こんにちは。
今回は、葉の表の新たな魅力に気が付いたマランタ属の観葉植物「マランタ・アマグリス」の様子をご紹介します。
植物は購入時にはその様子がなくても、その後の生長や時季的な変化によって新たな魅力を発見できるのも植物を育てる楽しみのひとつで、その代表的なことが花を咲かせるであったり紅葉だったりと比較的わかりやすいことだと思います。
しかしマランタ・アマグリスは2年前からそういった様子が出ていたにも気が付かず、ある意味灯台下暗しだったのですが、葉の表の葉脈付近に表れていた模様に今更ながら気が付きました。
そこでどうすればそういった様子を持つ葉を増やすことができるのかわかりませんが、なるべくならその魅力を多く引き出したいと思いますので、直接そういったことへ繋がるかはわかりませんが今の鉢へ植え替えてから2年以上が絶つため、この機会に土の入れ替えもしましたのでそういった様子と合わせ、新たな魅力に気が付いたマランタ・アマグリスの葉の様子をご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのマランタ・アマグリス
- マランタ・アマグリスの土の入れ替え
- 新しい土に入れ替えたマランタ・アマグリスと葉の表への期待
UCHIのマランタ・アマグリス
UCHIのマランタ・アマグリスは2020年6月13日に、花を咲かせるのに失敗した様子などをご紹介しました。
その後はとても落ち着いた様子で過ごしつつ、徐々に葉を増やしたマランタ・アマグリスですが、ふと気が付けば、葉の表面の葉脈付近にこれまで気が付かなかった新たな魅力があることに気が付きました。
しかしそれは冒頭でもお伝えしているように、購入時にはなかったものの、もうすでに2年前から現れていて、以前は葉の表も裏も個性的とお伝えしていたにもかかわらずこれまでずっと気がつかなかったのは、マランタ・アマグリスに限っていえばインパクトのある紫系の色合いの葉裏と花だけにとらわれていたからだと思います。
それではそれがどういった様子なのか、前回のご紹介から約2年が経った、葉がかなり増えた現在のマランタ・アマグリスの様子と併せてご紹介したいと思います。
こちらが以前と比べ随分と葉が増えた、UCHIのマランタ・アマグリスの様子です。
前回のご紹介から約2年も経っているので当然といえば当然ですが、それだけトラブルなく過ごしてくれています。
気温も上がってきたので生長も活発になりだしたこともあり、マランタ・アマグリスの葉のひとつの特徴の紫の葉裏が全面に見て取れるまだ筒状のピンと真っすぐ立った葉もそういった様子を表しているのではないかと思います。
そんな順調に過ごしているマランタ・アマグリスですが、これまで気が付かなかった葉の表の新たな魅力に気が付きました。
それはこのように葉脈付近から濃い緑系の色合いが広がるような模様になっていることです。
多くの葉は細めで緑系の葉脈が通っているだけですが、ネットで画像検索すると、中にはほぼすべての葉がこのような葉脈から太い緑が広がっているような模様の葉ばかりなマランタ・アマグリスも見かけました。
もしかするとマランタ・アマグリスは適切に育てることができれば、このような模様の葉ばかりになるのではないかと好奇心が掻き立てられます。
そこでこれまでの葉は変わることはありませんが、これから出てくる葉はこのような模様にできるのではないかと考え、この鉢に植え替えてから2年以上が経ち、土もその時のままなのでこの機会にまずは土の入れ替えから始めることにしました。
マランタ・アマグリスの土の入れ替え
まず土を入れ替える前にマランタ・アマグリスはこのようなココヤシファイバーでマルチングしているので、取り出してこの機会にきれいに洗っておくことにしました。
ただ何故こんなに少ないのかと思いましたが、ここは一旦細かいことは置いておくことにします。
そして次に鉢の側面(鉢壁)に沿って愛用の100円ショップで購入した小さめのシャベルを挿すようにして土をほぐし、マランタ・アマグリスをこのように抜き出しました。
そしてこの鉢に植え替えた時は冬だったので、ビニールポッドから抜き出した根鉢を崩さず植え替えましたが、今回は植え替えの適期ともいえるので、この機会に古い土をできるだけ多く取り除くことにしました。
そしてこちらがマランタ・アマグリスの根の様子です。
初めて見るので結構細めなんだなと興味津々に観察していましたが、細いということは乾きやすいのだと気が付き、ここからなるべく早く鉢を洗い、一般的な観葉植物用の土でも問題ありませんが、UCHIでは赤玉土(小粒)7、ピートモス2、鹿沼土1のブレンドの土を使ってマランタ・アマグリスを植え直しました。
それでは一応新しい土に入れ替えて1日が経った、今朝のマランタ・アマグリスの様子をご紹介します。
新しい土に入れ替えたマランタ・アマグリスと葉の表への期待
こちらが新しい土に入れ替えた、今朝のUCHIのマランタ・アマグリスの様子です。
まだ土を入れ替えた成果とはいいがたいと思いますが、マランタ・アマグリスの状態が良いのか、今朝はこれまでよりも多くの葉がピンと上向きな様子へ変化しています。
※ピンと上向きな様子をご紹介するため、マルチングに使っているココヤシファイバーは使わず撮影しています。
上から見ても以前よりイキイキとした様子に感じられ、そんなマランタ・アマグリスをよく観察すると、昨日まだ筒状だった新葉が開いていることに気が付きました。
これから変化があるのかそれともこのままなのかわかりませんが、新葉の葉脈辺りの濃い緑系の模様は今のところ細めな様子でした。
もし開いた新葉の葉脈付近の模様が、今後このように太く濃い緑系の色合いへと広がるようでしたらその様子もご紹介したいと思いますが、やはりそのためにはなるべくより良い生育環境へ整える必要があると思います。
置き場所などは今のところ移動させるのは難しいのですが、これからは活発な生育が期待できる時季でもありますので、元肥は与えていませんので、これからしっかりと肥料を与えたいと思います。
そこで同じ肥料は肥料でも、葉の生育や色艶などへの効果が期待できるチッソが多く含まれたハイポネックス 錠剤肥料を与えていこうと考えています。
ただそこでふと思い出したことがあります。
お伝えしたいことが多いのですが、なるべく簡潔にお伝えすると、UCHIでもたまにうっかり固形肥料を置いている植物に液体肥料を与えたりしてしまうことはあったのですが、そのような肥料の使い方で、以前目にした書籍では確か肥料Aと肥料Bを同時期に与えてはいけないといった情報があったのですが、その理由としては化学反応が起き、植物に悪影響をもたらす可能性もあるからといった内容だったと思います。
しかし最近見た書籍だったと思うのですが、肥料Aと肥料Bを同時に使うのは合わせ技といったような表現がされていたような気がします。
例えば追肥型の固形肥料を与える場合、わざわざ別の製品のものを同時期に与えることはしないのではないかと思いましたが、もしかしたら中級者や上級者の方なら目的に応じて配合されている成分によってはそのような使い方をされるのかもとも思いました。
また今回のように土の入れ替え時に混ぜて使う元肥と、しばらくしてから与える追肥型の固形肥料といった場合は別のメーカー製や成分の配合といったこともあると思いますが、また固形肥料と液体肥料ならどうなのかとも思ったりしています。
できるだけ簡潔にするためにかなり割愛しましたが、これ以上文章が支離滅裂になる前に、読者の皆様におうかがいしたいと思います。
肥料の使い方について
- 液体肥料と固形肥料は合わせて使っても問題はない。 (44%, 7 票)
- わからないので興味がある (25%, 4 票)
- 配合されている成分によっては合わせて使っても問題はないと思う。 (19%, 3 票)
- 同一メーカーなら問題はないが、他メーカーなら検討が必要だと思う (13%, 2 票)
- 液体肥料と固形肥料は合わせて使わないほうがいい。 (0%, 0 票)
- 科学反応などを起こす可能性があるので合わせて使わないほうがよいと思う。 (0%, 0 票)
- その他 (0%, 0 票)
合計投票数: 16
貴重なご意見をいただきありがとうございました。
※アンケート結果などから問題がなければ積極的に生育期などは固形肥料と液体肥料を合わせて使ったりもしたいと思います。
土を入れ替え早速期待が持てるような様子が現れたUCHIのマランタ・アマグリス。
ただこういった様子は早朝だけのもので、また昼までに葉は下向きになってくると思いますが、それよりも今後に期待したいのが葉の表の模様の変化です。
その期待している葉脈辺りから濃い緑系の色合いが広がるような模様が付いた葉が今後多く出てくるのかはまだわかりませんが、気が付いたからにはなるべくこのような特徴を持つ葉を増やしたいと考えています。
そしてまたそういった変化が感じられるようでしたら、その時のマランタ・アマグリスの様子をご紹介したいと思います。
今回ご紹介したマランタ・アマグリスの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。
また過去のマランタ・アマグリスの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。