明暗が分かれてしまったテーブルヤシ

テーブルヤシ

こんにちは。

今回は、以前購入してすぐに株分けをしたふたつの「テーブルヤシ」のその後の様子をご紹介します。

UCHIのテーブルヤシは株分けしてからしばらく経ちましたが、置き場所の違いで明暗を分ける結果になってしまいました。

それでは、明暗を分けたふたつのテーブルヤシの現在の様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIふたつのテーブルヤシ
  • テーブルヤシの育て方
  • 明暗が分かれてしまった原因
  • 手遅れかもしれないが

 

UCHIふたつのテーブルヤシ

明暗が分かれた二つのテーブルヤシ

UCHIの「テーブルヤシ」を初めてご紹介したのは2018年10月20日で約2ヶ月前です。

 

 

購入後すぐに株分けし、大小ふたつに分けたテーブルヤシは大きい方はリビングの窓際に置き、小さくコンパクトに仕上げたテーブルヤシはトイレの窓際に置いていました。

 

 

元気なテーブルヤシ

テーブルヤシはまだUCHIに迎えて約2ヶ月ですが、リビングの窓際に置いている方は少し大きくなったような感じがします。

すごくイキイキとして元気な様子です。

 

 

テーブルヤシの葉が太く

葉がわずかですが、横幅が広くなり、青々とした様子で元気に過ごしているようです。

 

 

テーブルヤシ根元

全体的に見ればまだまだ小さなテーブルヤシですが、根元もそれなりに太くしっかりしています。

この状態なら、今置いている窓際の日当たりや風通し具合で、テーブルヤシの生育環境として心配はなさそうです。

 

一方、小さく仕上げてトイレに置いていたテーブルヤシは、株分け後の約1ヶ月間は問題がありませんでしたが、11月の下旬ぐらいから少しずつ葉が茶色く変色しているような変化がありました。

 

そしてこれからご紹介するのが現在の様子です。

 

 

弱ったテーブルヤシ

葉の変色に気が付いたときにすぐ水を与えました。

そして日当たりのよい場所へ移し、しばらく様子を見るようにしました。

 

しかし一向に状態が良くなる様子はありません。

日当たりのよい窓際に移動させ、そのまま様子をみて約2週間が経過しましたが、今のところ痛んだテーブルヤシが回復する様子はありません。

 

 

枯れている葉

多くの葉が茶色く変色してしまい、緑色の葉も笹の葉のような質感になり、カサカサで色も悪くなってしまいました。

 

ここでテーブルヤシの育て方をおさらいしておきます。

 

 

テーブルヤシの育て方

テーブルヤシはヤシ科の植物ですが、直射日光には当てないようにし、乾かし気味に育てます。
水はけがよい土がテーブルヤシにはおすすめということでした。

 

日当たり

遮光されたような日が当たり、風通しのよい場所を好みます。

また比較的耐陰性もあるので、日が当たりにくい場所でも育てられます。

しかし時には柔らかな日が当たる場所で、時折日光浴をさせてあげると、より元気に株を育てられます。

※必ず強い日差しや直射日光は避けるようにします。

 

水やり

春から秋は土が乾いたら水を与え、冬は寒くなるにつれ乾かし気味に管理します。

特に寒い時季は、水はけが悪いと根腐れの原因になる可能性があるようですので注意が必要です。

 

冬越し

テーブルヤシは寒さが苦手です。

冬は室内で管理し冬越しするのが無難です。

※室内でも5℃以下にならない様に管理するのが、テーブルヤシを無難に冬越しさせるポイントになりそうです。

 

 

明暗が分かれてしまった原因

UCHIのトイレは北側なので、日が当たりにくく、冬はかなり寒いです。

しかしまったく日が当たらない場所ではなく、この場所は2018年11月30日にご紹介した、サンセベリアを置いていた場所です。

 

育て方でもご紹介したように、テーブルヤシは比較的に耐陰性もあり、気温も5℃ぐらいまでは耐えられるということですので、テーブルヤシの置き場所としては大丈夫だろうと考えていました。

 

ですが、このような状態になったのには何か他に問題がありそうです。

 

 

笹の葉のようなカサカサ

なぜ株分けしたテーブルヤシの葉がこのようにカサカサで色艶がなくなったのかよく考えてみると、水の与え方(管理)が悪かったのではないかと考えました。

 

 

根腐れしてしまったテーブルヤシ

原因を探るためよく現状を観察すると、日当たりや寒さが問題ではなく、この鉢には底に穴がないことが原因ではないかと思います。

鉢の底に穴がないので、水は控え目に与えるようにしていましたが、それでも穴がないことでどうしても水はけが悪くなり、その結果、根腐れしてしまったのではないかと考え直しました。

 

 

手遅れかもしれないが

もうここまで状態が悪化してしまうとすでに手遅れかもしれませんが、この傷んだテーブルヤシに手を加えてみたいと思います。

傷んだ株を、余っていたプラスチックの鉢へ植え替え、何とか再生を試みたいと思います。

 

 

鉢はもちろん底に穴が空いたものです。

 

 

傷んだテーブルヤシは土が乾いているので、簡単に鉢から抜き出せました。

 

残りの作業は簡単です。

水はけをよくするため底に軽石を敷いて、土を少し入れ、後はそのまま植え替えました。

 

 

完全に根腐れしているようなら望みは薄いですが、しばらくこのまま様子を見たいと思います。

 

 

多少時間がかかっても元気になればいいのですが・・・

 

もし今後このテーブルヤシに変化があればお伝えしたいと思います。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

89日後の様子をご紹介します。

 

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テーブルヤシの育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、テーブルヤシの育て方だけでなく、これまでにご紹介しているテーブルヤシの様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。