こんにちは。
今回は、フィカス属の観葉植物「ウンベラータ」の曲げ木に再挑戦したいと思いますので、その曲げ木に仕込む様子をご紹介します。
UCHIでは以前ウンベラータの曲げ木に挑戦していましたが、曲げ木に仕込んで8ヶ月目に大失態してしまい、折ってしまうという最悪の結果に終わってしまいました。
しかしその折ってしまったウンベラータは40日後には再起を遂げ、冬に葉を全て失ってしまいましたが、今ではまた新しい葉も生長していて、伸び始めていた茎もいい感じに伸びています。
そこでもう一度ウンベラータの曲げ木に再挑戦したいと思いますので、その仕込み作業の様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIの曲げ木にし仕込んだウンベラータ
- ウンベラータを曲げ木にし仕込む
- 曲げ木へと仕込んだウンベラータ
UCHIの曲げ木に仕込んだウンベラータ
UCHIの曲げ木に仕込んだウンベラータは2020年6月30日に、曲げ木に仕込んで8ヶ月目に折ってしまうといった大失態をしてしまった様子をご紹介しました。
しかし冒頭でもお伝えしているように、その40日後の2020年8月9日に、折ってしまったウンベラータは状況に応じた変化をして再起を遂げた様子をご紹介しました。
このご紹介では冬前辺りに折ってしまったそれそれのウンベラータの様子をご紹介するつもりでしたが、あまり変化がなかったのでご紹介することを見送っていると、冬になり、その冬に新しく出た生長していた葉や、残っていた葉が全て枯れてしまいました。
しかし春前辺りから新しい葉が出てきて、今では前回のご紹介時より葉が多い状態になりました。
そして何よりまた新たに茎が伸びていて、その茎はまだ木質化していないことから曲げ木にするには最適な状態といえそうです。
そこでその茎を使ってもう一度曲げ木に再挑戦したいと思います。
それでは作業を始めたいと思いますが、まずは前回のご紹介から9ヶ月以上が経った、折ってしまったウンベラータの現在の様子をご紹介します。
こちらが曲げ木に仕込んで8ヶ月目に折ってしまった、UCHIのウンベラータの様子です。
冬に葉を全て失ってしまいましたが、先ほどもお伝えしたように今ではご覧いただいている状態にまで改善しました。
折ってしまった断面からはもう新たな芽が伸びそうな気配はありませんが、その下の茎が太く生長して、この茎が起点となってまたウンベラータは上へと伸びて生長しています。
そして春前に芽生えた葉は以前に比べ小さめですが、今ではこのようにしっかりと深い緑色へと色づいています。
また以前のご紹介でもお伝えしている下の方の2ヶ所の天芽から新しい葉が開いています。
この変化はとてもうれしくて、これはこのウンベラータの個性になると思います。
そしてこちらが折ってしまったウンベラータの先の方の株で、こちらも冬に葉を全て失ってしまいましたが、最近ようやく新しい葉が開いて、ご覧いただいている大きさに生長しました。
このように折ってしまったそれそれのウンベラータは、春から徐々に活発な生長を始めています。
そこで折ってしまった根元の方の株には、今だからこそ出来ることがあります。
もちろんそれは失敗してしまった曲げ木で、伸びた茎がまだ木質化していない状態だからです。
そこでやはり失敗したままでは終われませんので、ウンベラータの曲げ木に再挑戦したいと思います。
ウンベラータの曲げ木に再挑戦
曲げたい茎がこちらのまだ木質化していない茎で、付け根付近へ近づくにつれ少し木質化を初めているような様子もあります。
おそらくこれぐらいの状態が最適ではないかと思いますので、この茎を曲げて曲げ木へと仕込みたいと思います。
早速作業を始める前に、先に済ませておきたいことがあるのですが、それは折れてしまった茎の先の残った尖った部分をきれいに状態にしたいと思います。
このように折れた部分に残っていたとがった部分をきれいにカットして整えました。
それではまだ木質化していない茎をピンクの線の方へ曲げるために仕込みたいと思います。
こちらの以前もご紹介した、アルミ線(盆栽用)を使って仕込みたいと思います。
アルミ線はこのように曲げたい茎に巻き付け、このアルミ線を曲げるようにして茎を誘導します。
そしてまだ木質化していないこともあって、比較的簡単にこのように曲がり、曲げ木へと仕込むことができました。
それではまだ曲げ木へと仕込んだばかりですが、これからの変化をお伝えするために、改めて曲げ木へと仕込んウンベラータの様子をご紹介します。
曲げ木へと仕込んウンベラータ
こちらが曲げ木へ再挑戦した、UCHIの曲げ木へと仕込んだウンベラータの様子です。
しばらくはこの写真の左の方へ茎が伸びるように誘導していきたいと思います。
そしてこちらが改めてご紹介する、アルミ線を巻き付けて仕込んでいる様子です。
以前のようにきれいに巻けなかったのは、先ほどこのように巻き付けますといったご紹介をするために丸めてしまったのを伸ばして使ったためで、見た目が悪いですが無事に茎に傷を付けず巻き付けられたので、このままご紹介することにしました。
これは以前大胆な形状を思い描いたこと(欲張ったこと)で折ってしまったので、そういった反省の意味もありこのままにしました。
お伝えしたいことが色々あるのですが、以前の曲げ木は木質化している茎を強引に曲げてしまったことにも折れた原因がありますので、そういった経験から今回はまだ木質化していない状態の茎で曲げ木に仕込みました。
時間がかかると思いますが以前の失敗も活かし、今日からまた曲げ木へ挑戦していきたいと思いますので、人為的ミスでは折らないように気を付け、その時々の変化の様子をご紹介していきたいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
392日後の様子をご紹介します。