完成したのかポトスタワー

こんにちは。

今回は、夏の完成を目指して支柱を差し替えていたエピプレムヌム属の観葉植物「ポトス」のポトスタワーが完成したのかなどをご紹介します。

UCHIのポトスは順調につるを伸ばして生長を続けていたことから、そのつるを活かすため支柱を立て、完成すれば鉢の高さを合わせると140cm(支柱のみでは120cm)の迫力のあるポトスタワーへと仕上がることを目指して育てています。

またタワーへ仕立てているポトスが植えられていた元の鉢には、そのポトスの子株を植えて育てていて、また以前の親株のような姿へと育てようとしていましたが、枯れた葉などを取り除いているうちに葉を減らしてしまい、仕立て直しが必要な状態になりましたので、改善を目指して春に仕立て直しもしています。

そこでその子株を仕立て直した様子や、その後の夏の間での変化、そして親株にあたるポトスのポトスタワーは夏の間で完成したのかなどを、それぞれの現在の様子からご紹介したいと思います。

今回の目次

  • UCHIのポトス
  • 仕立て直して3ヶ月が経った子株のポトス
  • 完成したのかポトスタワー

 

UCHIのポトス

UCHIのポトスは2021年5月4日に、夏の完成に向けて支柱をカビ対策も考慮して、120cmのプラヘゴに差し替えた様子をご紹介しました。

 

ポトスタワーは置き場所に困るくらいのサイズで、また重量もそこそこあることから簡単に移動させることができず、そのままでは床が濡れてしまうのでこまめな葉水はできていませんが、それでもポトスは夏に活発な生長をするので変化していることには間違いはありません。

 

それでは早速前回のご紹介から、約4ヶ月が経ったポトスタワーの根元付近の現在の様子をご紹介したいと思います。

 

 

こちらがそのポトスタワーに仕込んでいる、UCHIのポトスの現在の根元付近の様子です。

根元付近の葉の密度が、以前と比べ、増したことがお分かりいただけると思います。

 

このように根元付近の葉が増えたことから、いい感じに仕上がっているのではといった予感がすると思いますが、このまま続けてポトスタワーをご紹介する前に、こういった葉が増えることとは逆に葉を減らしてしまったのは去年の秋以降ご紹介していなかったポトスの子株です。

 

そんな子株も親株のポトスタワー同様に夏の間にそれなりの姿へ戻そうと、今年の春に改善に取り組みだしていますので、その改善に取り組んだ春の様子と、その効果が表れたのかなどをご紹介したいと思います。

 

 

子株のポトスは5月上旬まで元気に過ごしていたのですが、そのころに子株も元気に過ごしていますとお伝えした手前、次のご紹介時はより良い姿でご紹介したかったこともあり、またすぐに新しい葉が出てくるだろうとこのように傷んだ葉などを遠慮なく取り除いていました。

 

 

そしてやり過ぎたと思い始めたのが、こちらの2021年5月21日の頃です。

シャキッとした上向きの葉などもあることから株は元気だと思いますが、随分と葉を減らしてしまいました。

 

 

またそれでもこのような葉に傷みがあるものが多く、以前と比べると、とても見栄えが悪くなってしまっています。

 

 

長く伸びたつるの葉も減らしてしまい、こういった様子から見た目が悪いので、改めてカットして仕立て直すことにしました。

 

 

まずこのように葉が減った長過ぎるつるをカットしました。

やはりとても寂しげな姿になってしまいました。

 

 

そこでカットしたつるでも葉が多いつるの先端はカットして挿し木することにしました。

 

 

そしてカットして整えたつるを空いているスペースに挿し木したりして、このように子株を仕立て直しました。

あとはこのまま適切に管理して、夏の間で改善することを期待して待つことにしました。

 

それではこの作業から3ヶ月が経った子株のポトスの現在の様子をご紹介します。

 

 

仕立て直して3ヶ月が経った子株のポトス

こちらが仕立て直して3ヶ月が経った子株のポトスの現在の様子です。

以前のようにつるが長く伸びることはありませんでしたが、葉が増え、状態が良いのか多くの葉はシャキッとした様子です。

 

 

仕立て直した時はどちらかというと、新葉以外はこのような斑が入った様子の葉が少なくなりましたが、今ではこのようなゴールデンポトスらしい葉が増えました。

 

 

ただ、土に埋めていなかったつるなどが絡み合って土の表面はあまり見た目が良いとはいえません。

今後はこういった事も考慮して仕立てるようにしたいと反省しています。

 

 

子株のポトスはそれなりに改善はできたものの、育て方に問題があるのかもしれませんが、これまでのポトスの生育期の生長速度とは今年は違うように思えます。

けれども今は葉の様子から満足できる結果ですので、最後にごまかしになってしまいますが、土の表面のつるを隠すために、購入した時に入れていた鉢カバーに入れてみました。

とても懐かしい見た目に戻りました。

 

それではお待たせしました、UCHIのポトスこと、ポトスタワーは完成したのか、現在の様子をご紹介します。

 

 

完成したのかポトスタワー

こちらが改めてご紹介する、前回のご紹介から約4ヶ月が経った、今朝のUCHIのポトスこと、ポトスタワーの様子です。

先に結果でいうと、夏の間で完成させることができませんでした。

※今朝は雲がかかったり、また日が差し込んだりしたため、写真の色合いがバラバラになってしまいました。申し訳ありません。

 

 

部分的にいうと、先にご紹介した根元付近同様に、中間部分までは葉の密度も増しました。

 

 

しかし上部を見てみると、プラヘゴ上部まで伸びたつるも2本ありましたが、まだプラヘゴを覆いつくすまでには至らず、こういった様子からまだ完成とはいえません。

また先ほどの子株の変化の様子からも、生長していることには間違いありませんが、今年の夏は雨の日が多かったので、生育期といえど日照不足気味で、気温も平年より低い日が多かったことにも影響があるのではないかとも思いますが、あまりそんなことをいっているといいわけがましくなるので、このへんでやめておきます。

 

 

ただポトスなどを室内で育てる悩みのひとつがカビたと思いますが、今夏は雨の日が多かったこともあり、水を(生育期にしては)やや控え気味にしたことによって、土の表面にカビが発生したり、キノコが生えたりすることなく管理できたことだけは良かったといえます。

 

 

完成を目的としていたので、物足りなさはありますが、このようなゴールデンポトスらしい葉がこちらにも増えていますので、お楽しみはもうしばらく先にしたいと思います。

 

 

お伝えしてきたポトスの様子から、理想としている迫力のあるポトスタワーの完成にはまだ時間がかかりそうです。

しかしもうしばらくはそれなりに活発に生長を続けると思いますので、冬に葉を減らさないためにも、引き続きカビなどの発生は抑えつつ、なるべく丈夫な株へと育てる努力をしたいと考えています。

 

また今後ポトスタワーに新たな変化がありましたら、その様子と併せ、その時の子株のポトスの様子もご紹介したいと思います。

 

そして最後に私事ですが、読者の皆様のおかげで、UCHI de GREENはついに4年目を迎えることができました。

今回のポトスの子株のように、その植物のより良い姿をご紹介するために作業して、失敗したり、枯らしてしまったりすることも多いですが、今後も試行錯誤して植物のより良い姿や様々な様子をご紹介していきますので、今後もよろしくお願いします。

 

今回ご紹介したポトスの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。

また過去のポトスの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。