おはようございます。
今回は、ドラセナ属の観葉植物「マッサンゲアナ」に幹の異変を感じましたので、その様子をご紹介します。
園芸店やホームセンターなどで販売されているマッサンゲアナは「幸福の木」として人気があり、長い幹の株と短い幹の株の二株を一緒に植えて販売されているものをよく見かけます。
UCHIのマッサンゲアナも長い幹の株と短い幹の二株を一緒に植えられているものですが、その長い方の幹に異変を感じましたのでその状態と対処した様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのマッサンゲアナ
- マッサンゲアナのお手入れ
- お手入れしたマッサンゲアナ
UCHIのマッサンゲアナ
UCHIのマッサンゲアナはに、葉の変色が気になり、原因を調べ、カイガラムシの被害と断定してお手入れした様子をご紹介しました。
このご紹介から5ヶ月以上が経ち、これまでは特に問題なく過ごしていましたが、長い方の株の幹に少し気になる様子があります。
まずはそのマッサンゲアナの現在の様子をご紹介します。
マッサンゲアナはお手入れ後は、心配していたカイガラムシの被害や影響などでの異変はなく、落ち着いた様子で過ごしていました。
しかしこのように、わき芽の付け根付近が枯れ初めている葉と、もうすでに完全に枯れた葉があります。
またこのわき芽は葉の色が薄く、奥には黄色く変色した状態の悪い葉があります。
この葉の状態から、葉の隅々まで様子をじっくり見ましたが、前回のようにカイガラムシの被害ではなさそうです。
原因を探るため、さらにマッサンゲアナをよく観察してみると、二株あるうちの長い幹の株の根元付近がカビているような様子があります。
またこの幹にはハリがなく、シワシワになっている感じがします。
幹だけではなくその周辺も白っぽくカビていて、かなり状況的にまずそうです。
状態を確かめるために、急いでマッサンゲアナのお手入れをしたいと思います。
マッサンゲアナのお手入れ
この幹のわき芽には、2枚の葉があり、そのうちの1枚の葉は付け根付近から完全に枯れています。
またもう1枚の葉も変色し始めていますので、思い切って取り除きます。
このように付け根から取り除いたのですが、なにやら悪臭がします。
この葉の付け根付近からも異臭がするので、やはり幹に問題がありそうです。
そして幹に触れてみて、原因がはっきりとわかりました。
この長いマッサンゲアナの幹は、幹と表面の皮との間に空洞があるような感触です。
また根元は特にブニョブニョした感触で、この感触からしてこの株は根腐れしてしまったようです。
一旦幹を抜き出してみましたが、表面の皮が簡単に剥がれ、内側がカビていました。
残念ながらこの株は、もう諦めるしかなさそうです。
残っている幹はしっかり中が詰まっているような硬さとハリがあり、しっかりとしていて現状は問題はなさそうです。
とりあえず抜き出した株の空いた部分を埋めます。
埋める前に化成肥料を与え、空いた穴を埋めました。
長い幹の株は残念な結果になりましたが、しかし思いつく原因としても、水を与え過ぎたといった心当たりもありません。
何故このように幹がブニョブニョになったのか原因はわかりません。
お手入れしたマッサンゲアナ
UCHIのマッサンゲアナはこれまで2株あったので、1株減るとやはり少し寂しい姿になってしまいました。
この残っているマッサンゲアナは元気なので、一枚一枚葉水しながらホコリやヨゴレの掃除をしました。
このように根元付近からもわき芽が出ていて元気に生長していますので、引き続きしっかり水の管理をして育てていきたいと思います。
最後にこちらの幹にも残っていた枯れた葉を除去してお手入れも完了です。
今回は何故長い幹の株だけが根腐れしてしまったのかわかりませんが、根腐れしてさらに幹が腐ってしまうと、そこから害虫が発生する可能性もあるので残念ながら取り除きました。
この状態からやはり水の管理が原因ではないかと思います。
今後は水の量をより控え、残っている短い幹のマッサンゲアナをしっかりと管理して元気に育てていきたいと思います。
またUCHIのマッサンゲアナに変化の様子がありましたら、その様子をご紹介したいと考えています。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
121日後の様子をご紹介します。