生育期に理想的な姿にできなかったベンジャミン

こんにちは。

今回は、生育期に理想的な姿にできなかったフィカス属の観葉植物「ベンジャミン」(ベンジャミナ)の様子をご紹介します。

UCHIのベンジャミンは初めて剪定したときはかなりスカスカな状態で、その頃と比べるとかなり改善はできていると思います。

しかし前回(春)のご紹介時と比べると、今は活発な生育をしている最中ですが、思いのほか、理想としている姿へと育てることはできませんでした。

あまり欲張っても仕方がないので、いつもしているお手入れをして現在のベンジャミンの様子をご紹介したいと思います。

今回の目次

  • UCHIのベンジャミン
  • ベンジャミンの内側の様子
  • 清々しいベンジャミン

 

UCHIのベンジャミン

UCHIのベンジャミンは2020年5月24日に、子株をしっかりと育てるために、早めに土に植え替え根付かせる準備をした様子をご紹介しました。

 

その後子株は順調に生長していて、その様子をご紹介するのを楽しみにしていたのですが、8月の上旬に想定外に全ての葉が葉焼けしたように茶系に変色して、アッという間に枯れてしまいました。

今度こそはと意気込んでいましたが、またも子株を育てることに失敗してしまいました。

日当たりに慣れていてこのまま屋外でやり過ごせられると考えていましたが、やはり真夏の日差しは想像以上に強く、日陰に移すべきだったと反省しています。

 

そしてその親株のUCHIのベンジャミンですが、前回のご紹介から約3ヶ月が経ち、活発な生育期間中に理想どおり内側を改善できたかというと、結論からいうと理想的な姿にはできませんでした。

まずはその理想的な姿にできなかったベンジャミンの様子をご紹介します。

 

 

こちらがUCHIのベンジャミンの現在の様子です。

 

 

剪定は定期的に繰り返していますが、前回の剪定から2~3週ほどで、活発な生育期ということもあってこのように球体からやや新芽が飛び出るぐらい生長します。

 

 

そして課題としている内側ですが、多少は以前より改善している気もしますが、理想としていた程ではありません。

 

 

今回もご紹介するにあたり飛び出た新芽を剪定しましたが、早い段階で剪定する場合はこの半分もないぐらいですが、3週程間隔を空けてしまうとこのぐらいの量を剪定することになります。

 

 

ベンジャミンの内側の様子

ベンジャミンは本来、内側の密度が濃くなり過ぎても調節が必要ですが、UCHIの場合は以前スカスカにしてしまった影響もあってか内側は比較的に薄い状態のままです。

そこでその改善に取り組んでいて、ピンクの円で囲ったような芽だけでなく、ようやくピンクの細長い円で囲った茎が伸びたりして、より改善し始めている様子はあります。

 

 

しかしその内側の若い茎はなかなか葉を付けず、ピンクの細長い円で囲った茎のようにひたすら伸び続けたり、ピンクの小さな円で囲った新芽が出てきても葉として生長せず、枯れてしまうことが多いです。

 

やはり原因としては、内側なので日が当たりにくいことや風通しなどが原因ではないかと考えています。

 

また先ほどご紹介した剪定をするタイミングにもあるとも思えます。

これは勝手な推測ですが、上の方の新しい茎や葉は日によく当たるため生長が早く、養分も比較的効率よく使えているのではないかと思います。

 

それに対して内側の葉は生長が遅く、そのため養分が行きわたらず枯れ、茎も日に当たりやすい場所を探しているかのようにヒョロヒョロと伸びているのではないかと思います。

そのため早めに上の方の新芽を剪定する必要がありそうですが、そんな頻繁に剪定ばかりしてられないのが本音で、そろそろ方針転換しようかと思います。

 

 

またこの時はマルチングに使っているココヤシファイバーを取り除き、天日干しにしています。

それには訳があり、たまたま状態を確認したところ、一部の土の表面にカビが少し生えていたからです。

 

今回はごく一部だったことと、早めに気が付いたので、とりあえずココヤシファイバーを天日干しにして様子を見たいと思います。

 

それではこの作業から3日経った今朝の清々しいベンジャミンの様子をご紹介します。

 

 

清々しいベンジャミン

こちらが今朝の清々しいUCHIのベンジャミンの様子です。

葉に付いているホコリが気になっていたので、今朝はタップリ葉水してホコリはなるべく洗い流しました。

因みにホコリを洗い流すために葉水する場合は、鉢の周りにタオルなどを敷いてかなりタップリ葉水するようにしています。

 

 

天気干ししたココヤシファイバーも元に戻しました。

またこれを機にココヤシファイバーでマルチングしている他の観葉植物の土の状態を見ましたが、カビが生えたのはベンジャミンだけでしたのでホッとしています。

 

 

このように剪定しながら育てることを楽しむのが、ある意味ベンジャミンの醍醐味なので、これからもなるべくこまめに剪定してカタチを維持しながら育てたいと思います。

しかし剪定が下手で、その中でもこちらは比較的まだましな仕上がりですので、もう大体想像は付くと思いますがこれからは剪定する腕を上げたいと考えています。

 

 

UCHIのベンジャミンは今季の活発な生育期中だけでは理想的な姿にはできませんでした。

しかしベンジャミンは元気に過ごしていますので、改善を考えるのではなく、このまま元気に育てることに意識を向け直し、剪定をもっと上手にして育てたいと思います。

 

まだまだ晩秋頃までベンジャミンは生長すると思いますので、また新たな変化があればその時の様子をご紹介したいと思います。

因みにこの写真の角度が枝や葉の形状からうまく剪定できなかった向きで、今後の課題としたいと思います。

そしてまた懲りずに子株を育てることにも挑戦したいと考えています。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

460日後の様子をご紹介します。