きれいな立ち姿をした幹立ちモンステラへ

こんにちは。

今回は、きれいな立ち姿をした幹立ちへと仕立てたいモンステラ属の観葉植物「モンステラ・デリシオサ」の傾きを調節した様子をご紹介します。

UCHIのモンステラは支柱なしでは立っていられず、支柱を使って立つように調節しています。

できれば支柱を使わず、モンステラ自身の幹(茎)と気根で自立させた、幹立ちしたモンステラに仕立てたいと考えていますが、前回のご紹介からまた新たに葉を増やしたことで、次は支柱ごと傾いてしまいました。

しかし気根は土の中へ伸びていて、おそらく何とか自立はできる様子も感じられますが、できればきれいな立ち姿をしたモンステラへと育てたいので、支柱ごと傾いてしまったモンステラの傾きを調節したいと思いますので、その様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのモンステラ
  • モンステラの傾きの調節
  • 傾きの調節したモンステラ

 

UCHIのモンステラ

UCHIのモンステラは2002年3月15日に、気根を使って自立への準備をした様子をご紹介しました。

 

このご紹介から2ヵ月程が経ち、モンステラは支柱で倒れないように支えていますが、前回鉢へ入れ込んだ気根が伸びて株を支えるようになったのか、よりしっかりと踏ん張っているような感触があります。

 

しかし冒頭でもご紹介したように、前回ご紹介した新しい葉が大きく開いただけでなく、もう1枚さらに大きな新葉を付けたので、その葉の重みなどで、今度は支柱ごと傾いてしまいました。

そこで気根も根付いていると思いますので、一度支柱と茎を括り付けている麻紐をほどき、状態を確かめ、今後はきれいな立ち姿をした「幹立ちモンステラ」へ仕立てたいと思いますので、傾きを調節し直したいと思います。

 

まずはその作業を始める前に、現在のモンステラの様子をご紹介します。

 

こちらがUCHIのモンステラの現在の様子です。

モンステラはより大きく生長しました。

 

 

その要因として、こちらの以前はまだ開いていなかった葉が開いたことで、この葉は今までの葉より厚みがあり、大きめの葉です。

 

 

そして前回のご紹介から2ヵ月程しか経過していませんが、この間に、もう一枚大きな新葉をつけました。

この葉ままだ開いて間もないので、色合いは淡い色をしていますが、先ほどご紹介した葉よりもさらに少し大きめです。

 

 

この大きな葉を付けたことと、この葉の茎は太く重みもありそうなことから、最近は株を支えるために差し込んだ支柱すら傾いてしまいました。

しかし前回鉢の内側へ入れ込んだ気根は土に根付いて、おそらく株を支えていると思います。

 

こういったことからなぜ支柱まで傾いたのかやや疑問に感じますが、どちらにせよ、このままでは今後もっと支柱は傾き、いづれか株は倒れてしまう可能性も考えられます。

そこで気根は考えているように株を支えているのかも気になりますので、モンステラの傾きを調節するため、一度支柱と茎を括り付けている麻紐をほどき、状態を確かめ、もう一度株がしっかりと上向きになるように調節し直したいと思います。

 

 

モンステラの傾きの調節

まずピンクの円で囲った、支柱と茎を括り付けている麻紐をほどきます。

 

 

麻紐をほどきました。

するとモンステラは意外にも、倒れていく様子はありません。

 

 

先ほどの撮影した角度とは異なりますが、ピンクの円で囲った場所で麻紐を括り付けていましたが、支柱に寄りかかるような状態ではなく、自立した状態を維持できています。

かなり手前に傾いていますが、どうやらモンステラは現在のところ自立はできているようです。

しかし時折なにかの拍子にミシミシといった音が聞こえ、このままではやはり倒れてしまいそうな気がします。

 

 

そしてできればこのモンステラはもっと真っすぐ立ち上がった、きれいな立ち姿をした支柱を使わない幹立ちした株姿に仕立てたいと考えています。

そこで比較的に新しく伸びた茎にもう一度麻紐で、括り付け、モンステラの傾きの調節をやり直しました。

 

またこの作業の間も、ミシミシとした音が時折わずかに聞こえ、また葉を千切ったときのような青臭い匂いおしていました。

とりあえずこれ以上はどうすることもできませんので、今後新たな気根が伸びて株を支えてくれることを待ちたいと思います。

 

それでは傾きの調節をしたモンステラをご紹介します。

 

 

傾きの調節したモンステラ

UCHIのモンステラは無理がない程度に、なるべく真っすぐ立つように傾きを調節しました。

支柱をより深く差し込もうとしましたが、茎や根に傷つけてしまってはいけませんので、支柱の傾きはそのままにしました。

 

 

しかし真っすぐに立つように調節したことで、弊害もあります。

それはご覧いただいているように、新葉が他と葉とは反対側を向いてしまったことです。

しかしモンステラの葉は、置き場所によって自然に光の方向へ葉(茎)が向き直すので、新葉ということもあり、あとはモンステラに任せたいと思います。

 

 

前回のご紹介ではまだ開いていなかったモンステラの葉は、もうすでにこのような立派な葉へと生長しました。

モンステラは今後、より活発な生育が期待できますので、このような葉を何枚か増やすと思います。

 

 

UCHIのモンステラはより理想的な株姿に近づけるため、なるべく直立したような姿へ傾きを調節し直しました。

しかしどの角度からどのように茎が伸び、曲がり、またどのように葉が付くのかわかりませんので、直立させたような株姿へ仕上げるのはやや難しいのではないかと思います。

 

また気根もいつどのように伸びてくれるかわかりませんが、モンステラは今季の生育期だけでも、まだまだより大きく生長すると思いますので、またモンステラに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介します。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

347日後の様子をご紹介します。