こんにちは。
今回は、多くの葉の先が枯れだし始めたクレイニア属の多肉植物「クレイニア・ネリイフォリア」別名モンキーツリーの様子をご紹介します。
クレイニア・ネリイフォリアは植え替えてから、異変もなく順調に過ごしていましたが、春になり数枚の下葉が枯れ始めていることに気が付きました。
多分水の量が原因で、今すぐに的確な対処できるわけではありませんが、簡単なお手入れをしたいと思いますので、その様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのクレイニア・ネリイフォリア
- クレイニア・ネリイフォリアのお手入れ
- お手入れをしたクレイニア・ネリイフォリア
UCHIのクレイニア・ネリイフォリア
UCHIのクレイニア・ネリイフォリアは2019年2月23日に、素焼きの鉢へ植え替えた様子をご紹介しました。
植え替え後1ヶ月半ぐらいは特に変わった様子もなく元気に過ごしていましたが、4月の中旬ぐらいから数枚の下葉が枯れ始めて縮れていることに気がつきました。
クレイニア・ネリイフォリアは春と秋が生育期の春秋型の多肉植物なので、水が不足しているのだろうと安易に考え、水を与える回数を増やしたことで余計に葉の状態が悪化しました。
まずは現在のクレイニア・ネリイフォリアの様子をご紹介します。
クレイニア・ネリイフォリアは注視しなくとも、すぐに葉先が痛んでいることがわかるようになってしまいました。
このように葉が変色して、状態が悪い葉が増えてしまいました。
下葉が枯れて、切れ落ちてしまいました。
根元付近の茎も少し湿っていて、目を凝らすと白いカビのようなものも見えています。
恐らく水を与え過ぎ、多湿な状況にしてしまった可能性があります。
水はけのよい土や素焼きの鉢であっても水を与え過ぎては意味がありません。
しかし、上の方の葉はまだ元気な様子で、ピンと上向きで、完全に根腐れして絶望的ではありません。
まず出来ることとして、土に風を当て、強制的に湿った土を乾かします。
そして意味があるかは微妙かもしれませんが、枯れた葉などは取り除き、少しでもより良い環境にするため、お手入れしたいと思います。
クレイニア・ネリイフォリアのお手入れ
あまり無理することはないと思いますので、完全に枯れた葉だけを取り除きたいと思います。
簡単な作業だけですが、このような葉を取り除きました。
あまり大胆に葉は取り除かず、後は茎のカビのようなものを除去して、時間をかけて日の当たらない場所で土を乾かすだけにしておきます。
お手入れをしたクレイニア・ネリイフォリア
数時間送風機で土に風を送り、夜は少し窓を空け窓際で乾かした翌朝のクレイニア・ネリイフォリアです。
もちろんこんな短期間で状態はよくなることはありません。
しかし土はほぼ乾き、カビのようなものは柔らかい筆で取り除きましたので、根元付近の環境はかなり整えれたと思います。
もしまだ土の中間層あたりが湿った状態なら、日に当てると根元が蒸れ、根腐れしやすい状況になると思いますので、もうしばらくこのまま日陰で様子を見守ります。
またクレイニア・ネリイフォリアは春と秋に水を多めに与え育てるようにしますが、今回のことから水を与える間隔は、他の春秋型の多肉植物より長めにとるようにしたほうがいいのではと感じました。
クレイニア・ネリイフォリアは、この茎にも水分を蓄えているので、あまり水を頻繁に与えず、より乾かし気味に管理するように心がけるようにします。
今のクレイニア・ネリイフォリアの状態は、水を与え過ぎて根腐れしかけているのか、または生理現象なのかははっきりとわかりません。
今後状態が悪化したらその状況をお伝えし、このまま問題がなければ初夏にクレイニア・ネリイフォリアの様子をお伝えしたいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
146日後の様子をご紹介します。