こんにちは。
今回は、秋の生育期に期待を詰め込んだセネシオ属の多肉植物「グリーンネックレス」の様子をご紹介します。
グリーンネックレスは時季的にはちょっと遅い夏に伸びた茎をカットして見た目を整え、そのカットした茎は増やすために挿し木(敷き詰めるように土の上に置いただけ)で仕込んでいました。
そしてほぼトラブルなく無事に夏を越し、これから生育が活発になると思いますので、親株、子株が今どういった状態なのか、それぞれの現在の様子をご紹介し、子株は親株と違った育て方をするため準備しましたので、その様子も併せてご紹介します。
今回の目次
- UCHIのグリーンネックレス
- 子株のグリーンネックレスの植え替え
- 植え替えた子株のグリーンネックレスと親株
UCHIのグリーンネックレス
UCHIのグリーンネックレスは2021年7月15日に、親株のように生長した子株の様子と併せ、過去の経験を活かしながら、適期ではない夏に、増やすために仕込んだ様子をご紹介しました。
その後は冒頭でもお伝えしているように、それぞれのグリーンネックレスはほぼトラブルなく無事に夏を越し、秋も中盤に差し掛かることもありこれからますます生育が活発になると思います。
そこで子株は親株と違った育て方をしたいと思いますが、その前にまずは親株、子株のグリーンネックレスが今どういった状態なのか、前回のご紹介から2ヶ月半が経った、それぞれの現在の様子をご紹介したいと思います。
こちらがUCHIのグリーンネックレスの様子です。
今夏はほぼトラブルなく過ごせた親株のグリーンネックレスですが、活発な生長を始めだすのがやや遅い気がします。
そしてほぼトラブルがなかったとしているほぼの部分ですが、何故か写真中央の茎についている葉だけは、このように葉焼けして変色している様子があります。
こういった様子からほぼといった表現を使いました。
けれども以前夏に傷んだ様子からすれば、この程度で済んでよかったと思います。
そしてこちらが夏に親株の伸びた茎をカットして、そのカットした茎を敷き詰めるように土の上に置いた子株の様子です。
結構乱雑なやり方に思えたかもしれませんが、このように無事に根付いて、葉も親株よりイキイキとした様子で、大きめの葉はピーチネックレスのようなカタチをしていたりもします。
そしてもちろん夏の間は意味(効果)があったのかは定かではありませんが、黒いビニールポッドだと少し日に当たっただけでも熱くなる可能性があるので、このベージュ系のプラスチックの鉢に入れて温度の上昇を緩和するようにしていました。
おそらくこのまま日の当たる場所に置いて育てていると順調に生長して、溢れかえる様子へと変化するものだと考えられますが、置いて育てるには場所の問題もあり、そして親株がすでにそういった育て方をしています。
そこで同じ育て方をしてご紹介してもつまらないと思うので、少し前にアーモンドネックレス(京童子)を吊り下げられる鉢に植え替えています。
そこで子株のグリーンネックレスは親株とは違う別の育て方をした様子をご紹介したいので、同じ吊り下げられる鉢へ植え替え育てたいと思います。
それでは子株の植え替え作業を始めます。
子株のグリーンネックレスの植え替え
吊り下げるための鉢は、もちろんここ最近よく登場しているこちらのプラスチックの鉢です。
早速こちらの鉢へ夏に仕込んだ子株を植え替えたいと思います。
しかしこの鉢からすると、大きめのビニールポッドのグリーンネックレスといえど、この1ポッドだけではさすがに物足りなさがあります。
そこで同じように仕込んでいた子株がありますので、こちらのグリーンネックレスも使いたいと思います。
ただこの株は先代のグリーンネックレスから増やした株で、日陰気味の場所にやや放置気味にしていたこともあり、先にご紹介した子株と色合いが少し違います。
どのぐらい違うのかはまた植え替え後にご紹介したいと思います。
そして植え替えるために、子株のグリーンネックレスをビニールポッドから抜き出しました。
グリーンネックレスはある程度生長すると、細い根が鉢の側面を覆うほどにまで張り廻りますが、さすがに夏から今までの期間ではそういった様子にまでは生長していませんでした。
そこでこのまま根鉢を崩さずに植え替えました。
植え替えは手際良く行い、たっぷりと水を与え1日様子を見ることにしました。
それでは植え替えた子株と、もういちど改めて親株のグリーンネックレスの様子をご紹介したいと思います。
植え替えた子株のグリーンネックレスと親株
こちらが吊り下げられる鉢へ植え替えた、子株のグリーンネックレスの様子です。
2ポッド使いましたが、このようにまだ鉢から溢れかえるような様子ではありませんが、これからのことを考えると今はちょうどよい量だったかなと思います。
土は元の土をそのまま使っていますが、もちろんそれだけでは足りません。
グリーンネックレスなどは一般的な多肉植物よりかは土の保水性が必要となりますので、観葉植物用の土でも問題ないと思いますが、UCHIでは赤玉土7とピートモス3ぐらいのブレンドの土を足して仕上げました。
そして先ほどお伝えした色合いの違いですが、真ん中から左下辺りが夏に仕込んだ株で、葉は濃いめの緑系の色合いをしています。
そして日陰気味の場所に置いていた株は右上の方の株で、淡い緑色をしています。
同じ品種でもやはり日当たり具合でこのぐらい色合いが変わると改めて感じた様子です。
けれども今後は吊り下げられることもあり、同じ場所(日当たりの良い場所)で育てれば、また今とは違った葉の色合いの変化などがあるのかなども楽しみにしたいと思います。
そして秋の生育期の間にグングンと茎を伸ばし、これまでで最も長い茎が垂れ下がる様子へ育てるといったことを目標にしたいと考えています。
また親株ことUCHIのグリーンネックレスにも、先日活発な生長を促そうと、水と肥料(緩効性肥料)を与えました。
これで必ず変化があるとはいえませんが、できることなら鉢から溢れんばかりの様子を目指したいと思います。
UCHIのグリーンネックレスは夏から今までの間での変化はほぼありませんでしたが、これからに期待が持てると思いますので、親株だけでなく子株も含めそれぞれのグリーンネックレスには、秋の生育期の間での変化に対してかなりの期待を詰め込みました。
その思い通りに、特にこれまでとは違った育て方をする子株はいい感じになるのか気になると思いますので、その頃には秋の生育を終えていると思う12月上旬辺りにどういった変化があったのか、その時のそれぞれの様子をご紹介したいと思います。
今回ご紹介したグリーンネックレスの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。
また過去のグリーンネックレスの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。