こんにちは。
今回は、UCHIの環境にうまく順化できず状態を悪化させたアジアンタム属の観葉植物「アジアンタム・ミクロフィラム」の様子をご紹介します。
アジアンタム・ミクロフィラムはUCHIへ迎え、小さな葉がこんもりと茂った独特の魅力などの様子をご紹介しましたが、そのご紹介直後から異臭がし始め、状態が悪化してしまいました。
多分環境が変わったことや、管理の仕方の違いなどで、アジアンタム・ミクロフィラムは状態を悪化させたのだと考えています。
そこで簡単なお手入れをしましたが、その後も異臭が続くことから、思い切った決断をすることにしました。
すると、たまたまその決断がよかったのか、アジアンタム・ミクロフィラムは状態と株姿を回復しつつありますので、その様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのアジアンタム・ミクロフィラム
- 思い切ったことをしたアジアンタム・ミクロフィラムと回復
- 回復しつつあるアジアンタム・ミクロフィラム
UCHIのアジアンタム・ミクロフィラム
UCHIのアジアンタム・ミクロフィラムは2020年2月13日に、他にはない独特の魅力ある姿と併せ、購入直後の様子をご紹介をしました。
そしてリビングに置いてUCHIの環境に慣らすことを優先し、こまめに葉水もしていました。
しかしこのご紹介から10日後には、アジアンタム・ミクロフィラムからは異臭(酸っぱい匂い)がし、葉は縮れ、丸まり、多くの葉が黒ずんだ様子に変わっていました。
その時の様子を撮影していますので、まずはその様子をご紹介します。
こちらが2020年2月20日で、購入後10日目の様子です。
初めてのご紹介した時(10日前)の様子と比べ、葉が何となく黒ずんだような様子がうかがえます。
こちらがその黒ずんだような葉で、縮れ、丸まりだしています。
このようになった葉はもう元には戻せません。
そしてこちらも前回ご紹介した、アジアンタム・ミクロフィラムの新しい葉です。
このように状態はいいとはいえません。
またどこから異臭がしているのかわかりませんが、たぶん葉だと思います。
どうするか考えた結果、異臭もしていることから多くの葉をカットして取り除くことにしました。
しかしこの後、異臭が収まることはありませんでした。
それは残した葉が原因だと思います。
そこで回復に向け、思い切ったことをアジアンタム・ミクロフィラムにすることを決断しました。
思い切ったことをしたアジアンタム・ミクロフィラムと回復
対処と回復する様子を数日に分け撮影しましたので、その様子をご紹介します。
2020年3月7日
いつまでも異臭が続くので、このままでは株が枯れるのではないかと考え、思い切って全ての葉を茎ごと根元付近でカットしました。
もちろん公算もあり、それは根元付近には新芽があり、その新芽に掛けたいと思ったからです。
2019年3月10日
そして3日後の様子ですが、アジアンタム・ミクロフィラムは期待に応えてくれ、その赤い新芽が徐々に伸びてきてくれました。
少しホッとしましたが、まだ芽生えたてで不安はありますが、もうこの新芽に期待するしかありません。
またここで生長を促すため、時期的には若干早い可能性もありますが、液体肥料のハイポネックスを与えることにしました。
2019年3月18日
そしてこちらが、8日後のアジアンタム・ミクロフィラムの様子です。
茎がある程度伸び、先端に丸まった葉をつけ、以前ご紹介したような新芽の状態にまで一気に生長してくれました。
葉水は毎日して、もう一度液体肥料も与えました。
そしてさらに10日経った(今日の)アジアンタム・ミクロフィラムは、まずまずの回復を遂げています。
それではいい感じに回復しつつあるアジアンタム・ミクロフィラムをご紹介します。
回復しつつあるアジアンタム・ミクロフィラム
こちらがいい感じに回復しつつある、現在のアジアンタム・ミクロフィラムです。
この新芽は以前と比べ、UCHIの環境にあった葉だと思いますので、葉水や水の与え方に誤りがなければ、以前よりは枯れにくいのではないかと思います。
しかし、まだまだ気を抜けない状態であることは確かです。
それは大きな葉はなく、とても小さな葉と、新たに伸びてきた赤い新芽だけなので、とても心細いといっていい状態です。
枯れてしまうのではないかと不安を抱きながら、思い切って茎を根元から全てカットして、温かくなって来たことも影響していると思いますが、21日でこの様子まで回復したのは、率直にとてもうれしいです。
異臭がしたとき、思い切って対策したことがよかったのかはわかりませんが、よくアジアンタム・ミクロフィラムはここまで頑張ってくれたといえます。
そしてアジアンタム・ミクロフィラムの特徴のひとつの、赤い新芽はまた次々と伸びてきていますので、引き続きしっかりと管理したいと考えています。
しかし以前より葉水を過保護気味によくしているので、このような育て方をすると、今後もずっと同じような頻度で葉水し続けないとまた枯れてしまうのかと少し不安もあります。
以前のような、大小の葉がこんもりと茂った独特のオシャレな雰囲気に戻るには、まだまだ時間が必要です。
しかしUCHIのアジアンタム・ミクロフィラムは確実に新たな環境に順化した株へと生長していると思います。
またアジアンタム・ミクロフィラムは4月中旬(もしくは下旬)から、より生育が活発になります。
そこで今はとにかく現状を維持し、春からさらによりよく回復できると期待できますので、5月頃にその時のアジアンタム・ミクロフィラムの様子をご紹介したいと思います。
また今回は、液体肥料を使ったことも、良い影響を与えてくれたと思いますので、その液体肥料をなぜ選んだかもご紹介しています。
今回ご紹介したアジアンタム・ミクロフィラムの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。
また過去のアジアンタム・ミクロフィラムの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。