見つけてしまったリプサリス・エワルディアナ

こんにちは。

今回は、見つけてしまったリプサリス属の多肉植物「リプサリス・エワルディアナ」の様子をご紹介します。

リプサリス・エワルディアナは以前、気根が伸びているのかと思った様子がありましたが、それは新しい茎(新芽)が伸び始めた様子でした。

そして何を見つけてしまったかというと気根で、それは白系の色合いで、しばらく色合いにも変化がないことも確認しているので、今度こそ気根で間違いないと思います。

そこで気根を見つけてしまったからにはUCHIでやることはひとつで、リプサリス・エワルディアナを増やすことに挑戦してみたいと思いますので、その様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのリプサリス・エワルディアナ
  • 茎が増え始めた頃のリプサリス・エワルディアナ
  • 気根を活かしてリプサリス・エワルディアナを増やす
  • 結果的に理想から離れたリプサリス・エワルディアナと挿し木

 

UCHIのリプサリス・エワルディアナ

UCHIのリプサリス・エワルディアナは2021年1月9日に、気になる存在があることをご紹介しました。

 

その気になる存在とは、冒頭でもお伝えしたように、伸び始めた新しい茎(新芽)のことで、始め見たときは気根かと思いました。

しかしその気根かと思ったものは赤系の色合いで、そのまま伸び、やがて徐々に緑系の色合いへと変化しますが、今回見つけたものは白系の色合いで、しばらく色合いにも変化がないことも確認しています。

そこで気根を見つけてしまったからにはUCHIでやることはひとつで、ようやく増し始めているボリューム感は失われ理想からやや離れてしまいそうですが、リプサリス・エワルディアナを増やすことに挑戦してみたいと思います。

それでは作業を始める前に、前回のご紹介から約4ヶ月半が経った、現在の様子と併せ、その見つけてしまった気根をご紹介したいと思います。

 

 

こちらが気根を見つけてしまった、UCHIのリプサリス・エワルディアナの様子です。

ご覧いただいてるように、左右へ長い茎が伸びていることがお分かりいただけると思います。

これは左右だけでなく、この写真でいうと前後にも伸びていますので、理想としているワサワサとしたボリューム感のある姿へ近づいているのではないかと思います。

 

 

そしてその伸びた茎の先端付近を観察してみると、新しい茎が枝分かれして伸び始めています。

 

 

そしてこのように次第に緑系へと変化します。

このような様子を繰り替えして先ほどご紹介した姿へと生長をしました。

 

 

そしてそんなリプサリス・エワルディアナをよく見てみると、見つけてしまったのがこの白系の色合いのものです。

これを見つけてから何日か様子を見ましたが、赤い色合いへと変化する感じはなく、このまま少しずつ伸びています。

 

そこでこれは新しい茎ではなく、気根(根)ではないかと思います。

このように気根を見つけたからには、今後の理想としているワサワサとした様子へ仕上げる前に、まずはリプサリス・エワルディアナを増やすことに挑戦してみたいと思いますが、その前に今の姿となるきっかけのような、茎が増え始めた様子を写真に収めていますので、その様子をご紹介します。

 

 

茎が増え始めた頃のリプサリス・エワルディアナ

こちらが2021年1月28日のUCHIの、茎が増え始めた頃のリプサリス・エワルディアナの様子です。

前回のご紹介時はまだちらほらと赤い新しい茎が伸び始めている様子でしたが、この時にはあちらこちらといったニュアンスになり始めた頃です。

 

 

このように前回のご紹介時より、赤い新しい茎が次々と芽生えていて、ある程度伸びているものは色合いに変化もあります。

 

 

そしてこちらの写真中央のやや伸びた新しい茎が、赤系の色合いから緑系の色合いへと変化する中間辺りの色合いです。

このようなことを繰り返しながら生長して、現在の姿へと変化を遂げました。

 

また先ほどご紹介した気根とこの新しい茎では全く見た目が違うことがお分かりいただけると思います。

こういったことから、先ほどの白系の伸びたものは気根だと断定しました。

 

それでは気根を活かして、リプサリス・エワルディアナを増やすことに挑戦したいと思います。

 

 

気根を活かしてリプサリス・エワルディアナを増やす

気根が伸びた茎をカットして挿し木にして、リプサリス・エワルディアナを増やしたいと思いますが、本来挿し木するのには、ピンクの円で囲った節辺りでカットするほうがいいようです。

しかし伸びている気根を土へ埋めるには、節でカットするとかなり深くで埋めなければいけないようなものばかりなので、挿し木しやすいようにピンクの線辺りでカットして準備することにしました。

 

 

このように遠慮なく、気根が伸びている茎を、挿し木しやすい位置で次々とカットしました。

このようなやり方で成功するのかわかりませんが、挿し木するためこのまま断面を乾かしたいと思います。

 

 

そしてリプサリス・エワルディアナの茎を挿し木するのには、この白のビニールポッドを使いたいと思います。

土は観葉植物用の土を使うか、多肉植物で使っている日向土や赤玉土を使うか悩みましたが、今回は日向土を多めに使い挿し木することにしました。

 

あとは断面が乾いたら挿し木するだけです。

それでは増やすためとはいえ茎をカットしたので、結果的に理想から離れたリプサリス・エワルディアナとカットした茎を挿し木にしたリプサリス・エワルディアナをご紹介します。

 

 

結果的に理想から離れたリプサリス・エワルディアナと挿し木

こちらが増やすためとはいえ、結果的に理想から離れた、UCHIのリプサリス・エワルディアナの様子です。

初めにご紹介した様子と比べ、ややボリューム感が失われてしまいました。

 

 

なんとなく初めてご紹介した時のような姿にも見えますが、決してUCHIのリプサリス・エワルディアナは振り出しに戻ったわけではありません。

長い茎のほとんどは残してあります。

 

 

そしてこちらがその気根が伸びた茎をカットして挿し木にした、子株のリプサリス・エワルディアナの様子です。

ある程度断面が乾いていることを確認して挿し木にして、水も与えました。

あとはアノ気根が無事に根付いてくれることを期待したいと思います。

 

 

UCHIのリプサリス・エワルディアナは増やすためとはいえ、結果的に気根が伸びた茎をカットしたので、理想としているワサワサとボリューム感のあるインテリアグリーンといった感じからは少し離れてしまいました。

 

しかし気根を見つけてしまった以上は増やすことにも挑戦したいので、理想から離れたものの貴重な経験ができました。

そしてボリュームが減った状態は一時的なことで、しばらくすれば伸びた茎からまた新しい茎が伸びたりしながら、よりワサワサとした姿へと変化することを期待しています。

 

挿し木のやり方に不安が残りますが、これからは活発に生長する時季ですので、肥料を与え、夏頃それぞれのリプサリス・エワルディアナのその時の様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

130日後の様子をご紹介します。

 

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リプサリス・エワルディアナの育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、リプサリス・エワルディアナの育て方だけでなく、これまでにご紹介しているリプサリス・エワルディアナの様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。