こんにちは。
今回は、こんもりとした姿に育て、その姿を維持したいアジアンタム属の観葉植物「アジアンタム・フリッツルーシー」の様子をご紹介します。
アジアンタム属といえば伸びた茎に小さな葉が無数に付くことによって、こんもりとした株姿になり、そこから醸し出される独特の雰囲気がオシャレなことからインテリアグリーンとして人気のある観葉植物です。
UCHIでも以前、アジアンタム・ミクロフィラムという品種を育てた経験があるのですが、去年の秋に枯らしてしまい、いつかもう一度育ててみたいと考えていたところ、その枯らしてしまったアジアンタム・ミクロフィラムよりやや葉が大きめのアジアンタム・フリッツルーシーがちょうど販売されていたので、これを機会に再挑戦したいと思いますので、失敗した経験を活かし、次こそこんもりとした姿に育て、その姿を維持できるように管理したいと思いますので、これから育てるアジアンタム・フリッツルーシーの現在の様子をご紹介します。
今回の目次
- アジアンタム・フリッツルーシーについて
- アジアンタム・フリッツルーシーの育て方
- UCHIのアジアンタム・フリッツルーシー
アジアンタム・フリッツルーシーについて
アジアンタム・フリッツルーシーはアジアンタム属の中でも園芸種として流通が多く、比較的室内で育てやすい品種のようです。
こちらがそのアジアンタム・フリッツルーシーの葉の様子です。
冒頭でもお伝えしたように、以前育てていた同じ園芸種のアジアンタム・ミクロフィラムより大きめの葉です。
そんなアジアンタムの葉には以前ご紹介していなかった特徴があり、それは水をかける(霧吹きなどで吹きかける)とこのように葉が湿らないといったことが特徴のひとつのようで、こういった様子を示すギリシャ語のadianoto(アディアントス)が、アジアンタムの名前の由来にもなっているようです。
そんなアジアンタム属はやはりこのかわいい葉が生い茂ったこんもりとした姿が魅力的で、以前もお伝えしましたが、そのこんもりとした姿から醸し出す独特のオシャレな雰囲気が人を魅了し、またその空間を演出してくれます。
しかしそういった姿に育てるにはやはり適切な管理が必要で、アジアンタム属は基本的に冬以外は土が乾ききる前に水を与えるように管理しますが、だからといって水を与え過ぎても根腐れしてしまいます。
またアジアンタム属は多湿環境が好みなので、こまめに葉水で湿度も補ってあげる必要があり、乾燥した状態が続くと葉がチリチリとなり、枯れてしまいます。
こういった性質は他のアジアンタム属の品種も同じで、育て方にはさほど変わりありませんが、基本的なアジアンタム・フリッツルーシーの育て方をご紹介します。
アジアンタム・フリッツルーシーの育て方
レースカーテンなどで遮光された日が当たる場所が最適で、多湿環境を好みます。
日当たり
レースカーテンなどで遮光された日が当たる場所が最適です。
耐陰性もあるので室内の明るい場所でも育てることができます。
水やり
春から秋は土が乾ききる前に水を与え、夏はなるべくこまめな葉水で水分だけでなく湿度も補います。
冬は乾かし気味に管理し、やはりこまめな葉水で湿度を保つようにします。
冬越し
寒さが苦手なので、最低でも5℃、できれば7℃から10℃以上を確保し、乾燥させないよう葉水で水分を補います。
エアコンの風が当たる場所では葉が乾燥してチリチリになり枯れてしまいますので、置き場所には注意が必要です。
より詳しいアジアンタム・フリッツルーシーの育て方はこちらでご紹介しています。
それではUCHIのアジアンタム・フリッツルーシーをご紹介します。
UCHIのアジアンタム・フリッツルーシー
こちらがUCHIのアジアンタム・フリッツルーシーの様子です。
まだ苗から少し生長したぐらいなので、アジアンタム属といった様子のこんもりと茂ったといった株姿とはいえないぐらいだとお分かりいただけると思います。
アジアンタム・フリッツルーシーはこのように茎が立ち上がることが特徴のひとつのようで、この茎からはそういった様子がしっかりと感じられます。
またそういった様子は1本の茎だけでなく全体的からも感じられますが、今後もっと生長して先の方の重みが増すとまた違った様子になる可能性もあるので、そういった部分にも注目して育て、変化があればご紹介したいと思います。
そしてこちらが先ほどもご紹介した、その立ち上がった茎についたアジアンタム・フリッツルーシーの葉の様子で、以前ご紹介したアジアンタム・ミクロフィラムの葉より一回りか二回り程大きめです。
そしてこういった葉を茎に目一杯付けて、アノ魅力的なこんもりとした姿へ育てたいと考えています。
そんな葉の様子を観察していると、生長した茶系の茎とは違ったこのようにまだ淡い色合いの茎が伸びていて、その茎には淡い色合いの新葉が付いている様子もあります。
そして中にはまだ開いていない葉もあり、こういった様子から春から夏の間でどのように変化するのかと期待が膨らんでいます。
アジアンタム属はなるべく遮光された日が当たる場所などで育てる方が元気に育ちますが、耐陰性もあるので室内の明るい場所でも育てることができます。
そこでUCHIのアジアンタム・フリッツルーシーは四季や状態の有無にかかわらず、年中室内の明るい場所を定位置として育てていきたいと思います。
これは以前アジアンタム・ミクロフィラムを枯らした時に、その原因をアンケートさせていただいた内容のひとつで、置き場所(環境)を変えたことにも原因があるといったことにも投票いただいたことを参考にさせていただこうと思っているからです。
また水の与え過ぎや風通しなども原因があったと思いますので、そういったことももちろん考慮させていただきます。
多少水の与えるタイミングなどには状態の見極めも必要だと思いますが、ポイントを抑えられればアジアンタム属の独特のおしゃれな雰囲気を楽しむことができます。
しかしそのためにはUCHIのアジアンタム・フリッツルーシーをこんもりとした姿に育てることが必要不可欠なので、失敗した経験とアンケートでいただいた結果を活かし育て、次はこんもりとした姿になった様子をご紹介できればと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
13日後の様子をご紹介します。