こんにちは。
今回は、サンスベリア属の観葉植物「サンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフ」の油断の代償の様子をご紹介します。
サンスベリア属は熱帯アフリカが原産ということもあり、どうしても寒さに弱く、リビングなどに置いている場合はそこまで気にせずに冬越しできますが、寝室などのエアコンを限定的に使う部屋やトイレや玄関などエアコンのない場所に置いている場合、冬越しがうまくできないことが多いように思います。
そんななか去年の冬から場所を移して冬越ししているサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフですが、今年は比較的暖かい冬だったと思っていたのですが、それは2月に入るまでで、それまで異変なく過ごしていたのですが、急激に気温が下るアノ寒波がやってきたことが影響してか、これまでの油断の代償を払うことになってしまいました。
それではそれがどういったことなのか、現在のサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフの様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフ
- 可能性が全くないわけではないサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフ
UCHIのサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフ
UCHIのサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフは2023年11月23日に、悩ましいと感じているその様子をご紹介しました。

その悩ましいと感じている様子はサンスベリア・ボンセレンシスでも同様のわき芽の様子で、これまでの事例から、その後改善することはなく過ごしていますが、冒頭でもお伝えしているようにサンスベリア属は寒さに弱く、今年の冬は暖かい冬だったこともあり、無事に2月までやり過ごせていたので少し気が抜けていたと思いますが、寒波の到来で急激に気温が下がったことが影響してか、気が付けばサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフはそれまでとは違うひどい状態になっていることに気が付きました。
それではそれがどういった状態なのか、前回のご紹介から約1年と3ヶ月が経った、サンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフの様子をご紹介します。
こちらが現在の、UCHIのサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフの様子です。
ご覧いただいているように、やや遠めからでも状態が悪いことがお分かりいただけると思います。
そして近寄ってみると、あの肉厚な葉には深いシワが入ってしまい、色合いも悪くなってしまいました。
また悩ましいと感じていた、丸まらないわき芽の葉にも同じ症状が表れています。
1月下旬まではこのような状態でなかったのですが、寒波の影響であまり様子を見てなかったわずかな期間でこのような状態になってしまいました。
比較的に今年の冬は特に日中は暖かかったことから、また冬の終わりが近づいているので難なくやり過ごせると完全に油断してしまいました。
当然冬なので水はほとんどというか全く与えず冬越しをしていたので、土はこのようなしっかりと乾いた状態を維持していました。
こういった様子はサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフだけでなく、同じ場所の植物全体で起こってしまい、比較的暖かいといっても冬で株が疲労している状態の中、追い打ちをかけるかのように急激に冷え込んでしまったことが影響しているのでないかと考えています。
こうなってしまうと間違っても水を与えてはいけません。
UCHIでの経験としてはできることはふたつで、土から抜き出して保温して保管するか、このまま暖かい部屋などに移すかで、土から抜き出して保温して保管することは成功もあれば失敗もしているので、決断としてはこのまま暖かいリビングに移すことにしました。
とても残念で後悔していましたが、このようにかなり傷んだサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフをよく見ると、まだ可能性が全くないわけではないと思える様子がありました。
それではそれがどういった様子なのかご紹介したいと思います。
可能性が全くないわけではないサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフ
可能性が全くないわけではないサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフの様子とはこちらで、ピンクの円で囲った最も内側の葉はきれいなままで、色合いも悪くありません。
またそれはもう一方の株も同じで、ピンクの円で囲った中心部に影響が及ばなければ、改善は可能だと思います。
UCHIの地域はこの連休を乗り越えれば、朝晩はともかく、日中は13度以上の日が多い予報なので、なんとか今を耐えしのげば改善は見込めると思いますので、このままリビングで過ごすようにして、様子を見ながら極少量を葉水してやり過ごすようにしたいと思います。
なんとかやり過ごすことができ、改善に取り組め変化がみられるようでしたら、またその時々のサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフの様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。