迷って外したドラセナ・スルクロサの植え替え

こんにちは。

今回は、迷って外したドラセナ属の観葉植物「ドラセナ・スルクロサ」の植え替えの様子をご紹介します。

植物を育てていると、まだまだ経験不足から想定外はよくあることですが、ドラセナ・スルクロサを植え替えしていると、思いがけない想定外に遭遇してしまいました。

けれども初めてしまったからにはやり終えるしかないと思い、迷いながら植え替えを進めました。

そこでそのことが影響しなかったのかなど、植え替えから約2週間経ちましたので、現在のドラセナ・スルクロサの様子と併せ、その植え替え作業や、どういった想定外があったのかなどをご紹介したいと思います。

今回の目次

  • UCHIのドラセナ・スルクロサ
  • ドラセナ・スルクロサの植え替えと想定外
  • 植え替えをしたドラセナ・スルクロサ

 

UCHIのドラセナ・スルクロサ

UCHIのドラセナ・スルクロサは2021年9月21日に、どちらの色合いも嫌いじゃないと、新葉とある程度生長した葉の違いなどと併せ、初めてのご紹介をしました。

 

このご紹介から約2週間が経った2021年10月4日に、そろそろ環境にも慣れ落ち着いた頃だろうと考え、まだ気温が高い間に植え替えをすることにしました。

それでは早速ですが、まずはその時のドラセナ・スルクロサの様子をご紹介します。

 

 

こちらが前回のご紹介から約2週間が経った、UCHIのドラセナ・スルクロサの様子です。

ご覧いただいているように、約2週間しかたっていませんので目立つ変化はありませんが、それでも多少の変化はあります。

 

 

まず一番変化がありそうな、黄色の斑が印象的な比較的新しいこの葉ですが、この葉には特に変化はありませんでした。

 

 

しかしうれしい変化としては、このように新しい葉が開き始めているようすがうかがえます。

まだ斑は白寄りの黄色系といった感じですが、おそらくもっと生長するとやっぱり黄色くなるようなに感じられます。

 

 

けれどもこのように残念な変化もあり、前回のご紹介時にやや痛み始めているような色合いだった葉は、当然のように枯れてしまいました。

 

このように些細な変化はありましたが、全体的には目立つ痛みのようなものはなく、こういった様子から植え替えをしても問題ないと思いますので、さっそく余っている今より大きめの鉢へ植え替えたいと思いますが、この際に想定外がありましたので併せてご紹介します。

 

 

ドラセナ・スルクロサの植え替えと想定外

余っている大きめの鉢とはこちらの鉢で、この鉢はまた改めてご紹介しますが、ベンジャミン・スターライトを植えていた鉢です。

 

 

とても残念ですが、ベンジャミン・スターライトを枯らしてしまいましたので、この鉢は空いてしまうことになりました。

 

それでは一旦気を取り直して、ドラセナ・スルクロサの植え替えを進めたいと思います。

 

 

植え替えるためにドラセナ・スルクロサをビニールポッドから抜き出しました。

 

 

そしてこちらが植え替え時のドラセナ・スルクロサの根鉢の様子で、まだ下の方で根が見て取れる程度ですので、このまま植え替えしてもよさげな印象です。

 

 

そこで少し側面あたりをほぐすつもりが、ぼろぼろと簡単に土が落ちてしまい、気が付けばアッという間にこのような状態になってしまいました。

またやってしまったなと思っていると、ここでこれまでとはちがう想定外に気が付きます。

それはご覧いただいているように、何やら黒いプラスチックが見て取れることです。

 

 

そこで土をさらに振るい落してみると、このプラスチックはおそらく数株の苗などをひとつに束ねるために使う製品のようで、これはどうするのか、このまま植えてよいものなのか悩みました。

しばらく悩んだ末、このままではいずれ(かなり先)この束ねるためのプラスチックが邪魔になるのではないかと考え、そんなことしていいのかわかりませんが、思い切って外すことにしました。

 

プラスチックはハサミで簡単にカットできたのですが、下の方の根がプラスチックから出ている辺りの作業は難しく、根に傷を付けないよう慎重に作業しましたが、作業を進めていると想定外はこれだけではありませんでした。

 

それはさらにこの内側に、白いスポンジのようなものがまかれていたことです。

 

やっぱりこういった作業は止めておけばよかったかなと思いながら、ここまで来たらやり終えるしかないと思い、結局そのスポンジも取り除くことにしました。

 

 

プラスチックの製品を取り除くより作業は難しく、根はブチブチと切れ、その都度冷や汗が出てきます。

そして時間はかかりましたが、何とか全て取り外すことができました。

 

根を切ってしまったこともあり、またこのように根をむき出しの状態にしてしまったので、枯れるのではないかと思いつつ植え替えを済ませました。

 

それではこの作業から約2週間が経った、今朝のドラセナ・スルクロサの様子をご紹介します。

 

 

植え替えをしたドラセナ・スルクロサ

こちらが植え替えをした、今朝のUCHIのドラセナ・スルクロサの様子です。

植え替えをして約2週間経ちましたが、1枚葉が枯れただけで、このような状態を維持しています。

 

 

先ほどの少し離れた場所からの撮影だと、ドラセナ・スルクロサは傾いているように見えたと思いますが、それは置き場所をより暖かい部屋に移したことが影響していて、その場所は日が上(このような角度)から差し込むことも多少なりと関係していると思います。

 

 

またこのように新葉も生長してより開いていて、色も上の方から濃くなりつつある様子が感じられます。

 

 

そして根元付近をよく観察してみると、また新たに新しい葉が開こうとしているので、こういった複合的な様子から、プラスチックの製品などを取り除いた植え替えでの悪い影響は限定的で安堵しています。

 

ただあのプラスチックの製品やスポンジは取り除いてよかったのか今も気になります。

そこで読者のみなさまに質問させていただきます。

 

苗を束ねていたプラスチックの製品について

  • 植え替え時にプラスチックの製品は取り除いてもよい (62%, 8 票)
  • どちらかわからないので気になる (31%, 4 票)
  • プラスチックの製品は、取り除いても、取り除かなくてもよい (8%, 1 票)
  • プラスチックの製品は取り除かず植え替えた方がよい (0%, 0 票)
  • その他 (0%, 0 票)

合計投票数: 13

貴重なご意見をいただきありがとうございました。

 

※黒のプラスチックの名称がわからないのでプラスチック製品とさせていただいています。

 

 

ただ植え替えの影響は限定的でしたが、今のこのような倒れ掛かる様子は、和名で星千年木(ホシセンネンボク)とも呼ばれる、この印象的な黄色や白系の斑点模様が入った葉の魅力を半減させてしまいます。

 

 

迷って外したプラスチックの製品やスポンジは、取り合えず今のところ影響はなさそうなUCHIのドラセナ・スルクロサ。

このまま傾いた様子のまま育てるのではなく、もうしばらくしたら支柱などを使ってなるべく上向きに立ち上がるよう樹形を整えながら育てていきたいと思います。

 

まだしばらく今後の様子が気になりますが、水の与え過ぎには気を付けながら冬越しをして、春前あたりにその時のドラセナ・スルクロサの様子をご紹介したいと思います。

 

今回ご紹介したドラセナ・スルクロサの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。

また過去のドラセナ・スルクロサの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。