こんにちは。
今回は、葉の大きさは小さめでも葉脈は豪儀なアロカシア属の観葉植物「アロカシア・バンビーノ」別名バンビーノ・アローの様子をご紹介します。
UCHIでは様々な観葉植物をご紹介していますが、そんな観葉植物のメジャーな品種でもまだ一度も育てたことがないものに、和名でクワズイモと分類されているアロカシア属があります。
そこで、そのアロカシア属の中でも、初めて育てるには冬越しにやや難易度が高めなことが気になりますが、比較的に葉の大きさは小さめでも葉脈の見た目が豪儀なアロカシア・バンビーノを購入しましたので、その葉の様子などと併せ現在の様子をご紹介したいと思います。
今回の目次
- アロカシア・バンビーノについて
- アロカシア・バンビーノの育て方
- UCHIのアロカシア・バンビーノ
アロカシア・バンビーノについて
アロカシア属はアローカシアとも呼ばれ、日本ではどちらかというとクワズイモといった呼び方で周知されている人気の観葉植物です。
そんなアロカシア属には多くの園芸品種があり、品種にもよりますが、大きめの葉を楽しむこともそうですが、それと合わせて根茎が膨らむ様子も楽しめる品種もあり、アロカシア・オドラ(クワズイモ)やアロカシア・マクロリザ(インドクワズイモ)がアロカシア属の中でも有名な品種です。
また葉の色合いや葉形に特徴がある品種もあり、アロカシア・アマゾニカがその中でも葉脈に特徴のある品種で、その小型種(葉が小さめ)として人気があるのがアロカシア・バンビーノです。
そしてこちらがそのアロカシア・バンビーノの葉の様子です。
ご覧いただいているように、葉は一般的なアロカシア属の中では小さめですが、その中に広がる葉脈とその色合いがアロカシア・バンビーノの魅力です。
そんなアロカシア属は和名でクワズイモと呼ばれていることは先ほどもお伝えしていますが、やはりこういった呼び方から注意することがあります。
それはアロカシア属の葉や茎や根など(株全体)に毒性がある(シュウ酸カルシウムが含まれている)ので、植え替え時や剪定する際に、葉や茎や根などから出てくる液体に素手で触れないようにするなどの注意が必要です。
またアロカシア属は基本的には暑さ(耐暑性)にはどの品種も強いようですが、品種によっては耐寒性が弱く、アロカシア・バンビーノも冬越しが長く育てるうえでの課題となりそうです。
それではそんなアロカシア・バンビーノの基本的な育て方をご紹介します。
アロカシア・バンビーノの育て方
アロカシア・バンビーノは強い日差しは避け、半日陰になるような場所を好みます。
耐寒性が弱く、冬越しが育てていく上での注意点になりそうです。
日当たり
基本的には半日陰などが最適で、遮光された日差しが当たるような明るい室内などでも育てられます。
水やり
春と秋は土の表面が乾いた辺りに与え、夏は土が乾ききる前ぐらいに与えるようにします。
冬は乾かし気味に管理し、土が乾いてから状態を見て、控えめに与えるようにします。
またこまめな葉水で湿度を補い、病害虫予防といった意味合いからもおすすめです。
冬越し
寒さがとても苦手ですので、なるべく15℃以上の室内で冬越しをします。
より詳しいアロカシア・バンビーノの育て方はこちらでご紹介します。
それではUCHIのアロカシア・バンビーノをご紹介します。
UCHIのアロカシア・バンビーノ
こちらがUCHIのアロカシア・バンビーノの様子です。
とても小型で、所々傷みもありますが、葉の魅力に惹かれ購入しました。
そしてこちらが先ほどもご紹介したアロカシア・バンビーノの葉の様子です。
葉は小さめですが、その葉の中に大胆に広がる白系の色合いの葉脈が豪儀な様子でカッコ良く、またそれがアロカシア・バンビーノの最大の魅力です。
そしてその葉は丈夫で、この葉には購入時からこのように傷が入っていますが、購入からしばらくが立ちましたが枯れたりすることなく状態を維持しています。
またこのような部分的に変色した葉もあり、これより酷い状況なのが、その横の状態が良さげに見えている葉です。
撮影のために一部が変色した葉で支えて立っているようにしていましたが、実はこの葉は茎が根元付近で折れていて、ごく一部が繋がっているだけです。
しかしこの葉も枯れません。
本当に生命力が強いと感じます。
また今はもう断面が乾いていて出てくることがありませんが、このような断面などからにじみ出る液体に素手で触れないように注意が必要です。
そんな傷んだ葉が多いUCHIのアロカシア・バンビーノですが、こちらもやや傷んでいますが、根元付近に小さめの葉もあります。
こういった葉が生長して大きくなると、より株の迫力が増してくると思います。
そしてこのように新芽も出てきているので、これからより良い姿へと改善てきるのではないかと期待しています。
ご紹介してきたようにUCHIのアロカシア・バンビーノには所々傷みがありますが、以前から手に入れたいといったことと、実際実物を見て葉脈の豪儀な様子に惹かれ購入しました。
それでもやはり傷みなどが気になるところではありますが、アロカシア属は基本的には丈夫で、夏の間や気温が高い間はそんなに心配することなく育てられるようですので、この間に葉の様子を楽しみながら、なるべくより良い状態へと改善したいと考えています。
そして取り扱いにはやや注意が必要ですが、状態を考慮しつつアロカシア・バンビーノの植え替えをすると決めた際は、その様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。