こんにちは。
今回は、根元が黒く変色し不穏な様子を感じるスパティフィラム属の観葉植物「スパティフィラム・メリー」の様子をご紹介します。
スパティフィラム・メリーは穏やかな生長を続けていて、新芽も元気な様子ですが、根元に不穏な様子があります。
それは、茎の根元が黒く変色してとても状態が悪い株があるからです。
この株の状態が病気なのか根腐れなのか原因がわかりませんが、今後他の株への影響なども考えられます。
そこで躊躇せず取り除き、この機会に併せて枯れた葉などを取り除くお手入れもしましたので、その様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのスパティフィラム・メリー
- スパティフィラム・メリーの黒く変色した株を取り除く作業とお手入れ
- 黒く変色した株を取り除きお手入れもしたスパティフィラム・メリー
UCHIのスパティフィラム・メリー
UCHIのスパティフィラム・メリーは2019年12月12日に枯れた葉や仏炎苞を取り除くお手入れの様子をご紹介しました。
このご紹介から約2ヶ月が経ち、スパティフィラム・メリーは冬ですが控えめに水を与え続けていることから、穏やかな生長を続けているような印象があります。
しかし根元に不穏な様子が現れました。
まずは穏やかな生長を続けているスパティフィラム・メリーの現在の様子と根元に不穏な様子をご紹介します。
穏やかな生長を続けているスパティフィラム・メリーです。
前回のお手入れをした時よりも淡い色合いをした比較的新しい葉の茎が伸びて生長していることがうかがえます。
こちらがやや光沢があり淡い色合いをした新しい葉です。
葉先も枯れておらず、きれいな状態を維持できています。
またこの葉の周りにも新芽が次々と生長しています。
そしてこちらが不穏な様子を感じる黒く変色した茎の根本付近です。
白いカビも生えていることがわかります。
そして反対側から様子を見ると、内側が黒く変色して溶けているような状態です。
これは明らかにマズい状態です。
躊躇している余地はなさそうなので、この変色した茎は株ごと取り除きたいと思います。
スパティフィラム・メリーの黒く変色した株を取り除く作業とお手入れ
早速株ごと掘り起し抜き出しました。
自分の目で見る限り、根の様子から根腐れしている印象はありません。
しかし茎の根元付近を確認すると、もう回復を見込めるような状態でないことは一目瞭然です。
他の株へ影響がない間に取り除けて良かったと思います。
続いてこの機会に、枯れた葉を取り除きます。
穏やかな生長をしているスパティフィラム・メリーですが、やはり古い葉が枯れてしまっています。
このような葉はこの機会に取り除きます。
そしてスパティフィラム・メリーの象徴でもある、白い仏炎苞もかなり変色が進みましたので取り除きたいと思います。
このように茶色く変色している葉は今後どんどんと広域に変色が進むと思いますので、取り除きました。
そして仏炎苞も取り除きました。
また新しいきれいな仏炎苞を付けてくれることを期待したい思います。
また葉にホコリも付着していますので、洗い流すようにタップリと葉水をしました。
それでは黒く変色した株を取り除き、お手入れもしたスパティフィラム・メリーをご紹介します。
黒く変色した株を取り除きお手入れもしたスパティフィラム・メリー
こちらがお手入れをしたスパティフィラム・メリーです。
スッキリとしたというようり、全体的に葉が少なくかなり寂し気な姿になりました。
何故根元が変色して溶けたような状態になったのか原因ははかりません。
残念ながらその根元が黒く変色した1株を除去することになりましたが、このように根元にも元気な様子があります。
また新しい葉が元気に生長していますので、このままなるべく生育期まで状態を維持したいと思います。
UCHIのスパティフィラム・メリーは少し寂しい雰囲気になってしまいましたが、あのまま不穏な様子を感じる根元が黒く変色した株を残して置くのは最善とは思えないので仕方がないかと思います。
しかしそれ以外の株は冬でも水も与えていることと、遮光された日当たりのある場所で生長を続け状態も悪くなさそうですので、このままの状態を維持して、次こそは大きく開いてピン張った白い仏炎苞を付けるようにしっかり育てたいと考えています。
引き続きこまめな葉水を続け、スパティフィラム・メリーに新しい変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
177日後の様子をご紹介します。