またも茎が傾きいつ折れてもおかしくない折鶴の植え替え

おはようございます。

今回は、またも茎が傾きいつ折れてもおかしくないコチレドン属の多肉植物「折鶴」の植え替えをした様子をご紹介します。

折鶴は春に鉢に寄りかかるように傾いていたので調節をしましたが、葉が大きく生長したり増えたりして、以前よりさらに上部の重みが増し、茎も伸びたこともあり、またも折れてしまわないかといった具合に傾いてしまいました。

そこでどうするか悩みましたが、やはり何度見てもこのままにしておけないと感じるのですが、カットして挿し木するには不安があります。

そこで傾いた茎ごと土へ植えようと考え、そのため更に大きめの鉢へ植え替えをしましたので、その様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIの折鶴
  • 折鶴の茎が土に埋まるように大きな鉢へ植え替る
  • 植え替えをした折鶴

 

UCHIの折鶴

UCHIの折鶴は2020年5月1日に、傾きを調節し、またオブジェのようになった様子をご紹介しました。

 

このご紹介から7ヶ月が経ち、折鶴は今ではこれまでで一番の大きさにまで葉が生長していますが、冒頭でもお伝えしているように茎もその分伸びて、葉の重みから今にも折れてしまうのではないかと思うほどです。

 

そこでカットして挿し木などで仕立て直しするのがよさそうですが、少し時季的なこともあり不安があるので、今より大きな鉢へその伸びて傾いた茎ごと土へ植えてしまおうと考えました。

それではその作業をする前に、まずはこのままにしていると、いつ茎が折れてもおかしくない、現在の折鶴の様子をご紹介します。

 

 

こちらがいつ茎が折れてもおかしくないUCHIの折鶴の様子です。

なぜこのようなカタチになるのかというと、それはおそらく軒下の棚の2段目に置いているころが原因で、より日が当たりやすい向きに伸びているのだと思います。

 

 

しかし折鶴は順調に生長をしていて、このように特徴の白い粉が降りかかったようなふっくらとした葉が何枚も増えている様子がお分かりいただけると思います。

 

 

そしてこちらがいつ茎が折れてもおかしくない折鶴の傾いた茎の様子で、以前なんとか上向きに調節しようと流木の破片で向きを調節していましたが、その思いは全く通じていない様子で、上に乗りかかるようになってしまいました。

またその折曲がっているような部分は何故か細く、さすがにこのままにしておくと、今後葉が増えてより上部の重みが増えてしまえば折れてしまうのではないかと心配です。

 

そこで仕立て直すためカットして挿し木などの方法が思いつきますが、時季的なこともあり成功する気がしません。

しかしこのままにはできないので、傾いた茎が土に埋まるように大きな鉢へ植え替えようと思います。

 

それでは折鶴の茎が土に埋まるように大きな鉢へ植え替え作業を始めます。

 

 

折鶴の茎が土に埋まるように大きな鉢へ植え替る

折鶴は以前制作して使っていなかったこのリメ鉢へ植えたいと思います。

これなら傾いた茎のほとんどを土の中に入れることができるはずです。

 

 

まずは折鶴をこれまで植えていた鉢から慎重に抜き出しました。

誤って折ってしまわないかと不安でしたが、無事に抜き出すことができ、ホットしました。

 

 

次に土を振り落とし、ほとんど根だけといった状態にしました。

このまま植えてもよさそうですが、この機会に根も整理しておきたいと思います。

 

 

このように細い根などを取り除きました。

 

 

これで植え替える準備は整いましたので、後はアノ折れ曲がった細めの茎(傾いた茎の細い部分)まで土に埋まるように調節をして植えました。

 

それでは植え替えた折鶴をご紹介します。

 

 

植え替えをした折鶴

こちらが大きめのリメ鉢に植え替えた、UCHIの折鶴の様子です。

なかなか表現が難しい仕上がりになりました。

 

 

葉が鉢に触れない深さで、考えていたように傾いた茎の細い部分は土に埋まるように植えました。

 

 

折鶴を上手に育てるのはなかなか難しく、雨が葉に当たると特徴の白い粉が落ちてしまいます。

これはその影響でシミのようになったのかは定かではありませんが、雨で白い粉が落ちた影響か葉焼けではないかと思います。

こういったことをなるべく避けるため、雨がかからないよう軒下の棚の2段目に置いていますが、折鶴はより日当たりを求め徒長して茎が伸びて傾いてしまいます。

 

 

なんとなくオブジェのような雰囲気は薄れてしまいましたが、折鶴の新しい葉はとても綺麗で、なんとか白い粉がかかった様子は維持したいと思います。

 

 

植え替えをした折鶴は、茎が折れ曲がっていたものをやや強引に土に埋めたことによりやや傾向いていますが、これは日に当たる方向などを調節して、なるべく自力で真っ直ぐ上向きになるようにしたいと考えています。

 

折鶴の改善のための課題

葉が雨に当たらないようにしつつも、どうにか日当たりを確保して、なるべく真っ直ぐ上向きに生長するようにする。

 

葉が雨に当たらないようにし、尚且つ日当たりを確保するのはなかなか難しいですが、この課題に取り組みより良い株姿を目指して育てていきたいと思います。

また折鶴に新たな変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。

 

今回ご紹介した折鶴の基本的な育て方はこちらでご紹介しています。

また過去の折鶴の様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。