一向に状態が改善しないスパティフィラム・メリーの植え替え

こんにちは。

今回は、一向に状態が改善しないスパティフィラム属の観葉植物「スパティフィラム・メリー」を植え替えた様子をご紹介します。

UCHIのスパティフィラム・メリーは以前からあまり状態が良くなく、特徴の白い仏炎苞もなかなか付けてくれません。

また今では比較的新しい葉もだらんと下向きになり、このままでは株の今後すら心配な状態です。

その原因は置き場所(日当たり)と鉢にあるのではないかと思いますので、そこでスパティフィラム・メリーを新しい鉢へ植え替えをしたいと思いますので、その様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのスパティフィラム・メリー
  • スパティフィラム・メリーの植え替え
  • 植え替えたスパティフィラム・メリー

 

UCHIのスパティフィラム・メリー

UCHIのスパティフィラム・メリーは2020年2月18日に、根元が黒く変色し不穏な様子を感じていることをご紹介しました。

 

このご紹介から約半年経ちましたが、UCHIのスパティフィラム・メリーの状態は一向に改善しません。

また以前は特徴の白い仏炎苞も付けていましたが、今年はまだ新しい白い仏炎苞を見ることができていません。

 

このような状態が続くのにはもちろん原因があり、その原因としては置き場所と植えている鉢にあるのではないかと思います。

そこで今植えている鉢では置き場所を移動させることが難しいので、もう一つの気がかりとなっている鉢を別の鉢へ植え替えをしたいと思います。

 

それではその作業の前に、現在のスパティフィラム・メリーの様子をご紹介します。

 

 

こちらがUCHIのスパティフィラム・メリーの現在の様子です。

前日に水を与えましたが、このように葉が下向きで、茎もだらんとしたような状態です。

 

 

スパティフィラム・メリーがだらんと下向きになるのは水が不足している状態が原因のことが多いですが、どうやら今は水が不足しているだけではなさそうです。

それは比較的このような光沢のある新しい葉は、一夜で上向きへ戻りますが、株の状態が悪いのかこのように元気がなく下向きです。

 

 

また元気がないもう一つの原因として日照不足が考えられ、スパティフィラム・メリーは以前、西日が当たる場所に置いていましたが、様々な事情から今は朝に日が当たる東の場所へ置いています。

この置き場所を変えたことが影響している可能性もありますが、今植えている鉢の底に穴がない鉢(鉢カバー)に植えていることも原因があるのではないかと思います。

 

 

また元気のないスパティフィラム・メリーですが、比較的中央部付近から筒状の新葉も複数枚出てきていますので、状態の改善を目的として別の鉢へ植え替えをしたいと思います。

 

それではスパティフィラム・メリーの植え替えを始めます。

 

 

スパティフィラム・メリーの植え替え

スパティフィラム・メリーはこちらの100円ショップの水受けが一体となったプラスチックの鉢へ植え替えたいと思います。

この鉢は以前まで在庫切れなのか販売されていませんでしたが、たまたま寄った100円ショップで販売されていたので購入してきました。

 

しかしこの鉢は今植えている鉢よりかなり小さめです。

けれどもスパティフィラム・メリーは購入してこの鉢へ植え替えた時より株数も減ってしまっているので、これで十分かと思いこの鉢を選びました。

 

 

まず植え替えのため鉢からスパティフィラム・メリーを抜き出しました。

 

 

新しい土へ植え替えるので、この古い土は不要な根も含めて取り除きスッキリとさせます。

 

 

作業は比較的簡単で、古い土や細い根は振り落とすようにすると自然に落ちて、このようなスッキリとした状態にすることができました。

あとは根が乾かないよう素早く植え替えを進めます。

 

 

そしてこちらが植え替えたスパティフィラム・メリーです。

植え替えたからといってすぐにシャキッとした状態になるはずはありません。

 

そこでしばらく様子を見たいと思いますので、この植え替えから2日経った(今朝の)スパティフィラム・メリーをご紹介します。

 

 

植え替えたスパティフィラム・メリー

こちらが植え替えて2日が経った、UCHIのスパティフィラム・メリーの様子です。

まだしっかりと根付いていないためにシャキッとした状態をご紹介できませんが、それでも植え替えた時のだらんとした様子から少し改善していることがお分かりいただけると思います。

 

 

鉢が小さくなったのでその分移動させやすくなり、流し台なのでタップリと葉水することもできるようになりました。

また早くシャキッとした姿にしたいので、しばらくは毎日葉水で水分を補いたいと思います。

 

 

この丸まった筒状の新葉が開く頃にはしっかりと根付いていると思いますので、今の姿とは違った元気なスパティフィラム・メリーの様子をご紹介できるのではないかと考えています。

 

 

鉢はダウンサイズしましたが、株(根)の大きさなどからこの鉢でしばらくは育てられると思います。

またスパティフィラム・メリーが花(白い仏炎苞)を付けるには日当たりは重要な要素で、鉢が小さくなったことでこれまでより置き場所を移動させやすくなりましたので、株の状態と相談しながら別の場所へ移すことも検討したいと考えています。

 

今はまだ植え替えをしてから2日しか経過していないのでまだまだ気が抜けず、また植え替えが状態の改善に繋がるかわかりませんが、今後植え替えたスパティフィラム・メリーに新たな変化がありましたら、その様子を改めてご紹介したいと思います。

 

今回ご紹介したスパティフィラム・メリーの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。

また過去のスパティフィラム・メリーの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。