こんにちは。
今回は、葉に異変を感じてから、全ての葉を失ったフィカス属の観葉植物「ウンベラータ」のその後の様子をご紹介します。
ウンベラータは冬に葉が部分的に黄ばむ異変を感じ、その後次第に症状が悪化し、最終的には全ての葉がなくなってしまいました。
またその葉がなくなっていく最中に、うっかりウンベラータの茎を折ってしまう失態も犯してしまいました。
しかし折れた茎をすぐに水につけ、水挿しのようにしたことで、新たな体験をすることができましたので、その様子も併せてご紹介します。
今回の目次
- UCHIのウンベラータ
- 折ってしまったウンベラータの茎
- 発根したウンベラータの茎を土に植え替え
UCHIのウンベラータ
UCHIのウンベラータは2019年1月6日に、葉に異変があることをご紹介しました。
このご紹介では、日照不足が原因で、葉に黄ばんだ部分ができたのではないかと考えていたのですが、ハダニが原因だった可能性があります。
そしてその後は葉の状態がより悪化し、葉が次々と枯れだしました。
またそんな状態が悪いなか、葉が付いた茎ごと折ってしまうトラブルもありました。
こうした失態と合わさり、ウンベラータは最終的に全ての葉をなくしてしまい、とても可哀そうなことをしてしまいました。
しかしウンベラータは強い観葉植物なので諦めず、水の量にとにかく気を使い適切に管理していると、ついに新しい葉が芽生え育ち始めました。
まずは現在のウンベラータの様子をご紹介します。
以前のご紹介の時と比べると、UCHIのウンベラータはかなり変わり果てた姿になってしまいました。
一旦は全ての葉をなくしましたが、何とか根腐れなどせず持ちこたえてくれ、今ではこの2枚の新しい葉を付ける状態にまでになりました。
こちらが3日前の、2019年5月13日の様子です。
2枚目の新しい葉が、まだ丸まっています。
そしてこちらが今日の様子です。
開いたばかりの新しい葉はピンとしたようなハリがなく、波打つような状態ですが、今後に希望が持てそうです。
そしてこちらが折ってしまった茎の状態です。
しかしこちらの茎の天芽から、新しい葉がもうすぐ芽生えそうな期待が持てそうな様子です。
折ってしまったウンベラータの茎
予想外のことで折ってしまったウンベラータの茎ですが、すぐにペットボトルに水を入れ、水挿しにしたことで、ウンベラータは新たな経験をさせてくれました。
水挿しにして数日後、水に浸かっている部分に白の綿のようなものが無数に付き始めました。
たぶんこれはフィカス属特有の、白い樹液ではないかと思います。
そして約1ヶ月ぐらいこのまま置いていると、先日ついに根が生えてきました。
まずはその様子をご紹介します。
こちらが茎を折ってから水に入れ1ヶ月以上経過した、2019年5月13日の様子です。
水に入れてすぐに白い綿とような、モケモケがたくさんついています。
白い樹液のようなものが水と合わさり、このような状態になったものだと思います。
そしてそのモケモケから、先日ついに白い根が出てきました。
こちらが3日後の今日の様子です。
葉の枯れている部分はより広がりましたが、根が伸びていることがわかります。
ここまで根が生長したのであれば、今こそ土に植えるのがいいのではと考えました。
善は急げと思い、早速作業をします。
発根したウンベラータの茎を土に植え替え
初根したウンベラータを植えるのには、こちらの余っていた黒のプラスチックの鉢を使います。
傷をつけないよう、ペットボトルから抜き出すのにかなり苦労しました。
そしてなんとか抜き出したところで、状態をご紹介するため撮影しました。
後の作業は簡単です。
まずは底石を敷き、軽く土を入れ、初根したウンベラータを入れ、上から土を被せました。
このまま数日は日陰に置き、しばらく様子を見守ります。
全ての葉をなくしたウンベラータですが、新たにUCHIの環境にあった新しい葉をつけ、元気な姿に戻ろうと頑張ってくれていると感じます。
このような状態は、同じフィカス属のベンジャミンも全ての葉がなくなりましたが、今は元気な様子です。
今はちょうどウンベラータは生育期ですので、水の量には気を付け、カーテン越しの日の当たる環境で管理して、元の元気な姿に戻していこうと思います。
またUCHIのウンベラータと、土へ植え変えたウンベラータに変化の様子がありましたらご紹介いたします。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
37日後の様子をご紹介します。