こんばんは。
今回は、紅葉したパキフィツム属の多肉植物「グラウクム」とそのグラウクムのちょっと変わったカタチになったわき芽の様子をご紹介します。
グラウクムは前回、葉先に付いた紫系の色がすっかり抜け、葉全体が緑色になった様子をご紹介しましたが、現在はその逆で紫系に色づき紅葉しています。
また、わき芽が生長して、以前のグラウクムらしいツンツンとしたカタチから、ちょっと丸みをおびてグラウクムらしくない変わったカタチへ変化しましたので、その様子などを併せてご紹介します。
今回の目次
- UCHIのグラウクム
- グラウクムの挿し木のその後とお手入れ
- グラウクムらしくない変わったカタチのわき芽
UCHIのグラウクム
UCHIのグラウクムは2019年10月8日に葉先の紫系の色合いがなくなった様子と、徒長した伸びた先端をカットして挿し木にした様子をご紹介しました。
このご紹介から5ヶ月経ち、前回のご紹介とは逆にグラウクムは紅葉して全体的にも紫系の色合いへと色づいています。
それでは早速紅葉したグラウクムをご紹介します。
こちらが紅葉して、葉が紫色系へと変化したUCHIのグラウクムの全体的な様子です。
以前の様子から考えると全体的に色合いも違うことがわかります。
そして紅葉の様子ですが、比較的上の新しい葉は紫色がより濃く表れています。
購入した当初から葉割れしていた大きな葉も、うっすらと色づいています。
それでは次に前回(秋に)徒長した部分をカットして挿し木にしたグラウクムの現在の様子をご紹介します。
また親株のグラウクムの根元には枯れた葉があるので、この機会に取り除きたいと思います。
グラウクムの挿し木のその後とお手入れ
こちが徒長した部分をカットして挿し木にしたグラウクムの子株の様子です。
あまり状態がいいとは思えません。
より近くで観察してみると、葉はしぼんだような状態で挿し木にした時とは様子がかなり違います。
またこの挿し木にした子株は、撮影するため移動させている最中も左右にグラグラとしていたので、この機会に抜き出し状態を確認してみたいと思います。
抜き出してみると、発根していないことが明らかになりました。
しかしもう自然に任せるした方法はありませんので、もう一度ビニールポッドに戻して様子をみたいと思います。
次に親株のグラウクムの枯れた葉をこの機会に取り除いておきます。
わかりにくいですが、ピンクの円で囲った完全に枯れている葉を取り除きます。
2枚の完全に枯れた葉を取り除きました。
今回のお手入れではグラウクムに変化がありませんので、まだご紹介していないカタチが変わったグラウクムらしくないわき芽の様子をご紹介します。
グラウクムらしくない変わったカタチのわき芽
こちらがツンツンとした以前の姿からカタチがちょっと変わったグラウクムらしくないわき芽です。
このわき芽は紅葉して葉が全体的にきれいな紫色をしています。
以前はツンツンとしたグラウクムらしいカタチをしていたわき芽は、先端が膨らんだように伸びて、その下辺りが横へ膨らみ丸みをおびて、独特のカタチになりました。
またグラウクムの葉の先端は今黄色系に近い色をしていますが、このわき芽はその様子がよりわかりやすいです。
このわき芽のカタチは一時的で生長するにつれまた変化すると思いますが、このわき芽の今後の変化も楽しみです。
UCHIのグラウクムは徒長をさせてしまい、カタチがやや歪ですが、紅葉してわき芽も生長していますので株としてはとても元気だと思います。
挿し木にした子株の今後が心配ですが、今回ご紹介していない葉挿しの方は腐らず状態を維持していますので、また今後親株のグラウクムやそのわき芽の生長などと併せて新たな変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。
今回ご紹介したグラウクムの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。
また過去のグラウクムの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
316日後の様子をご紹介します。