こんにちは。
今回は、紅葉したパキフィツム属の多肉植物「グラウクム」を小さな鉢に植え替えをした様子をご紹介します。
グラウクムは徒長させたり、その徒長した先端をカットしたりと、育て方が悪いことが原因だと思いますがなかなか大きく育つような雰囲気がありません。
またそのグラウクムは、大きくなるようにと期待して植えた鉢では大きすぎてバランスも悪いと思います。
そこで去年同様に冬に紅葉しているグラウクムを、株の大きさと合うような小さな鉢に植え替え、少しでも魅力的に仕上げたいと思いますので、その作業の様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのグラウクム
- グラウクムを小さな鉢へ植え替え
- 小さな鉢へ植え替えたグラウクム
UCHIのグラウクム
UCHIのグラウクムは2020年3月10日に、紅葉している様子と併せ、ちょっと変わったわき芽の変化をご紹介しました。
そしてこのご紹介から約10ヶ月以上が経ち、そのわき芽などが生長して変化はしているものの、他の多肉植物などと比較すると10ヶ月も経ったと考えにくい変化ではないかといった印象があります。
ですが前回のご紹介時よりはグラウクムらしさを取り戻せていますので、ちょうど紅葉しているといったこともあり、まずは現在の様子をご紹介します。
こちらが前回のご紹介から約10ヶ月以上が経った、UCHIのグラウクムの様子です。
生長をして見た目が変わりましたが、一見しただけでは約10ヶ月以上も育てているといった印象がないように思えます。
しかし去年同様に冬に紅葉して、葉が紫系の色合いに色づいているので、株としては元気そうな印象です。
シワが目立つのはここ最近は断水にしているからで、グラウクムの冬の水の管理としては、こういった葉のシワの様子を感じてから水を与えるようにしています。
そんなグラウクムの気になる様子として、こちらの以前徒長して伸びた先端をカットした部分の色合いが、灰色のような色へと変化していることで、このままにしておいていいのか気になっています。
そしてそのことより気になるのが、グラウクムとこの鉢とのバランスです。
グラウクムは購入してから今日で635日も育てているのですが、ゆっくりとは生長しているものの、他の多肉植物と比較して大きく生長しているとはいえません。
もちろんこれは育て方やこれまでの経緯もあると思いますが、この鉢ではバランスが悪くこのままでは紅葉してもグラウクムは魅力的とはいえません。
そこでちょうどいいサイスの小さな鉢(リメ鉢)が空いていますので、その小さな鉢にグラウクムを植え替えしたいと思います。
グラウクムを小さな鉢へ植え替え
グラウクムはこちらの小さな鉢(リメ鉢)に植え替えします。
早速グラウクムを今植えている鉢から抜き出しました。
この機会に古い土をほぼ全て取り除きました。
すると株の大きさから連想するような太い根はなく、これはパキフィツム属の特徴なのかもしれませんが細い根ばかりでした。
因みにいい感じに育っているわき芽の株分けもこの機会に考えましたが、そのわき芽にはピンクの円で囲った細い根が1本しか出ておらず、そもそも今植え替えていることもどうかと思いますが、挿し木に近いことになってしまうので、時季的なことも考え今回は断念しました。
それでは小さな鉢へ植え替えをしたグラウクムをご紹介します。
小さな鉢へ植え替えたグラウクム
こちらが小さな鉢に植え替えをした、UCHIのグラウクムの様子です。
まずまずのサイズ感に仕上がったと思います。
育て方が影響している可能性がありますが、グラウクムは生長が遅いと思いますので、しばらくこの鉢で楽しめるのではないかと思います。
植え替えもしましたので、後は葉がこのようにしぼんだり、シワが入ったりしているので水を与えたいと思いますが、読者の方のご意見を参考にさせていただき、今回は2,3日待ってから、水を与えたいと思います。
紅葉したグラウクムは小さな鉢に植え替え、株の大きさと鉢のサイズのバランス感はよくなりましたが、今はまだ株姿が魅力的とはいえません。
やや葉も徒長してるのか長めなので、無事に冬越しできればこういった姿の改善に取り組み、次は鉢とのバランス感だけでなく、魅力的な姿になったグラウクムの様子をご紹介したいと思います。
今回ご紹介したグラウクムの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。
また過去のグラウクムの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
330日後の様子をご紹介します。