カビを考慮して室内で育てるためのポトス・ステータスの水やりのタイミング

こんばんは。

今回は、カビを考慮して室内で育てるための、UCHIでの水のやり方を、スキンダプサス属の観葉植物「ポトス・ステータス」でご紹介します。

室内で観葉植物を育てていると、土の表面にカビが発生してしまうことはよくあり、UCHIでもカビに苦しめられている様子をご紹介していますが、このカビ対策についての情報を求め検索され、このブログへたどりつく方が増えてきました。

カビが発生してしまうのは土の種類や肥料、湿度、風通しの悪さや、水の与え過ぎなど様々な影響によりますが、カビで状態を悪くしていたポトス・ステータスは前回のご紹介以降、水の与え方を変えてからはカビは発生していません。

そこで少しでも何かのお役に立てればと思い、まだまだ改善の余地はありますが、UCHIでカビ対策がうまくいっているポトス・ステータスの水やりのタイミングを現在の様子と交えご紹介したいと思います。

今回の目次

  • UCHIのポトス・ステータス
  • 水分が不足しだしたポトス・エンジョイ
  • ヘナっとしてから水を与えたポトス・ステータスの3日後と、ポトス・エンジョイの翌日の様子

 

UCHIのポトス・ステータス

UCHIのポトス・ステータスは2020年2月2日に、葉が変色したことと、その原因と思われることに対してお手入れをした様子をご紹介しました。

 

その原因と思われることとは、今年特に多くの観葉植物の土の表面に発生したカビです。

しかしポトス・ステータスはこのご紹介以降、水の与え方(タイミング)を変え、そのことがうまくいっているのか前回のご紹介から今のところカビには悩まされていません。

 

ですが10日前にご紹介したポトスは、これまで通りの水の与え方をしていて、やはりこれまで通りだとカビが少し発生しています。

 

これは置き場所や葉や茎が土を覆ってしまうことなどももちろん原因の一つですが、やはり水の与え方が大きく影響していると思います。

また水の与え方を変えたからといってポトス・ステータスの生育が大きく鈍った様子もなく、春と夏にはしっかりと生長して秋を迎えました。

そしてその水の与え方を変えたポトス・ステータスはそろそろ水を与えるタイミングですので、どういった様子をサインとして、カビ対策として水を控えつつ育てているのか現在のポトス・ステータスの様子と併せご紹介します。

 

 

こちらが水の与え方を変えたあとも、その影響を感じることなくしっかりと生長しているUCHIのポトス・ステータスの様子です。

前回のご紹介の時より茎が伸びて葉も増えたことが一目でお分かりいただけると思います。

しかしなんとなくシャキッとした様子でなく、ヘナっとした(少しぐったりとした)様子だということもお分かりいただけると思います。

 

 

このようにポトス・ステータスらしい葉の状態は維持しつつ、極力乾かし気味を意識して育てています。

 

 

その甲斐あってか、前回カビを取り除いた土に再びカビが発生するといったことはありません。

これは以前バークチップでマルチングしていたものを取り除いて新しい土を足した影響もあると思いますが、マルチングしていなくても水の与え方次第でカビは簡単に発生します。

 

 

それでは水の与え方をどのように変えたかというと、今までは比較的日数や土の状態を考慮して水を与えていましたが、前回以降この写真の葉や茎の様子のように、ややヘナっとした様子になるまで水を与える事を止めました。

逆に言えば、このようにヘナっとした様子が現れた時が、水を求めているサインだと受け止めています。

これは春も夏もそして今も同じです。

 

それでは水をタップリと与えたいと思います。

 

そしてその2日後の様子をご紹介しようと思いましたが、たまたまこの時ポトス・エンジョイも水分が不足しだして同じようにヘナっとした様子になっていましたので、その時の様子をご紹介します。

 

 

水分が不足しだしたポトス・エンジョイ

こちらが水分が不足しだしてヘナっとしたUCHIのポトス・エンジョイの様子です。

 

 

今回は詳しいポトス・エンジョイの様子はご紹介しませんが、本来ポトス・エンジョイの葉はこのようにシャキッと上を向いています。

 

 

しかし一部の葉を除いてポトス・ステータスのように葉や茎がこのように垂れ下がるような状態です。

このような状態になるまで水を与えないようにしているので、ポトス・エンジョイは一度もカビが発生したことがありません。

 

 

そしてポトス・ステータスではこのような水を与えた様子の写真を撮影することを忘れましたので、ポトス・エンジョイでご紹介させていただくと、ヘナっとしてからこのように葉にもたっぷりと水をかけ、鉢の底から水が出るまで与えるようにしています。

 

それではヘナっとしてから水を与えたポトス・ステータスの3日後と、ポトス・エンジョイの翌日の様子をご紹介します。

 

 

ヘナっとしてから水を与えたポトス・ステータスの3日後と、ポトス・エンジョイの翌日の様子

こちらがヘナっとしてから水を与えた3日後(今朝)のUCHIのポトス・ステータスの様子です。

ほぼ翌日にはこのような状態になっていましたが、2日後の方がよりシャキッとしてイキイキとした様子になりました。

 

 

そしてこちらがヘナっとしてから水を与えた翌日(今朝)のUCHIのポトス・エンジョイの様子です。

ポトス・エンジョイは水を朝に与えましたが、夜にはある程度このような状態へ戻っていました。

そしてこの様子から下の方の数枚の葉を除いてほぼすべての葉がシャキッと上向きになっていることがお分かりいただけると思います。

 

UCHIではこの様な水の与え方(タイミング)にすることによって、ポトス・エンジョイとポトス・ステータスのカビの発生を防ぐことができています。

また水を控えたからといって生長にもさほど影響していないと思いますが、気がかりなのがこういった水の与え方に変えてから葉先が枯れている葉が増えたような気がします。

こういったことからもう少し早く水を与えられれば葉先への影響も防ぐことができるのではないかと思います。

しかしなんとかギリギリまで水を与えるのは控えたいことと、正直にお伝えするとそのサインを見つけ出すことはできていません。

 

 

UCHIのポトス・ステータスはご紹介したような水の与え方で、今はカビに関しては対策できていると思います。

葉先へのことは葉水をこまめにすることでこの問題は解決できそうな可能性がありますが、置き場所の都合で葉水し難いといったこともありますので、今後は乾かし気味を保ちながらも葉先への影響もないギリギリのサインを見つけ出せればと考えています。

 

まだまだより良いサインを見つける必要がありそうですが、一つの事例として何かのお役に立てればと思いご紹介させていただきました。

今後は時季的にもそろそろより水を控えるようにする必要もありますが、もうしばらくはこのようなタイミングで水を与え、またポトス・ステータスに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

214日後の様子をご紹介します。