おはようございます。
今回は、生長なのか徒長なのかハオルシア属の多肉植物「十二の巻」の変化の様子をご紹介します。
十二の巻は去年の夏前に植え替えをし、その後トラブルなく順調に過ごしていますが、秋の生育期に葉が随分と長く伸びました。
しかしこの葉が伸びた変化は通常の生長なのか徒長なのか判断がつきません。
そしてその理由は後程ご紹介します。
また十二の巻の土に関して少し気にしていることがあるので、この機会にその対応もしましたので、その様子を併せてご紹介します。
今回の目次
- UCHIの十二の巻
- 十二の巻の表面の土の入れ替え
- 表面の土の入れ替えた十二の巻
UCHIの十二の巻
UCHIの十二の巻は2019年6月22日に素焼きの鉢へ植え替えた様子をご紹介しました。
その後2019年7月28日に葉焼けした十二の爪と一緒にその時の様子をご紹介しています。
そして2019年6月22日ご紹介から7ヶ月が経ち、生長なのか徒長なのか十二の巻は葉が随分と伸びる変化をしています。
また以前から気になっていることもあるので、その対応もしたいと思います。
まずは葉が伸びた十二の巻の現在の様子をご紹介します。
こちらが葉が伸びた十二の巻です。
以前は葉が外側へ開くようなカタチをしていましたが、今は中央に集まるなるようなカタチになっています。
また基本的には株は順調な生長をしているのだと感じていますが、葉は徒長気味なのかとも思います。
それは素人判断ですが、葉の根元付近と比べると、葉の上の方では白い模様の間隔の幅(緑の部分)が広いからです。
しかし十二の巻の置き場所は理想に近いレースカーテンで遮光された窓際に置いています。
このことから基本的には置き場所には問題はないと思いますが、葉の状態を考えると何となく日照時間が足りていないのではないかと考えています。
またスマホではわかりにくい写真ですが、ピンクの円で囲った部分など根元付近の白い部分がやや黄ばんだような色になっていますが原因がわかりません。
そしてこの機会に対応しておきたいことがあります。
それはUCHIの環境での事柄になる可能性がありますが、十二の巻の土の表面に散らばる鹿沼土(白っぽい土)ですが、他の観葉植物だとよくカビが発生してしまいます。
これは個人的な見解ですが、鹿沼土に原因あるというよりは、その大きさと使い方が問題だと思います。
そこで十二の巻の大きめの鹿沼土を取り除きたいと思います。
十二の巻の表面の土の入れ替え
鹿沼土は保水性に優れているのですが、これは同様に使用している赤玉土でも多少の違いはあるもの同じぐらい保水性がるようです。
しかし問題はその大きさで、小粒なら酸性度が赤玉よりやや強めというぐらいですが、大粒なのでなかなか乾ききらないのか室内だとカビが発生しやすいことがわかりました。
また量が多すぎることにも気が付きましたので、この機会に表面のやや大き目の鹿沼土などを中心に取り除きたいと思います。
始めは一粒一粒取り除いていましたが、面倒になり鉢ごと斜めに向け転げ出しました。
多少小粒のものや赤玉土も一緒に出てしまいました。
本来大きめ鹿沼土は底石などと底に使うもののようで、取り除いた写真の中での大き目のものは多分中サイズもしくは小サイズ程度ですが、それでもカビが発生してしまうので取り除きました。
取り除いた分は新しい小粒の赤玉土を足し、鉢に少しにじみ出る程度の水を与え作業は完了です。
それでは大きな見た目の変化はありませんが、作業を終えた十二の巻をご紹介します。
表面の土の入れ替えた十二の巻
しばらく乾かしてからのご紹介です。
もともと水はあまり多く与えないので、お伝えしている観葉植物で発生しているようなカビの心配はそれほどありませんが、これで十二の巻に関してはより一層心配がなくなりました。
葉の状態に関しても通常の生長なのか、徒長なのかわかりませんが、状態は悪くないので今は無理をせずこのまま育てていこうと考えています。
十二の巻は水の与え過ぎ(蒸れや根腐れ)にさえ気を付ければ比較的室内でも育てやすい多肉植物です。
冬の間は引き続き乾かし気味を維持しながら管理して、春の生育期を待ちたいと思います。
また同じハオルシア属の硬葉系の「十二の爪」で増やすことに失敗(蒸れて溶けたようになっていたことが原因)していますので、可能ならば春に増やすことにチャレンジしたいと考えています。
しばらくは目立つ変化はないと思いますが、また今後十二の巻に新たな変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
139日後の様子をご紹介します。