秋から室内へ移したセローム

こんにちは。

今回は、秋から室内へ移したフィロデンドロン属の観葉植物「セローム」の様子をご紹介します。

セロームは秋から(正確には8月下旬から)室内で育てていますが、結論でいうとやはり屋外で育てている方が元気だったと言えそうです。

では何故室内に移したかというと、これまで屋外で育てていましたので、日差しに十分に慣れていると考えていましたが、思いのほか新葉が葉焼けし、また大きくなったセロームをベランダに置いておくことが難しくなったことが要因です。

そして室内へ移したセロームにはこれまでなかった葉の様子が現れ、そのことを改善するため簡単なことを試しましたので、その様子と併せ室内で育てて約1ヶ月になるセロームの様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのセローム
  • セロームの枯れた葉や気になることへの対処
  • 雨の日を屋外で過ごしたセローム

 

UCHIのセローム

UCHIのセロームは2020年7月24日に、植え替えたことで上々な変化をしている様子をご紹介しました。

 

このご紹介後は、葉の色は淡い色合いから濃い緑に変わり順調に生長を続けているといえそうですが、ずっと屋外で育てているのにやはり夏の日差しは強すぎたのか葉焼けするようになってしまいました。

また冒頭でもお伝えしているように、セロームは生長して大きくなり、また鉢が大きいことでUCHIのベランダで育てるには難しくなり、秋から(正確には8月下旬から)室内で育てています。

これで葉焼けすることは心配なくなりましたが、室内で育てることにしたセロームには次の問題が表れてしまいました。

それは葉の様子で、その葉の様子をご紹介するために、まずは室内へ移して約1ヶ月程が経ったセロームをご紹介します。

 

 

こちらが室内へ移して約1ヶ月程が経ったUCHIのセロームの様子です。

葉焼けして何枚かの葉は枯れましたが、それでも前回のご紹介時より葉は増えています。

 

 

そして葉の様子ですが、セロームの葉はこのようにシャキッと上を向いた様子が元気な葉の様子です。

 

 

しかし大きめの葉としては1番新しいこの葉は何故かこのようにだらんと下へ向いています。

これが冒頭でお伝えしているこれまでなかった葉の様子で、これは真っ先に室内に移したことによっての日照不足が影響しているのではないかと考えました。

 

 

しかし下の方の新しい葉はシャキッととは言えませんが、それなりに上向きで、何故大きめの新葉があのように下向きなのかは不思議な感じがします。

日当たりはどちらも然程変わりありませんが、何故このような違いが表れたのか疑問に感じています。

 

そこで考えてみると、室内に移したのでカビが発生しないように水の与える量をかなり減らしていることに気が付きました。

もちろん日照不足の影響もあると思いますが、屋外なら雨に当たるので、葉にもしっかりと水がかかりますが、室内で大きくなりつつあるセロームへの葉水はさぼり気味です。

 

そこでこの撮影の日は天気が雨だということもあり試してみたことがあります。

 

 

その前にこちらが唯一今でも残っている葉焼けしたセロームの葉で、他の葉焼けした葉は全体が枯れて簡単に取れてしまうようになりましたが、この葉はずっとこのままで悪化する進行は止まりました。

しかしこの機会にこの葉は取り除き、また根元付近にも気になることがありますので、その対処をしてから一日雨に当ててみたいと思います。

 

 

セロームの枯れた葉や気になることへの対処

まずそのままにしておいても問題なさそうですが、この機会に葉焼けした葉は取り除きました。

付け根からポキッと折るように取り除きました。

 

 

次に気になることとはこちらで、この太い気根の周りに細い根がむき出しになっているのが気になっています。

太い気根はセロームの特徴で、このままでも問題ありませんが、細い根はあまりむき出しにしたくはありません。

 

 

そこで細い根を含めこの太い気根にも土が被さるほど、満遍なく上から土を足しました。

これは雨に当てるので、その雨の勢いで土を被せた太めの気根はまたむき出しになると思いますので、太い気根に土を被せたわけではありません。

 

これで準備は整いました、あとは屋外に移して雨に当て、葉や土にしっかりと水分が行き渡るようにして様子を見たいと思います。

 

それでは雨に当ててほんの少しだけ変化が現れた、今朝のセロームの様子をご紹介します。

 

 

雨の日を屋外で過ごしたセローム

こちらが雨の日を屋外で過ごしたUCHIのセロームの様子です。

一見しただけではあまり変わりはありません。

 

 

しかしよく見ると嘘かのような出来事があり、昨日だらんと下向きだった葉の一部が上向きへ変化しています。

 

 

こちらがそのやや上向きな様子へ変化している部分で、これはたまたまなのか、水分が行き渡っての影響なのか、または少し雨が止んでいた時間の日差しの影響なのかわかりませんが、まさここのような変化がすぐに表れるとは思いませんでした。

※(因みに夜も雨は止んでいました。)

 

 

でもこちらの明らかに元気な上向きな葉と比べると全くその姿は違います。

しかしこの葉を見て気が付いたのですが、この元気に上向きの葉はしっかりとした太めの葉脈が印象的です。

こういった様子から、まだあの葉は生長しきっていないことも葉が下向きになっている要因ではないかとも思います。

しかし以前の出始めの新葉ではそのような様子はなく、少し生長して若葉といえる状況でもこのような現象はありませんでした。

 

そこで読者のみなさまに質問をさせていただきます。

セロームの下向きになった葉の原因はおそらく複合的なことが原因だと思いますが、あえて一つ選ぶとすれば、どのことが原因だと思われますか?

 

セロームの葉が下向きになる原因について

  • 水不足 (35%, 7 票)
  • 日照不足 (20%, 4 票)
  • わからない (15%, 3 票)
  • やはり複合的な問題としか言えない (15%, 3 票)
  • 葉が生長しきっていない (10%, 2 票)
  • 気温 (5%, 1 票)
  • 根の状態悪化(根詰まりや傷など) (0%, 0 票)
  • 風通しが悪くなったこと (0%, 0 票)
  • 水が多すぎる (0%, 0 票)
  • その他 (0%, 0 票)

合計投票数: 20

貴重なご意見をいただきありがとうございました。

※ご回答頂いた内容は今後セロームを育てるうえで参考にさせていただきます。

 

 

そして土を被せた気根ですが、雨で多少また表面に出ていましたが、思いのほか埋もれていたので、少しこのように土を払いより表面に出るようにしました。

幹立ち(幹上がり)するにはまだまだ時間がかかりそうですが、この気根がしっかりと太く生長して、いつかUCHIのセロームも幹立ちした姿をご紹介できればと思います。

 

 

セロームはやはり日差しを好むのだと思いますが、やはり大きさの問題やベランダでの置き場所の問題でどうしても今後も室内で育てることしかできませんが、今回のこのような結果から時々雨に当てるため屋外に置いたりもしたいと思います。

そしてどうして葉がだらんと下向きになるのかわかりませんが、今後もそういった変化に着目し、アンケートのご回答なども参考にして、より良いUCHIらしいセロームの姿へとて育てていきたいと思います。

 

また今後UCHIのセロームに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

441日後の様子をご紹介します。

 

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セロームの育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、セロームの育て方だけでなく、これまでにご紹介しているセロームの様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。