こんにちは。
今回は、1年かけたクラッスラ属の多肉植物「ルペストリス」の改善の様子をご紹介します。
ルペストリスのご紹介はかなり久しぶりとなり、その間に子株ひと株を枯らしてしまいましたが、もうひと株の子株と親株はとりあえずは枯れずに過ごしています。
ただなんとなく先のニュアンスからも感じられるかもしれませんが、枯れてはいないもののあまり見た目が良くなく、一向にそういった様子へ対処ができないままなので、親株と子株を一緒の鉢に植え替え、そして見た目を改善することにしましたので、その作業の様子と併せ、その植え替えで変化があったのか、途中の50日後と約1年が経った様子をご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのルペストリス
- 親株と子株のルペストリスを一緒にプラスチックの鉢へ植え替え
- 植え替えて50日が経ったルペストリスと植え替えから約1年後
UCHIのルペストリス
UCHIのルペストリスは2020年1月8日に、まだまだお手入れが必要なその時の様子をご紹介しました。
このご紹介後は残念ながら子株ひと株を枯らしてしまいましたが、冒頭でお伝えしているようにもうひと株の子株と親株はとりあえずは枯れずに過ごしています。
ただ枯れずにはいますが、とにかく見た目が悪く、その原因はおそらく水の与え方(タイミング)が原因だと思いますが、植えている鉢にも多少原因があるのでないかと考えました。
そこで改善に取り組むため、土も古くなっていることもあり、そして鉢を別のものにしたいと思います。
そして管理しやすいように親株、子株を一緒に植えたいと思いますが、まずはどのような様子をしているのか、前回のご紹介から約2年5ヵ月が経った頃の様子をご紹介します。
こちらが前回のご紹介から約2年5ヵ月が経った、2022年6月17日のとにかく見た目が悪い、UCHIのルペストリスの様子です。
UCHIのルペストリスはこのブログを始める前からもっていた数少ない多肉植物の一種で、何も知らなかったこともあり、本来鉢カバーとして使うIKEAのBINTJE (ビンチェ)に直接土を入れて植えているにも関わらず、根腐れで枯れずに過ごしてくれています。
この時も新芽が出てきている様子もあり、株としてはそれなりに元気そうです。
しかしこのように下の方の葉の多くは枯れていて、こういったことが原因で見た目がとにかく悪いです。
ただ優しい読者の方はこれは鉢カバーなので水の与え方が難しいから、根腐れするよりかはと励ましてくれそうな気がしますが、こういった様子になることは鉢だけが原因でないといえそうです。
それは子株の様子を見ていただけるとお分かりいただけると思いますが、一般的なプラスチックの鉢に植えている子株も同じような見た目にしてしまいました。
こういった様子から、おそらくですがUCHIのルペストリスへの水の与え方が悪いといえそうです。
そこで見た目を改善するために、新しい土を使ってプラスチックの鉢へ親株と子株を一緒に植え替えたいと思います。
親株と子株のルペストリスを一緒にプラスチックの鉢へ植え替え
ただプラスチックの鉢といってもどの程度の大きさにするか悩みましたが、あまり大きくしたくなかったこともあり、ちょうど手持ちのプラスチックの鉢で今親株と同じサイズ程度の大きさのものがありましたので、このプラスチックの鉢へ親株と子株のルペストリスを一緒に植えたいと思います。
まずこのようにそれぞれを今植えている鉢から抜き出しました。
親株はおそらく一般的な観葉植物の土で植えていて、子株の土もかなり古びた様子になっていました。
そして古い土を振るい落し、またあまりオススメできませんが、枯れた葉を取り除くのは手間だったので、全体をやや強めの水圧の水で流すようにして取り除くと、以外なことに気が付きました。
それはもう8年近く育てている親株と子株の根の様子がさほど変わらないというか、むしろ子株の方がしっかりとした様子です。
こういった根の様子だったことも下葉が枯れやすかった原因の可能性もありそうな気もしましたが、しかしそれだけでは今の子株の様子に説明がつきません。
とりあえず作業は続けて、親株と子株をひとつのプラスチックの鉢に植えてしばらく様子を見守ることにしました。
やや無謀な枯れた葉の取り除き方をしたので、それでもちゃんと根付いたのか、そして本当に改善したのかを、少し変化が感じられた50日後の様子と植え替えから約1年が経った今日のルペストリスの様子をご紹介します。
植え替えて50日が経ったルペストリスと植え替えから約1年後
まずこちらが少し変化が感じられた頃の、2022年8月6日(植え替えから50日後)の、UCHIのルペストリスの様子です。
変化の様子は一見しただけではわかりづらいかもしれませんが、植え替え50日が経っているのでしっかりと根付いているといえそうです。
そして変化の様子としてはこちらのような葉で、全体的に多くの葉がしわがなくハリのある様子の葉へ戻り、新しい葉も生長し始めています。
まだ中にはシワがありしぼんだような葉もありますが、これなら今後改善が期待できそうですが、この様子をご紹介しても変化が乏しいので、この時の様子はご紹介せず、もうしばらく待つことにしました。
そして気が付けば、この時からさらに300日以上も経っていました。
それでは植え替えしてから約1年が経った今日、UCHIのルペストリスは今どのような様子をしているのか、そして改善はしているのかご紹介したいと思います。
こちらが親株と子株をひとつのプラスチックの鉢に植え替え約1年が経った、UCHIのルペストリスの様子です。
1年かけルペストリスは改善しましたといったハッピーエンドとはいきませんでした。
結構しっかりと水を与えているのですが、今も下葉から順に枯れるといったことに変化はありません。
ただ葉の様子は去年と明らかに違います。
多くの葉で葉の淵は赤茶系の色合いに色がついていて、去年の今頃とは葉の大きさや色合いに違いが感じられます。
また上部は詰まった感じに葉が付いていて、より良い見た目に改善したといえる見た目ではありませんが、それなりに改善はしているといえそうです。
ただ1年かけこの様子なのでこれから先、より下葉を残してより良い見た目に改善できるかはわかりませんが、あまりそういった様子が感じられないようであれば、いっそのこと木質化しつつある茎とその形状を活かして、それで見栄え良くする方向へと転換したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
308日後の様子をご紹介します。