こんにちは。
今回は、行動したからこそ見れたクラッスラ属の多肉植物「ゴーラム」の珍奇な様子をご紹介します。
春秋型の多肉植物は育て方によっては寒い時季でもはっきりと見てとれるような生長をするのかといったことをゴーラムともう一品種で試していたのですが、そのさなかこれまで見たことがない様子をゴーラムで見ることができました。
それが珍しいことなのか、それともそうでないのかはわかりませんが、このように植物ブログを運営させていただいていますので、そういった行動したからこそ見れた、そのゴーラムの珍奇な様子などをご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのゴーラム
- 行動したからこそ見れたゴーラムの珍奇な様子
UCHIのゴーラム
UCHIのゴーラムは2022年3月29日に、棒状の葉の葉数からわかる土の誤りとして、その時使っていた土からより保水性の高い土へ入れ替えた様子などをご紹介しました。
その後その結果を夏前ぐらいにご紹介するつもりでしたが、思いのほか変化がなく、そしてご紹介せずにいるとその後の夏に多くの葉を葉焼けなどの影響で失ってしまいました。
しかしその後に出てきた葉はこれまでのものとは違い、色つやが良くなった気がするのですが、それよりもまだ生長の途中なこともあると思いますが、これまでのように長く伸びる様子が今のところ感じられません。
こういった様子にはまだ変化が今後あると思いますが、そんな中冒頭でご紹介したように、今年は少し前まで気温が高めでしたが、春秋型の多肉植物は育て方によっては寒い時季でもまだ生長するのか試してみようとある試みをしてみましたので、まずはその試みを始める前の、前回のご紹介から約1年8ヶ月が経った頃の様子からご紹介したいと思います。
こちらが前回のご紹介から約1年8ヶ月が経った2023年11月21日の、UCHIのゴーラムの様子です。
一見しただけでゴーラムの葉の様子が変わったことがお分かりいただけると思います。
多くの葉が夏に葉焼けなどの影響だと思うのですが、中央よりのやや黄色く変色して黒く焦げたような葉の様子となり、ポロポロ落ちて多く(ほとんど)の葉を失ってしまいましたが、その後入れ替わるかのように今のような葉が出てきて、以前のように長く伸びる様子が感じにくいまま秋の間を過ごしました。
そして根元の様子ですが、こちらはさほど変化がないように思いますが、若干以前の写真と見比べると太くなっているような気もしなくないです。
このような結果から土の入れ替えが功を奏したのかは今のとこ微妙な感じですが、同じように素焼きの鉢に植えている小さめの株も土を入れ替えていますので、そちらはどうなのかご紹介したいと思います。
こちらが素焼きの鉢に植えているゴーラムの様子です。
こちらは葉が葉焼けしてかれることなく、ご覧いただいている様子へと生長しました。
この様子からすると、こちらの株ではまずまずの結果が得れたので、土の入れ替えの効果はあったと思いますが、もう一方の株の鉢はプラスチックの鉢で、こちらは素焼きの鉢といった違いなどからもしかすると、素焼きの鉢の通気性と保水性を考慮した土とのバランスがゴーラムにとってよかったのかなとも思いますが、まだ結論付けるにはいたりません。
ただもうこの時は11月21日と立冬といえる時期で、今年は気温が高かったといえど、さすがにもうはっきりと見てとれるような生長は難しいといえると思います。
そこで育て方というにはやや違う気もしますが、ちょっと試してみようと思いました。
それはこれまでの肥料とは違い、このような緩効性肥料をやや多めに与えて養分を豊富にしても生長は鈍るのかということです。
当然土の養分だけが植物の生長を左右するわけではありませんが、園芸店によっては冬も結構このような固形の緩効性肥料を与えている様子を見かけたりする(忘れているだけかも)ので、UCHIでも量を増やして変化があるのか試してみたいと思います。
そして今朝、肥料を与えて1ヶ月が経ちましたので、ちょっと葉の様子が見えている部分もありますが、変化があったのかそれぞれのゴーラムの様子をご紹介したいと思いますが、その撮影のさなか偶然なのか必然なのか、これまで見たことのない多分珍しいのではないかといった様子がゴーラムにあることに気がつきました。
それもこれもやはり行動したからだと思いますので、その行動したからこそ見ることができたと思うゴーラムの珍奇な様子も併せてご紹介します。
行動したからこそ見れたゴーラムの珍奇な様子
まずこちらが素焼きの鉢に植えている小さなゴーラムの様子です。
肥料の効果があってかはわかりませんが、特に小さかった葉の生長は見てとれ、葉の色もやや濃くなったような感じもなくはありません。
次にこちらはプラスチックの鉢に植えているUCHIのゴーラムの様子です。
こちらもそれなりに葉の生長が見て取れ、葉の色もやや濃くなったような感じもあります。
ただ何度も言いますが、今年は例年よりこれまで気温が高かったことなども影響があり、また寒いからといって全く生長しないわけでもなく、一概に肥料が効果的だったのかはわかりませんが、少なからず良い方向へ向かったのでないかと思います。
そしてこの撮影の中、葉をよく観察していると、先ほどからお伝えしているこれまで見たことがない、珍奇な様子があることに気が付きました。
それがこちらの葉の様子です。
葉の中に新たな葉のようなものの膨らみがあることに気がつきました。
これはどういった様子なのでしょうか、サムネイルで使った画像がその横からみた様子で、より膨らみがある様子が感じられるので、改めてその画像をご紹介します。
こちらがサムネイルに使った画像で、葉の中からさらに葉が出てくるのかといった様子で膨らんでいることがお分かりいただけると思います。
これが珍しい様子なのか、それともよくあることなのかわかりませんが、少なくともUCHIではゴーラムを5年育てていますが、始めてこのような様子を見ることができました。
肥料を多く与えるとは特段奇策ではありませんが、とにかくこのように行動をとったからこそこのような様子に気が付けたのだと思い、ちょっとした喜びを感じさせてくれた様子でもあります。
ただここで気になったのが、読者のみなさまは冬も多肉植物に肥料を与えているかということです。
そこでおうかがいさせていただこうと思います。
※もちろん品種にもよりますが、特にここでは春秋型などの品種の多肉植物だと考えていただければと思います。
一旦ここで肥料を取り除いて、とにもかくにも土の入れ替えはこの素焼きの鉢に植えている小さなゴーラムには効果があったといえそうで、これはUCHIの事例ですが、もしゴーラムの葉の状態をうまく管理できない場合は土の性質(もちろん鉢や置き場所、水の与え方なども)を見直すことで改善ができる可能性があるのでないかと思います。
ただこちらのプラスチックの鉢のゴーラムの葉は、これまでの葉のように細長く伸びる様子が乏しいのですが以前より太く丈夫そうなイメージもあり、これはより良い方向へ向かっているのか、または状態が悪くなっているのかがわからないので、土の成果があったのかは今のところ結論付けるのは難しいと思います。
また何か変化があればその時の様子をご紹介したいと思いますが、先にご紹介した、葉の中に膨らみが表れた葉の今後の変化が気になりますので、また次の春の間に機会を見て、それぞれのゴーラムのその時の様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。