こんにちは。
今回は、鉢の裏側までしっかりと葉で覆いたいフィカス属の観葉植物「フィカス・シャングリラ」の様子をご紹介します。
フィカス・シャングリラはおそらく植えている鉢の性質から手がかかるのですが、手のかかる子ほど・・・といったことわざがあるように、やっぱり手がかかる分、育てていて楽しいといえます。
けれどもその鉢の性質に習慣化で対処しながら育てられるようになったフィカス・シャングリラにはどうしても改善できないことがあり、それは置いている向きから見て反対側の、鉢の裏側の様子で、簡単にできる対処はしているのですが、どうしてもこの部分へつるを伸ばして葉で覆うまでに育てることができていません。
そこでそれがどういったことなのかということと併せ、現在のフィカス・シャングリラの様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのフィカス・シャングリラ
- フィカス・シャングリラの鉢の裏側
- 策を講じたフィカス・シャングリラ
UCHIのフィカス・シャングリラ
UCHIのフィカス・シャングリラは2021年7月17日に、とにかく水切れが早いことや、それでも育てていて楽しいということをご紹介しました。
その後も葉を減らしたくないので、とにかく水切れだけはさせないように気を付けながら育てていました。
それでもやはりモスポッドに植えていることも影響してか、冬でも2日程空けてしまうと葉に元気がなくなり、3日空けると縮れ、下手すると枯れてしまう場合もあるほどです。
そこで考えた対策が、毎朝、起きてからコーヒーを飲む前に水やりをするということで、動作を関連付けすることで習慣化し、水やりを忘れないようにするといった方法で育てていました。
そんなこんなでフィカス・シャングリラは以前より確実に葉が増え、なかなか理想的な姿に育てられているのですが、どうしても改善できないことがあります。
そこで春を迎えたフィカス・シャングリラへそのことへ対処したいと思いますが、その前に、前回のご紹介から約9ヶ月が経った、葉が増えたフィカス・シャングリラの様子からご紹介していきたいと思います。
こちらが春を迎えた頃の2022年4月13日の、UCHIのフィカス・シャングリラの様子です。
とにかく水やりをがんばって、葉を増やし、それをなるべく枯らさないように気を付けていたので、以前と比べこのように葉が詰まった状態にすることができました。
新葉は水切れするとすぐに枯れると以前お伝えしていますが、その下の葉脈がしっかりと見てとれる葉も同じように枯れます。
フィカス・シャングリラの育て方はといえば、とにかく水やりにつきるような印象です。
このように葉が増えたフィカス・シャングリラですが、先ほどからお伝えしているように、どうしても改善できないのがこの写真の反対側で、置いている向きから見た鉢の裏側の様子です。
それではそれがどういった様子なのか、フィカス・シャングリラの鉢の裏側の様子をご紹介します。
フィカス・シャングリラの鉢の裏側
順調に育てられているフィカス・シャングリラですが、この反対側には何故かつるが伸びないので、モスポッドが丸見えです。
これがどうしても改善できない様子で、どうしてもこちらにもつるを伸ばしたいので、こちら側に日が当たるようにして置いているのですが、葉はこちらに向いているのですが、それでもつるは一向に伸びず困っています。
そこでフィカス・シャングリラはこれまで緩効性肥料 IBのチカラ グリーンそだちEXを使って育てているので、あえてこの葉やつるがない部分にだけ肥料を置いて誘引するイメージにして様子を見ることにしました。
これが妙策となるか愚策となるかわかりませんが、日が当たる向きもこれまで通りこちら側にして約1ヶ月程様子を見ることにしました。
それではこんなことで思い通りにできたのか、この作業から約1ヶ月程経った、今朝の策を講じたフィカス・シャングリラの様子をご紹介します。
策を講じたフィカス・シャングリラ
こちらが今朝の策を講じた、UCHIのフィカス・シャングリラの様子です。
全体的につるが伸びた印象があるのですが、水やりができなかった日が数日あり、その影響でやや葉が減ってしまっていますが期待できそうな雰囲気です。
そしてこちらがその覆いたかった鉢の裏側の様子です。
結果はご覧いただいているままで、講じた策は妙策とはならず、ある程度植物を育てている経験がある方なら想像がついておられたかもしれませんが愚策でした。
なぜこんなに片側へだけ生長するのか疑問に感じていますが、なんとかこのようなイキイキとした葉で鉢の裏側(この写真では右側)にまでつるを伸ばして葉で鉢が見えなくなるぐらいまで覆いたいと考えています。
そこで方法としては何通りかありますが、こういった機会なので読者の皆様のご意見をおうかがいして、それから方針を決めたいと思います。
フィカス・シャングリラの反対側を覆うには
- 挿し木などで株を増やして覆う。 (31%, 5 票)
- このまま日の当たる向きなどの対処で様子をみる。 (31%, 5 票)
- このままでいいと思う。 (31%, 5 票)
- どうするかは決められないが今後が楽しみ。 (6%, 1 票)
- 植え直してつるなどの向きを調節して覆う。 (0%, 0 票)
- その他 (0%, 0 票)
合計投票数: 16
貴重なご意見をいただきありがとうございました。
※株の状態や今後の変化の様子次第では多数派のご意見でなく方針を変更する可能性があることを予めご了承ください。
できることなら鉢の裏側までしっかりと葉で覆いたいと考えているUCHIのフィカス・シャングリラですが、小手先の対処ではどうにもなりませんでした。
しかしこのように置き場所などの環境や株の状態なども考えながら育てることが園芸の醍醐味でもあり、またそれがやはり楽しいです。
先にもお伝えしているように、フィカス・シャングリラは植えている鉢の影響もあり、かなり手がかかるのですが、これからもそういったことも楽しみつつ、またアンケート結果を参考にさせていただきながら鉢の裏まで覆うようにしたいと思いますので、またこのことへ対処する場合はその様子を、もしくはその結果も併せて、その時の様子をご紹介したいと思います。
今回ご紹介したフィカス・シャングリラの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。
また過去のフィカス・シャングリラの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。