葉の変色が目立つようになった冬のパキラ

こんにちは。

今回は、葉の変色が目立つようになったパキラ属の観葉植物「パキラ・グラブラ」をご紹介します。

パキラは観葉植物の代名詞といっても過言ではない、人気のある植物です。

比較的丈夫で育てやすく、耐陰性もあるので、インテリアの観葉植物としてもとても扱いやすいインテリアグリーンです。

しかしパキラは少し寒さは苦手です。

エアコンのある室内に置いているUCHIのパキラですが、葉焼けさせたこともあり、葉の変色が目立つようになってきましたので、簡単なお手入れをした様子などをご紹介します。

※ご紹介しているパキラの品種は、日本で一般的に販売されている「グラブラ」なのでパキラ・グラブラだと思いますが、一般的な流通名である「パキラ」としてご紹介をします。

今回の目次

  • UCHIのパキラ
  • パキラの育て方
  • パキラの手入れ

 

UCHIのパキラ

UCHIのパキラは2018年10月16日に、300円ショップで購入し、その後葉焼けさせた様子をご紹介しました。

 

このご紹介から3ヶ月が経ち、葉焼けさせてしまったことと、環境(季節)の変化で葉の状態が以前より悪くなりました。

しかし寒さという問題は慣れるというものではなく、パキラは元々熱帯に生育する植物ですので、高温多湿な環境には強いようですが、やはり寒さは苦手です。

 

そんな中、たまたまキッチンが伸びるタイプ蛇口なので、しっかりほこりや汚れを落とし、病害虫予防がてらに強めにシャワー吐水で葉水することにしました。

すると、少し水圧が強かったのか、変色していたパキラの葉が簡単に落ちてしまいました。

 

 

こちらがその落ちたパキラの葉です。

ご覧いただいているように、かなり傷んでいます。

 

 

本来の元気なパキラの葉はこのような感じです。

 

 

しかし寒さが影響しているのか、このように枯れ始めている葉が結構あります。

枯れる原因は、栄養不足のほか、日照不足や水分不足、エアコンの風が直接当たる場合や、病気や害虫、根腐れなどの影響が考えられると思います。

 

 

ですがこのように、新しい葉も出てきていますので、株自体は元気そうです。

 

傷んだパキラの葉は、そのままにしておいても問題はなく、今後自然に落ちると思います。

また勝手な想像ですが、せっかくの栄養が枯れ始めている葉にも使われるのではないかとの思いもあり、風通しが悪いと害虫が発生する原因にもなります。

そこで思い切って、傷んでいる葉を取り除きたいと思います。

 

その作業の前に、パキラの育て方をまとめましたので紹介をします。

 

 

パキラの育て方

パキラは日当たりを好みますので、室内の日当たりのある場所で育てるようにします。

高温多湿環境を好みますので、こまめな葉水で水分を補います。

※日の当たりにくい場所で管理していたパキラは、急に日に当てず、少しずつ日当たりのある場所で慣らす必要があります。

 

日当たり

強い日差しよりも遮光された日が当たる場所が最適です。

耐陰性もあるので暗い場所でも育てることができます。

 

水やり

春から秋は土が乾いたらたっぷり水を与え、冬は乾かし気味にします。

パキラは多湿を好みますので、葉水することが元気に育てるポイントです。

 

冬越し

パキラは寒さが苦手で、最低でも5℃を以上の室内が無難です。

また冬は乾かし管理して、水は土がしっかり乾いてから控えめに与えるようにします。

 

より詳しいパキラの育て方はこちらでご紹介しています。

 

それではパキラの簡単なお手入れを始めます。

 

 

パキラの手入れ

こちらが作業前のパキラです。

それでは早速傷んだ葉を茎ごと取り除いていきます。

 

 

このような変色したり、枯れ始めている葉があるのもを茎ご取り除きました。

しかしこれぐらいの変色なら、このまま残して、今後自然に落ちるまで待ってもよかったかなと思います。

 

 

作業するのに悩んだのは葉の状態に少し違和感のあるものです。

この様に、透き通るようになった部分がある葉で、葉には他の葉のようなピンとした張りもなく、状態も悪そうなので、残すか、除去するか、悩みます。

 

 

こちらは以前ご紹介しましたが、丸まった感じで、張りがなく開かない葉です。

しかしこのような葉(茎)まで取ってしまうと、かなりボリュームが落ちてしまいます。

 

 

そして悩んだ結果、新しい葉も出てきているので、できれば養分をその新しい葉の生長に使ってもらいたいと考え、思い切って取り除きました。

このような判断をして痛んだ葉は茎ごと取り除いたので、作業後はやはり、かなりボリュームが落ちてしまいました。

 

今回は、枯れかけた葉や茎を思い切ってかなり取り除きましたが、基本的にはここまであまりシビアに取り除かなくていいと思います。

多少枯れているぐらいの場合は、何か悪影響(風通しが悪かったり、他の元気な葉への日当たりの妨げになったり、あまりにも見た目が悪い場合)がある場合は取り除いたほうがいいかと思いますが、多少枯れているぐらいなら、そのまま自然任せで落ちるまで待ってもいいかと思います。

 

 

今回、UCHIでは思い切って作業をしました。

日もよく当たり、風通しもよくなったと思いますので、このまま日当たりのよい場所で、春まで過ごしたいと思います。

 

またお手入れをしたパキラに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

81日後の様子をご紹介します。

 

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パキラの育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、パキラの育て方だけでなく、これまでにご紹介しているパキラの様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。