こんにちは。
今回は、他にはない独特の魅力があるアジアンタム属の観葉植物「アジアンタム・ミクロフィラム」の様子をご紹介します。
一般的にアジアンタムと呼ばれる観葉植物はアジアンタム・ラディアヌムを示すようです。
その中でも今回ご紹介するアジアンタム・ラディアヌム・ミクロフィラムなどがよく見かける品種のようで、UCHIでは名前が長いのでアジアンタム・ミクロフィラムとしてご紹介します。
そんなアジアンタム・ミクロフィラムはこんもりと茂った小さな葉の株姿が魅力ですが、乾燥と寒さを苦手としており、きれいな状態を維持するには多少手間を要する必要もありそうです。
しかしその分爽やかでいい感じの雰囲気を演出してくれる観葉植物なので、そんな魅力あるアジアンタム・ミクロフィラムの様子をご紹介します。
今回の目次
- アジアンタム・ミクロフィラムについて
- アジアンタム・ミクロフィラムの育て方
- UCHIのアジアンタム・ミクロフィラム
アジアンタム・ミクロフィラムについて
アジアンタム・ミクロフィラムは独特のオシャレな雰囲気から雑貨屋さんやヘアーサロン、インテリアショップのインテリアグリーンとして、レジの横などで時折見かけ、健やかな雰囲気の演出としてか医療関係の受付などでも見かけます。
そんな様々な用途で活躍するアジアンタム・ミクロフィラムは、このこんもりと茂った小さな葉が魅力の人気の観葉植物です。
冒頭でもご紹介したように、一般的にアジアンタムと呼ばれる品種としてはアジアンタム・ラディアヌムの園芸品種のもので、アジアンタム・ラディアヌム・ミクロフィラムや、アジアンタム・ラディアヌム ‘フリッツ ルーシー’という品種が代表的な品種のようですが、同じものを示しているのか、または別の品種のものなのか今は区別がついていません。
またアジアンタム・ミクロフィラムは小さな葉をしていますが、アジアンタム属の中には大きな葉になる品種もあるようです。
アジアンタム・ミクロフィラムの魅力は、先ほどもご紹介した小さな葉こんもりと茂った姿ですが、その姿から醸し出す独特のオシャレな雰囲気は他にはなく、それが人を魅了するのだと思います。
しかしこの魅力的な雰囲気を維持するには少し気配りも必要です。
それはアジアンタム・ミクロフィラムは乾燥が苦手だからです。
アジアンタム・ミクロフィラムは乾燥すると葉がチリチリになったり枯れたりします。
またエアコンの風が当たる場所でも乾燥してしまいます。
しかし乾燥はこまめな葉水で防ぐことができますので、少しアジアンタム・ミクロフィラムの水分状態への気配りをして、エアコンの風が直接当たらないような置き場所を考慮することで、魅力的な状態を維持できるようです。
まずは元気な状態を維持するために、アジアンタム・ミクロフィラムの基本的な育て方をご紹介します。
アジアンタム・ミクロフィラムの育て方
柔らかな日が当たるような場所が最適で、乾燥を嫌い、多湿環境を好みます。
日当たり
強い日差しや直射日光は避け、遮光気味の柔らかな日当たりのある場所が最適です。
また室内の明るい場所でも育てることができます。
水やり
乾燥が苦手なので、こまめな葉水を好みます。
春から秋は土が乾いたらたっぷりと水を与え、特に夏場は乾きやすいのでほぼ毎日水を与えるようにします。
また冬は寒さが苦手なのでやや乾かし気味に管理しますが、やはりこまめな葉水で湿度を保つようにします。
冬越し
寒さが苦手なので、最低でも5~7℃以上を確保し、乾燥させないよう葉水で水分を補います。
※葉水ではなく水の与え過ぎは根腐れの原因になります。
エアコンの風が当たる場所では枯れてしまいます。
より詳しいアジアンタム・ミクロフィラムの育て方はこちらでご紹介しています。
UCHIのアジアンタム・ミクロフィラム
こちらがUCHIのアジアンタム・ミクロフィラムです。
鉢を撮影用に白いプラスチックの鉢へ入れましたが、ビニールポッドのままなので魅力が十分に伝えられないのが残念です。
しかしアジアンタム・ミクロフィラムのこの小さな葉がフサフサとした様子がかわいいです。
残念ながら枯れた葉などもあるので、この際取り除きたいと思います。
アジアンタム・ミクロフィラムの枯れた葉のお手入れは、基本的には根元をカットして茎ごと枯れた葉を取り除きます。
しかし先端付近だけ枯れた葉などのあるので、その部分だけ取り除いたりし、細かな葉は除き、わかりやすいものでこれだけ取り除きました。
ですが取り除いてから気が付いたのですが、一本だけ誤って新芽を取り除いてしまいました。
それがこちらです。
アジアンタム・ミクロフィラムの新芽(新しい葉)は赤系の色合いで、これが生長すると緑色に代わります。
事前にそのことを調べていないと、一見枯れてしまっているのかのように見えます。
今回はそれを知らずカットし、枯れた葉や茎とは少し手触り感(瑞々しさ)が違うので、それをきっかけに調べてみて分かったことです。
そしてこちらがアジアンタム・ミクロフィラムの内側に紛れている新芽です。
今後は誤ってカットしてしまわないように気を付けます。
アジアンタム・ミクロフィラムは寒さが苦手ですが、室内なら問題なく冬越しできると思います。
先ほどもご紹介しましたが、エアコンの風に当たらない場所に置き、しっかり葉水で水分を補いながら残りの冬を無事過ごすようにします。
このアジアンタム・ミクロフィラムのこんもりと茂った小さな葉の魅力を引き立てるため、機会をうかがっておしゃれな鉢へ植え替えたいと考えています。
そしてその際はアジアンタム・ミクロフィラムの植え替えの様子をご紹介します。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
44日後の様子をご紹介します。