やっとらしさを取り戻せたアイボリー

こんにちは。

今回は、ふっくらとした肉厚な葉が重なり合うような、本来の姿をやっと取り戻せたエケベリア属の多肉植物「アイボリー」の様子をご紹介します。

アイボリーはエケベリア属の中では葉の厚み(ふっくらとした様子)に特徴のある多肉植物ですが、やや放置気味だったことで、おそらく葉の水分が不足して特徴の厚みを失っていました。

しかし春の生育期を経て、今ではふっくらとした葉がかわいい、以前のようなアイボリーらしい姿を取り戻せたと思いますので、そんなアイボリーの現在の様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのアイボリー
  • アイボリーに足した赤玉土の劣化
  • 本来の姿をやっと取り戻せたアイボリー

 

UCHIのアイボリー

UCHIのアイボリーは2020年1月17日に、やや放置気味だったせいか、葉に特徴の厚みを失っている姿をご紹介しました。

 

しかしこのご紹介では、小さな新しい葉が生長を始めている様子もご紹介し、その新しい葉などは紅葉してピンク系に色づいていることもご紹介しました。

またこのご紹介では、これが本当にアイボリーかと思い、読者の方へご意見を聞かせて頂き、その結果1票だけですが、「アイボリーだと思う」ということにご投票していただきました。

※貴重なご意見をいただきありがとうございました。

 

そしてこのご紹介から約5ヶ月半程が経ち、春の生育期を経て、今ではやっとふっくらとした葉がかわいい、本来のアイボリーらしさを取り戻せたと思います。

それではそのアイボリーをご紹介します。

 

 

こちらがUCHIのアイボリーの現在の様子です。

少し遠めからでも、アイボリーの葉にはしっかりとした厚みを感じられるようになりました。

 

 

アイボリーは屋外(軒下)に置いているので風通しも良いこともあり、この間水は結構たっぷり与えるようにしていました。

その甲斐もあってか、アイボリーはこのようなふっくらとした肉厚な葉が重なり合う、アイボリーらしい姿になりました。

 

 

反対側の株ももちろん同じような姿へ生長しています。

 

そんなアイボリーですが、前回足した表面の土(赤玉土)の劣化が気になります。

そこで今できる対処をしたいと思います。

 

 

アイボリーに足した赤玉土の劣化

こちらが前回アイボリーの表面に足した赤玉土の様子です。

前々から気になっていましたが、今朝水を与えた時に、以前より劣化が進んでいることに気が付きました。

 

 

そして反対側ですが、もう塊(粒状)ではなく、砕けている様子がお分かりいただけると思います。

何故このように砕けているようになったのかもわかりませんが、このような状態になった赤玉土は、本来の保水性や排水性は失ってしまいます。

 

そこで土の入れ替えも考えましたが、アイボリーの植え替えをするには時季的に最適ではありません。

どうするか悩みましたが、やむおえず今回もあまり意味がないかもしれませんが、表面の赤玉土だけを入れ替えることにしました。

 

 

そして早速アイボリーの表面の土を取り除きました。

水の与え方が影響しているのかと思いましたが、他の多肉植物でも赤玉土を使っていますが、このような状態になっていません。

理由がわからないため疑問が残ります。

 

 

しかし土を取り除いたことで発見もありました。

それはアイボリーの根元付近(ピンクの円で囲った部分)に新しいわき芽が生長を初めていることです。

これには今まで全く気づきませんでした。

 

 

そしてそのわき芽に土が被らないように、新しい小粒の赤玉土を足しました。

今回は土の入れ替えはできませんでしたので、また秋に新しい土に植え替えをしたいと思います。

 

それではあまり変化はありませんが、表面の土を入れ替え水を与えた、本来の姿をやっと取り戻せたUCHIのアイボリーの様子をもう一度ご覧ください。

 

 

本来の姿をやっと取り戻せたアイボリー

アイボリーはこのムチムチとした、肉厚な葉が重なり合うような姿がやっぱりかわいいです。

また前回は紅葉で葉がピンク系に色づいていましたが、今ではその色は抜け、淡い緑系の色合いだけになったアイボリーも魅力的です。

 

 

しかし今植えている土に不安があるので、必ず秋に新しい土へ植え替えをしたいと思います。

また植えている位置が悪く、鉢とのバランスからアイボリーの魅力をご紹介する理想的な写真が撮れないのも残念です。

 

 

やっと本来の姿を取り戻せたUCHIのアイボリーですが、これからは苦手な夏ですので、水の管理にはより気を配る必要があります。

しかし風通しの良い屋外に置いていますので、葉の状態などを確認しながら水を夕方などに与え、以前のような貧弱な様子にならないように、この肉厚な葉が重なり合う姿を維持したいと思います。

 

また何度もお伝えしていますが、秋に新しい土を使って植え替えをしたいと思いますので、またその時に夏越しを終えたアイボリーをご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

185日後の様子をご紹介します。

 

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アイボリーの育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、アイボリーの育て方だけでなく、これまでにご紹介しているアイボリーの様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。