こんにちは。
今回は、徒長したグラプトペタルム属の多肉植物「淡雪」の切り戻しとその18日後の様子をご紹介します。
いきなりですが、UCHIの多肉植物はほんとによく徒長します。
もちろん原因は本来の原産地と比べ光量不足や高温・高湿、水のやり過ぎなどが考えられ、日照時間と空気の乾燥の違いから、徒長することはある程度仕方がない部分もありますが、それでもうまく育てられている方もおられるので、おそらくUCHIの育て方が悪いのだと思います。
ただもちろん対処することができるので、そこで徒長した淡雪の姿がひどいこともあり、切り戻して整え、そしてそのやり方で成功したのか、切り戻して18日が経った淡雪の様子をご紹介したいと思いますが、最近はYahoo!きっずから訪問していただけることが増えたので、少しでも興味をもって頂ければと思い、実験的な要素も含めこれまでと違った動画も撮影できましたので、ちょっと想定外もありましたが、そういった様子もご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIの淡雪
- 徒長した淡雪の切り戻し
- 切り戻した18日後の淡雪
UCHIの淡雪
UCHIの淡雪は2021年4月21日に、花を咲かせた様子と併せ、ある迷いから中途半場な株姿にした様子をご紹介しました。

その後は冒頭でお伝えしているのでもうお分かりだと思いますが、徒長はしていたものの、全株元気に過ごしていたのですが、もう何度もお伝えしているように、今年の夏、アノ強烈な日差しからの暑さで、様々な多肉植物を枯らしてしまい、比較的丈夫な淡雪もひと株残して枯らしてしまいました。
その残った株の様子は少し前にYoutube ショートでご紹介していますが、今は徒長を改善するちょうど良いタイミングだといえますので、そこでその株はどの程度徒長してしまっているのか、作業前の徒長した淡雪の様子からご紹介したいと思います。

こちらが前回のご紹介からちょうど4年半もの時間が経った、アノ夏を乗り切った、UCHIの淡雪の様子です。

葉はとても淡い色をしていてきれいな様子ですが、これは暑さをしのぐためやや日陰気味の場所に置いていたことも影響していると思います。

ただ先ほどからご紹介しているように、これは夏だけの影響ではありませんが、以前から淡雪は徒長しやすいと感じていますが、なんせ、前回のご紹介から4年半と時間がかなり経っていますので、徒長も年期が入った伸び方をしています。
時季もよく、またある様子から切り戻しをしても成功率は高いと考えられますので、そのある様子をご紹介し、淡雪の姿を整えるため切り戻しをしたいと思います。
徒長した淡雪の切り戻し

まずそのある様子とは、伸びた茎を見ていただけると、このように気根が伸びています。
しかも比較的新しいのかピンク系の色合いの根が多いです。
濃い赤や茶系のものは枯れていると思いますので機能しませんが、このような根は機能するといえますので、この根を活かして切り戻ししたいと思います。

遠慮なくスパッとカットしました。

次に植える鉢ですが、これも初期の頃に使っていた鉢と同じデザインのリメ鉢を使いたいと思います。


そしてカットしたこの元株ですが、このままでは伸びた根が気になります。
またこの状態から新しい葉を付ける確率が現在の所50%程度で、成功と失敗を繰り返していますが、成功したパープルキングのようになると信じてカットして整えたいと思います。


このようにカットしてあとは新しい葉が出てくるのをじっと待ちたいと思います。
それではそれぞれの作業が成功したのか、作業から18日が経った今朝の様子をご紹介したいと思います。
切り戻した18日後の淡雪

こちらが切り戻して18日が経った、今朝の、UCHIの淡雪の様子です。
ちょっと植える位置がこの写真でいうと右よりになってしまいましたが、無事に枯れず過ごしてくれています。

葉の様子ですが、多くはきれいな状態ですが、2枚ほど葉にシワが目立ちます。

そして茎だけになった元株の様子ですが、パープルキングのように新しい葉が出てきてはくれていません。
しかし茎が枯れている様子ではないので、まだもう少し時間がかかるのではないかと思います。

そして気になる断面はこのように自然に乾いて固まっています。
パープルキングの場合もう少し断面が縮れてきていたので、このままもうしばらく様子見したいと思います。
ただ気になるのが、やはり切り戻しした株の根の様子で、葉の様子から本当に根付いているのか、発根しているのかなど気になると思います。
そこで冒頭でお伝えしているように、最近はYahoo!きっずから訪問していただけることが増えたので、もっと興味をもっていただきたいと思い、現在の根の様子をご紹介することにしました。
ただ写真では臨場感がないので、UCHIでももっとチャレンジといった意味も込めて、一発勝負の動画で、株を抜き出し、どういった根の様子をしているのか、嘘偽りなく本当の様子をご紹介したいと思いますのでぜひご覧ください。

とりあえずホッとしました。
思い描いていたように発根してくれていました。
また冒頭でお伝えした想定外とは、動画では音楽を入れていますが、実は傷んだ葉が取れた時「アッと」声を出してしまいました。
あまりこのようなことはしない方がいいと思いますが、少しでも興味をもってもらいたい、そして徒長は改善できるということを伝えたいと考え、目で見て実感してもらえるように、株を土から抜き出し、根の様子を撮影してお伝えしました。

そしてこちらが根の様子です。
発根していた根が生長したのか、それとも新たな根が発根したのか定かではありませんが、このように18日間で無事に根が育ち始めていることがお分かりいただけると思います。

こちらは抜き出す前の写真となりますが、一応切り戻しが成功して、UCHIの淡雪は根付き始めていることがお伝えでき、安堵しています。
ただもちろん茎だけの元株が気がかりですが、引き続き様子を見ながら水を与え、新しい葉が出てくることを期待し育て、またこちらのUCHIの淡雪もより良い姿で次回はご紹介できるように育てたいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。


















