こんにちは。
今回は、朽ち果てた流木のビカクシダ属の観葉植物「コウモリラン」(ビフルカツム)の様子をご紹介します。
コウモリランのご紹介はなんと約4年半ぶりとなり、長らくその様子をご紹介していませんでしたが、実は大失敗をしてしまっています。
そこから改善し始めてはまた悪化するといった状態を繰り返していて、そういった様子から触るのが怖くて、そのままの状態にしていたのですが、今では株よりも気になるのが植え付けようとしていた流木で、とんでもなく劣化し始め、かなり朽ち果てた状態になってしまいました。
そこでそれを期にこのままではまずいと思い切って株を取り出し、改めて再生に向け取り組み始めましたので、コウモリランは今どういった様子なのかなどをご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのコウモリラン
- 朽ち果てた流木と劣化した水苔から小さなコウモリランを取り出す
- 苔玉にした小さなコウモリラン
UCHIのコウモリラン
UCHIのコウモリランは2021年10月24日に、渇望していた姿として、貯水葉が水苔を覆う様子をご紹介しました。

その後もいい感じに育ち、どういったタイミングでご紹介しようかと考えていたのですが、冒頭でお伝えしているように、大失敗してしまいました。
それは雨の日に葉水や水分を補うため屋外に吊り下げていたのですが、吊り下げていたことを忘れ、翌日も屋外に置いたままにしてしまい、当然室内でずっと育てている株が急に日差しにさらされると葉焼けすることは容易に想像がつくと思います。
そのことで多くの葉が葉焼けしてしまい、慌てて取り入れ室内に戻しましたが、時すでに遅しで、日に日に葉が落ちてしまい、去年辺りには粘ってくれていた最後の葉すら落ちてしまい、大きな葉が1枚もない状態でした。
しかし小さな葉が別の場所から出てきていたので、根気よく育てれば改善できると考えていたのですが、少し大きくなっては枯れ、また新しい葉が出てくるといった繰り返しをしながら過ごしている日々を送っていました。
ただ、いよいよその繰り返しをしているだけではどうにもいかないなといった状態を感じられずにいられないのが植え付けのために使っていた流木の状態で、これを機に不安があるものの株を一旦取り出すことにしました。
それではその流木は今どういった状態なのか、そしてコウモリランはどのような様子なのか、まずは前回のご紹介から約4年7ヶ月が経った、現在のコウモリランの様子などからご紹介したいと思います。

こちらが現在の、UCHIのコウモリランの様子です。
なんとなく貯水葉の様子と流木の形状から以前の面影のようなものは感じていただける部分のあると思いますが、状態はかなり悪いです。

葉焼けさせてしまい、そのことで次々に大きな葉が落ち、最終的には全ての葉を失うまでにしてしまいました。

そんなこともあり、諦めかけていた時に出てきていたのがこのようなわき芽で、すごく小さな葉でしたがこのような状態の中すごく希望が持てた様子でした。
そこでこのわき芽を育て、以前のような様子へと考えていましたが、少し生長しては葉が枯れ、また新しい葉が出てきて生長しては枯れるを繰り返し、なかなか思うように育てられていません。
当然水苔も5年半もので、さすがに劣化していることも考えられるのですが、なんせ株が小さいので取り出す勇気がなく、しぶしぶそのままにしていたのですが、このままではもうダメだと思う切っ掛けが流木の状態で、とにかく水苔と接している部分の状態が悪く、一言で表現すると朽ち果てています。
もうこのままにすることはできないと決心しましたので、朽ち果てた流木と劣化した水苔から小さな株を取り出したいと思います。
朽ち果てた流木と劣化した水苔から小さなコウモリランを取り出す

小さなコウモリランを取り出すのですが、ご覧いただいているように、水苔はかなり劣化してしまっています。
できる限り安全に作業を進めたいので、まずは流木と水苔を固定しているステンレスワイヤーを切って、流木と水苔を分離したいと思います。

ステンレスワイヤーを切って流木と水苔を分離しました。
流木の状態はかなりひどく、まさに朽ち果てています。
またはがした際も流木の一部が水苔にくっついてしまっていて、一緒に剥がれてしまうほどです。
さすがにこの状態では水苔の劣化を早めてしまうことが想像が付きます。

こちらが流木の状態で、水苔との接点がとにかくひどく、水苔に悪影響が及び、コウモリランがうまく育たなかったのでないかとも思います。

そして流木の様子にも驚いていたのですが、次に驚いたのが貯水葉の様子です。
理屈では知っているつもりでしたが、このように株を取り出すにいたり、貯水葉が開けてしまったのですが、何重にも重なって水分を保有している様子を実感できました。

こちらがさらにはがした様子です。
やはり内側にいくにつれ湿った状態で、貯水葉の構造をよく知ることができました。

そして本題の株ですが、ゆっくり水苔をはがしたりしながらようやくこのようにある程度取り出すことができました。

コウモリランの根は黒っぽい根なのですが、このように根もしっかりと残しつつ取り出せました。
しかし古い水苔も絡みついているので、なるべく古いものは取り除きたいと思います。

水で流しながらできる限り取り除き、何とか写真の状態にまで古い水苔を取り除くことができました。
完璧ではありませんが、これ以上無理したくないので、このまま新しい水苔を使って育てたいと思います。
また今までは水苔を前日から戻したりしていたのですが、経験から戻すベストなタイミングと、苔玉にする硬さを自分なりに掴んでいますので、ひとまず株に合わせて小さめの苔玉で再生していきたいと思います。
それではこの作業からまだ2日しか経っていませんが、取り出した株は無事なのか、苔玉にした小さなコウモリランの様子をご紹介したいと思います。
苔玉にした小さなコウモリラン

こちらが苔玉にした、UCHIのコウモリランの様子です。
とにかく株がまだ小さいことから、小さな苔玉にしましたが、遠目からだとまだコウモリランの存在感がありません。

しかし近寄ってみると、コウモリランらしい胞子葉とはいえませんが、とてもカワイイ葉でしっかりと存在感を出してくれています。

UCHIのコウモリランは不安が大きかったものの、思い切って取り出し、このように苔玉にできたのでやってよかったと思います。
ただまだ2日目と安定した状態とはいえませんので、もうしばらくは気がかりではありますが、このまま状態を維持して育てることができるようでしたら、徐々に苔玉のサイズも大きくして以前のような立派なコウモリランへと育てていきたいと考えていますので、またそういった作業をする時は、その時々のコウモリランの様子と併せ、作業の様子もご紹介していきたいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。























