こんにちは。
今回は、春に状態を悪くしてから一向に改善の兆しがなかったモンステラ属の観葉植物「マドカズラ」がようやく秋から挽回し始めたので、その様子をご紹介します。
UCHIのマドカズラは置き場所を変えた影響で冬に少し状態を悪くしてから何とか春まで持ちこたえていましたが、その春に改善の様子が現れるわけでなく、むしろそこから一気に状態を悪くしてしまいました。
その状態のまま夏を迎え、活発な生育が期待できる夏の間も結局状態の悪いままで変化はなく、このまま枯れてしまうかと思い始めた秋にこれまでのうっぷんを晴らすかのような変化が現れました。
しかし冬に状態を悪くした子株は日に当て育てようと屋外に移し、春から秋(今まで)を屋外で過ごすようにしましたが、残念ながら今もなお僅かしか状態は改善できていません。
そこでより良い変化を求めて植え替えをしましたので、挽回し始めた親株の様子と併せ、その子株の植え替えの様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのマドカズラ
- 状態が悪い春のマドカズラ
- 子株のマドカズラの植え替え
- 植え替えをした子株のマドカズラと、見た目を整えた親株のマドカズラ
UCHIのマドカズラ
UCHIのマドカズラは2020年2月8日に、置き場所を変えたので元気がない様子でしたが、それなりに仕上げてその時の様子をご紹介をしました。
このご紹介後の様子はというと、冒頭でお伝えしたように春に一気に状態を悪化させ、その後の生育期の夏も改善する様子がありませんでした。
このような状態になったのはおそらく置き場所を変えたことが原因で、環境の変化がマドカズラにこのような影響を及ぼしてしまったのだと思います。
しかし秋になり、ようやくこれまでのうっぷんを晴らすかのような変化が現れ、今では改善の兆しが見えたといえる状態になりました。
ですが子株は今なおまだ僅かな変化しかなく、こちらの株は今植えている鉢にも問題がありそうなので、より良い変化を求めて植え替えをしたいと思います。
それではその作業を始める前に、前回のご紹介から約9ヶ月程が経った、改善の兆しが見えたと思える親株のマドカズラと、僅かな変化しかないままの子株の様子をご紹介します。
こちらが改善の兆しが見えた、UCHIのマドカズラの様子です。
以前より迫力のない姿になってしまいましたが、これでもかなり状態が良くなったといえます。
そしてこちらが僅かな変化しかないままの子株の様子です。
改善したというより、何とか枯れずにやり過ごせてるといった弱々しい姿をしています。
しかし僅かながら変化があり、その様子としてこのように新しい葉やまだ開いていない葉が付いていることです。
そこでこのまま冬を黙って迎えるのは不安ですので、仕掛けるのが遅いですが、より良い変化を求めて植え替えをしたいと思います。
その前に春の様子を撮影していますので、まずは状態が悪くなった春のマドカズラの様子をご紹介します。
状態が悪い春のマドカズラ
こちらが2020年5月20日(春)の状態が悪くなったUCHIのマドカズラの様子です。
ご覧いただいているように、葉がかなり減ってしまい、見るからに状態が悪いことがお分かりいただけると思います。
この時残っている葉も部分的に枯れたりしていて、春なのにこのまま枯れてしまうのではないかと思えるほどです。
そしてこちらが同じ日の子株の様子です。
前回のご紹介した時の葉はすでに枯れてしまい、こちらの新しい葉がこの時の唯一の葉となっています。
この後もこの子株は出てきた葉が生長しては枯れ、また新しい葉がでてくるといった様子が続き、何とか持ちこたえているだけといった状態が秋まで続いていました。
こういった様子から考えると、今は数枚の葉があるので、僅かには改善しているとお伝えしました。
しかし今考えるとこれまでなかなか改善しなかった原因は鉢にあるのではないかと思います。
それでは改めて子株のマドカズラの植え替えを始めたいと思います。
子株のマドカズラの植え替え
春も夏も改善しなかった子株のマドカズラは、このような縦長のプラスチックの鉢に植えています。
問題は鉢の形状ではなく、底に穴がないので雨水が大量に入ると土がなかなか乾かないといったことです。
この鉢の底に穴を空ければその問題は改善できますが、この機会に新しい鉢へ植え替えて状態を早く改善させたいと思います。
植え替えにはUCHIでもよく使っているこの100円ショップのプラスチックの鉢を使いたいと思います。
因みにこの鉢は一時期在庫がありませんでしたが、最近100円ショップに立ち寄るとずらっと並んでいましたので、販売が終了していたわけではなさそうです。
それでは植え替えのため子株のマドカズラを抜き出しました。
土に水分が多かったので、簡単に抜き出せ、また根についた古い土は水で洗い流しました。
そしてこちらが子株のマドカズラの根の様子で、根腐れしているような様子はなくきれいで、植え替えれば改善が期待できそうな気がします。
うまく改善できなかったのはやはり水分が多すぎたのだと思います。
最後に一度ワイヤーを取り外して、親株の見た目も整えたいと思います。
それでは植え替えをした子株のマドカズラと、見た目を整えた親株のマドカズラのそれぞれの様子をご紹介したいと思います。
植え替えをした子株のマドカズラと、見た目を整えた親株のマドカズラ
こちらが見た目を整えたUCHIのマドカズラの様子です。
横へ広がっていたのをなるべく中央に寄せ、上へ積み重なるような見た目に仕上げました。
次にこちらが植え替えた子株のマドカズラの様子です。
これで不要な水分が溜まることはもうありません。
このようにわき芽もちらほら出始めています。
新葉が開かずに枯れたりしている様子もありますが、今から冬までに少しでも株の改善を目指し、このきれいな若葉を大きく育てるよう努力したいと思います。
親株のマドカズラはようやく環境に馴染んでくれたのか改善の兆しが見え始めましたので、もう少しは鈍いながらも生長して変化してくれると思います。
何とかこの間に少しでもしっかりと育て、冬を無事乗り切る体力を養いたいと思います。
また子株は仕掛けるタイミングが遅い気もしますが、おそらく改善が進まなかった水はけの問題には対処しました。
まだまだどちらも不安の残る様子ではありますが、今後それぞれに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
609日後の様子をご紹介します。