オンコクラータの挿し木のその後と親株の生長と不安

こんにちは。

今回は、ユーフォルビア属の多肉植物「オンコクラータ」の挿し木のその後と、親株の生長と不安な様子をご紹介します。

挿し木にしたオンコクラータはこれまで枯れずに状態を維持していましたが、現在ではその姿はみるからに気になる変化があります。

しかし挿し木にしたオンコクラータは枯れているのではありませんので、一度土から抜き出し、根の状態などの現在の様子を確認しておきたいと思います。

そして親株のオンコクラータは日当たりの良い窓際に置いているので生長こそしているものの、こちらにも多少気になる要素がありますので、二つのオンコクラータの現在の様子を併せてご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのオンコクラータ
  • オンコクラータの親株の生長と不安
  • オンコクラータの挿し木の根の様子

 

UCHIのオンコクラータ

UCHIのオンコクラータはに新たな株を増やすため、親株からカットして挿し木をした様子をご紹介しました。

 

このご紹介から約3ヶ月が経ち、挿し木をしたオンコクラータの見た目に変化がありましたので、まずはその挿し木にしたオンコクラータの様子からご紹介します。

 

 

こちらが夏に挿し木にしたオンコクラータの現在の様子です。

 

 

お伝えしている変化の様子とは、この写真でお分かりいただけると思いますが、茎がシワシワになってしまったことです。

このようにシワシワになったということはたぶん水分が不足しているのではと思います。

 

 

そしてもう一つ気になる要素があります。

それはこの写真の中央のオンコクラータの葉ですが、黄色く変色していることです。

 

不安な要素がありますがここまで状態を維持していたので、挿し木にしたオンコクラータにはそろそろ根が生えているのではと思います。

そこで状態確認と観察のため、一度土から抜き出してみたいと思います。

その前に挿し木同様不安があるものの生長している様子も感じられる、オンコクラータの親株をご紹介します。

 

 

オンコクラータの親株の生長と不安

こちらがオンコクラータの親株の様子です。

全体的には変化がないように見え、基本的には元気と言えそうです。

 

 

またよく見ると、かわいいわき芽が伸びて、順調に生長している様子も感じられます。

 

 

また長く伸びた上の方では、より上へと伸び生長はしているのですが、以前ご紹介したアウストロキリンドロプンチア属のサボテン「姫将軍」のように少し歪なカタチへと変化しているように感じられます。

 

 

 

そして不安なことは、挿し木したオンコクラータのように葉が黄色く変色したり、枯れてしまっていることです。

オンコクラータの葉が変色したり、枯れたりするのは以前経験していますが、今回は以前にも増して少ないオンコクラータの葉が枯れたり変色しているのでとても不安に感じています。

 

葉が枯れたり変色したりする原因としては、水不足や日の当たり過ぎ、または最悪の場合としては根腐れなども考えられます。

しかし原因は定かではりありませんが、現在の様子から根腐れではないと思います。

 

それでは挿し木にしたオンコクラータの根の状態をご紹介します。

 

 

オンコクラータの挿し木の根の様子

早速状態確認のため、素焼きの鉢から挿し木したオンコクラータを恐る恐る抜き出しました。

そしてこちらが抜き出したオンコクラータの様子で、若干根のようなものが生えている様にも感じられます。

 

より近くによって確認します。

 

 

より近くで状態をご紹介するためマクロレンズで撮影しました。

すると太めの根が生えていて、その先にも小さな根が生えていることがわかります。

※スマホでご覧いただいている場合はピンチ操作で拡大してご覧ください。

 

 

さらに手前にも根が生えていて、ピンクの丸で囲んだ二か所に発根していることが確認できました。

これでオンコクラータは挿し木で増やすことができることがわかりました。

 

あまり時間をかけていると根が乾いてしまいそうなので、早々に土へもどし、また根が生えていることが分かりました。

そしてシワシワになっていることからも、この機会に水を与えてあげたいと思います。

 

 

今回はシワシワになっていて、根も生えていることも確認できたので、少し多めに水を与えました。

まだしっかりとした根とは言えませんのでこれらも気は抜けませんが、挿し木にしたオンコクラータの状態としてはひとまず安心しました。

 

 

またこの機会に親株のオンコクラータにも水を与えました。

しかしオンコクラータは冬(寒い時季)は水を控え乾かし気味に管理する必要があるので、これを最後に今後はより水を控え気味にして乾かした状態で冬越ししたいと思います。

 

葉の変色や枯れた様子など心配な事柄もありますが、新しく伸びている部分にはきれいな緑の葉が付いていますので、ひとまずはこのまま様子を見守りながら、無事冬越しするようにしたいと思います。

 

また今後親株のオンコクラータと挿し木にしたオンコクラータに変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

109日後の様子をご紹介します。