待ちすぎたクララの花と株姿

こんにちは。

今回は、待ちすぎたエケベリア属の多肉植物「クララ」の花と株姿をご紹介します。

クララはUCHIへ迎えて初めて花を咲かせてくれたので、その花のきれいな様子をご紹介したいとベストなタイミングを待っていたのですが、待つことによってそのタイミングはいとも簡単に過ぎ去ってしまいました。

またその様子をご紹介しようと撮影したのが約半年前で、そのことを挽回しようとさらに紅葉や株姿の改善といったことに比重を移し、また待つことにしていると想定外がありました。

このように3歩進んで2歩下がるといった結果からクララを通して待つといったことに疑問を感じ、また待つことによって失われてしまうこともあるので、今のあるがままの様子を恥じず大切にしていこうと、中途半端かもしれませんが現在の様子をご紹介することにしました。

今回の目次

  • UCHIのクララ
  • クララの花
  • 花を取り除いたクララ
  • さらに半年待ったクララ

 

UCHIのクララ

UCHIのクララは2021年1月13日に、きれいな円形にこだわりたいとの思いがありつつも、初めて紅葉したので道半ばな姿ですがその時の様子をご紹介しました。

 

その後は無事に冬越しを終え、春から活発に生長している様子とともに、花茎をのばして3輪の花を咲かせる準備を始めていました。

そしてクララはUCHIに迎えて初めて花を咲かせてくれたので、そうなるとやはりきれいな花の様子をご紹介したいと、ベストなタイミングを見計らっていたのですが、うっかり何日か様子を見ることを忘れていると、いつの間にか花は傷み、終わりを迎えそうな様子になっていました。

 

そこで来年まで花の様子をご紹介することを待つか悩みましたが、来年花を咲かせてくれるとは言い切れませんので、やや傷んではいますが花の様子をご紹介したいと思います。

 

それではまずは前回のご紹介から、約4ヵ月半が経った、花を咲かせたクララの全体的な様子などをご紹介します。

 

 

こちらが初めて花を咲かせてくれた、UCHIのクララの様子です。

この時はまだ春(2021年6月2日)で、エケベリア属の生育期でもありますので、クララはお手入れ前の株の大きさにまで生長していました。

しかし株分けしてプラスチックの鉢に植えているクララはもっと明らかな変化をしています。

 

 

こちらがその株分けしてプラスチックの鉢に植えているクララの様子です。

前回のご紹介時の面影が感じられないぐらい大きく生長しています。

2株は同じ場所に置いていますが、こちらの株は葉がかなり大きく生長したこともあり、見た目に違いが現れました。

 

 

そしてリメ鉢に植えている株は、このような花茎を伸ばして花を咲かせてくれていますので、そのクララの花の様子をご紹介します。

 

 

クララの花

こちらがクララの花の様子です。

とても残念ですが、このように花が傷んでしまい、終わりに近づいていることがお分かりいただけると思います。

 

 

このような状態でご紹介することになったのは、冒頭でもお伝えしているように、きれいな様子をご紹介したいとベストなタイミングを見計らっていたのですが、うっかり何日か様子を見ることを忘れていると、このような状態になっていました。

 

 

しかしもうこのような状態なので、花は取り除くことにしました。

 

 

このように根元付近で折るようにして取り除きました。

 

それでは花を取り除いたクララの様子と併せ、改めて大きく生長したプラスチックの鉢に植えているクララの様子をご紹介します。

 

 

花を取り除いたクララ

こちらが花を取り除いた、UCHIのクララの様子です。

先ほどお伝えしたように、前回きれいな円形にするため葉を取り除いて調節をしましたが、この時はもうその作業前ぐらいの大きさにまで生長しています。

 

 

葉は上向きで大きさも整っていて、とてもイキイキとした様子だと思います。

 

 

プラスチックの株は側面からだと葉が大きくなり過ぎていて、やや外側へ開いているような印象もあります。

 

 

そして上から見ると、かなり理想に近い円形に仕上がりつつあります。

とてもいい感じなので、この姿のまま育てたいと考えていました。

 

 

そしてこちらはプラスチックの株を上から見た様子です。

やや外側へ開いているような印象からどうなのかとも思われたかもしれませんが、上から見るとこの株はこれでよくて、次に生育期の秋での変化に期待が持てると考えていました。

 

 

UCHIのクララは残念な状態ではありましたが、初めての花を咲かせてくれ、そしてカタチがかなり理想的な姿へ生長してくれていました。

 

ここまでは少し改変していますが、2021年6月2日に書いたクララの様子で、この時公開するつもりでしたが、花のことが残念で納得ができず、花のことを別のことで挽回してからと、結局この時は公開せずまた待つことにしていました。

それが本当にできたのか今朝のクララの様子をご紹介します。

 

さらに半年待ったクララ

こちらがさらに約半年、変化に期待して待ちに待った、UCHIのクララの様子です。

葉は紅葉を初めて紫系の色合いになり、カタチもまずまずな円形をしていますが、想定外なことがあります。

それは葉に傷が所々入っていることで、はっきりとした原因がわかりませんが、考えられるとしたら害虫か鳥(鳥害)だと思います。

 

 

そして一番の想定外はこのように下葉が上手に管理しきれず枯れて取れてしまい、茎が見え始めてしまったことです。

これが先延ばしにした結果でした。

 

そしてもっと期待とは違った様子にしてしまったのはプラスチックの株です。

 

 

こちらがプラスチックの鉢に植えたクララの現在の様子です。

こちらの株も紅葉はしてくれていますが、以前より葉が減ってしまっています。

それはカイガラムシが発生してしまい、対処しても根元付近の個体が一向に減らないので、思い切って抜き出し、葉を取り除いたからです。

おそらく根元への薬剤の散布が上手にできず、浸透しなかったのではないかと考えています。

 

こんなことなら前の状態でご紹介していたらよかったのではないかと思いました。

そのほうがリアルでごまかしのない姿だからです。

 

 

けれどもプラスチックの鉢に植えたクララは枯れずに持ちこたえてくれていて、最悪の状況だけは免れれたので、それで十分だと思えてきました。

 

 

そしてこちらのUCHIのクララもご覧いただいたように、葉の傷や茎が見え始めたことから理想としていた株姿から考えると、結果的に3歩進んで2歩下がるような結果になってしまい、またご紹介することを先延ばしにしようと思い始めていました。

しかしこれが現実で、待つことによってごまかした現実となるような気がしてしまい、本当は1歩でも1mmでも前進できればそれで良いのではないかと思えることもあり、今後もそれぞれの植物のより良い姿にするといった目的は持ちつつも、待つよりまず行動といった感じで、肩の力を抜いてその時のその植物のあるがままの様子をご紹介していこうと思います。

 

今回ご紹介したクララの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。

また過去のクララの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。