肥料を使っています。
これはこの肥料の配合の中でチッソ10と、チッソが最も多く配合されていて、そのチッソ窒素(N)は主に葉の生育や色つやなどに効果ができるのでこの肥料を使って育てています。
そして今は4個この肥料を置いていますが、さらに3個足して合計7個にしました。
続いてプラヘゴを立てるために少し中心部を掘り、そしてプラヘゴを立て、また新しい観葉植物用の土でプラヘゴを埋めるようにしました。
このプラヘゴをただ差し込んで立てるだけだとグラグラとしてしまいます。
しかし説明書きにグラグラさせないためのポイントが書かれていて、その説明には竹串をクロスさせて根枷しすると解消されるとあり、この指示に従い対処するとかなりグラつきは解消されました。
あとはこのプラヘゴに巻き付けるようにして、タワーへと仕立てていくのですが、固定するのには一般的に結束バンドなどを使うのが一般的なようですが、UCHIでは引き続き麻紐で固定したいと思います。
あとはこの作業をつるの分だけ繰り返すだけですので、それでは夏の完成に向けて支柱を差し替えた、UCHIのポトス(ポトスタワー)の様子をご紹介します。
夏の完成に向けて支柱を差し替えポトス
こちらが夏の完成に向けて支柱を差し替えた、UCHIのポトス(ポトスタワー)の様子です。
ご覧いただいているように、かなり高さに余裕ができましたが、つるの長さや葉の量から物足りなさも感じられると思います。
しかしこれから夏の間にポトスは活発な生長をすると思いますので、この支柱では物足りないのではないかと思います。(そうあってほしい)
そして置き場所ですが、今はこのポトスタワーはリビングでなく、別の部屋に置いて育てています。
それは全体をレースカーテンで遮光した日に当てるためです。
あとはより良い姿へと生長すると期待して、しっかりと遮光した日に当て、水の量も増やしつつ、場合によってはさらに追肥して、今は少し見えているプラヘゴも見えないような様子へと育てたいと思います。
そして気になる根元ですが、このプラへゴは大きな網目で中心部が空洞となっているので、以前より風通しもよく、カビ対策にも有効ではないかと思っています。
UCHIのポトスは夏に120cm超えの立派なポトスタワーの完成へと向けて支柱を差し替え準備しました。
あとは育てるだけですので、水の管理にはとにかく気を付け、夏にタイミングを見てポトスタワーが完成したのかどうかをご紹介したいと思います。
そして今回ご紹介していないこの親株の空いた鉢へ植え替えた子株のポトスも元気に過ごしていますので、その子株のポトスもその時に併せてご紹介します。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
119日後の様子をご紹介します。